2010年6月2日水曜日

今日の和裁塾は...

またまた、新規ご入会の方が2名、嬉しいです。
満足して頂けるよう努めたいと思います。
お1人は見学のみでしたので、受講は4名でした。

Oさんは、8寸名古屋帯の仕立てと、単衣の袖丈詰めです。
しぶい柄のアンティークですが、縞に織られたお召し生地に、
裏から藍でもみじの葉が染めてあり、縞の間からもみじが見えるという凝ったものでした。
布が堅めで針通りが悪く苦労なさっていました。
次回には完成です。

Sさんは、前回に引き続き単衣の色無地の裄と身幅の直しです。
この単衣は紋意匠という生地の色無地ですが、この生地はすごく堅くて針通りが悪く大変です。
針が折れたり、曲がったりかなり苦労されていました。
一時流行ったので、私も何枚か縫いましたが、最近は見かけなくなりました。
その原因はこの堅さにあるのでは...と思います。
今日の完成を目指していたのですが、宿題をする時間がとれなかったとの事で
完成は次回となりました。

Nさんは、誂えた紬の単衣の褄下が短すぎてお直しです。
縫いやすい布で楽でしたが、広衿の仕立ては初めてでちょっとてこずりました。
次回完成です。早く縫わないと単衣シーズンが終わります。
頑張りましょうね。

Kさんは、今日ご入会頂きました。
手始めは、ご主人の浴衣です。
ちょっと変わった染めの市松柄です。
バッチリ柄合せも決まって、今日は袖を縫いました。
仕上がりが楽しみですね。
この夏に着られるように、頑張りましょうね。

そして、見学のTさん、ご入会頂いて次回からお稽古です。
最初は、うそつき長襦袢の替え袖をお縫いになるそうです。
無双袖は袖下の止めがポイントです。
誰にでもきれいに縫える方法をお教えします。

皆さん、山あり谷あり苦労しながら縫っていますが、
それだけに、出来上がった時の喜びはひとしおです。
頑張って続けて下さいね。

お訪ね↓下さいませ(^u^)
〔 和裁塾 縁 会 〕

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