2012年6月4日月曜日

和裁塾だより 6/3

昨日に引き続き、今日も和裁塾開講です。

Tさんは、袋帯の芯入れです。
夏物の袋帯ですが、小さく畳んでしまってあったようで、折り筋がいっぱいです。
お太鼓の真ん中にも折り目が有ったので、まずは筋消しから…
帯を裏返しにして、幅を測り芯をカットします。
帯芯に少し緩みを入れながら、芯を綴じて行きます。
帯芯は堅いので縫い付けるのは大変、根気がいる仕事です。
帯はお家でする事にして、次は長襦袢の仕立てをします。
まずは洗い張りの端縫い解きからです。
裁ち切り寸法を測って、身頃の標を付けました。
内揚げの縫いと背縫いが宿題です。
長襦袢を1枚仕上げたばかりですから、大丈夫ですね。

SⅠさんは半襦袢を縫っています。
脇の絎けが出来上がって、衿付けに進みました。
衿の標付けが済んでいなかったので、標を付けてと思ったら布が足りずに接ぎが入りました。
標付けが済んだら、新モスで力布を作って衿肩周りに縫いつけ、それから衿付けです。
衿付けは、衿肩周りの緩みの具合が難しく待ち針が大変なのです。
衿付け終了で時間になりました。次回は衿幅を付けて絎けに入ります。
お袖も縫ってしまいましょうね。可愛い半襦袢が出来そうです。

Nさんは小千谷縮を縫っています。
背縫いが済んで、後ろ幅を付けようと思ったら、見た目から想像する寸法より身幅が狭いようです。
もう少し広い方が良いのではという事になり、身幅の割り出しから致しました。
寸法が決まって後ろ幅を付け、脇縫いに進みました。
次回は、脇を絎けて衽付けに進みます。この夏着用を目指して、スピードアップしたいです。

Ⅰさんは木綿の単衣です。
お袖を途中まで縫っていらしたのですが、袖口止めの辺りの絎けに問題発覚、手直しです。
丸みを作って仕付けを掛けて、両袖完成です。
身頃は居敷き当ての手直しをして、前幅の標付け、衽付けまで進みました。
次回は衿付けまで進みたいですね。

Kさんも木綿の単衣です。
脇縫いまで済んできせを掛けて縫い代を折り、袖付け周りの縫い代を絎けます。
縫い代がつれないように気を付けながら待ち針ができました。
浴衣を3枚縫って、今回で4枚目ですから、全然覚えられないと言いながら、少しづつ身について来ました。
次に居敷き当ての裾を三つ折りぐけにして、背縫いに綴じました。
次回は脇縫いに居敷き当てを綴じて脇の絎けをします。

SNさんは2枚目の浴衣です。
藍地の浴衣らしい桔梗柄です。
布を見積もるとギリギリです。
丈に余裕が無いので柄合わせが大変でしたが、何とか終了。
標付けもすべて終わりました。
繰り越し揚げと、背縫いが宿題です。次回は袖も縫いましょうね。

昨日よりはやや涼しかったものの、やはり湿度の高さは6月です。
みなさまお疲れ様でした。

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2012年6月3日日曜日

和裁塾だより 6/2

ご病気でしばらくお休みされていたKYさんが復帰され、6名参加で開講致しました。

KYさん復帰1作目は、袷の身幅詰めです。
脇縫いで5分詰めるので、袖付けも直す事になります。
まず、袖を外しました。
次に、裏の脇縫いを解いて表に標を付けました。
表の身幅を5分詰めて脇を縫い、表に合わせて裏も縫います。
どう縫ってあるかで、直し方が変りますから、寸法直しは大変です。
マイサイズ目指して頑張りましょう。

KJさんは浴衣、両面染めの素敵な柄です。
袖の丸みを作って仕上げ、背縫いを2度縫い。
後ろ幅を標して脇縫いに進みました。
次回は衽、スピードアップしましょうね。
御簾と小袖の雅な柄、お洒落な浴衣になりますね。

Ⅰさんも浴衣です。
早く縫い上げたくて頑張っていますが、この浴衣、布の丈も幅も足りなくて手間が掛るのです。
脇縫いまで進んで衽付けですが、布が足りなくて別布を下前の衽に足します。
上前の柄合わせをして、下前の足し布の位置と分量を決めて接ぎをして、やっと標付けです。
宿題を沢山とのご希望なので、衽付けと褄下絎けが宿題です。
次回衿付けに進めれば、後2回で完成です。頑張って下さい。

SKさんは袷を縫っています。立涌柄のお召しです。
身頃を縫い始めていますが、標付けがまだ済んでいなかったので、柄を合わせながらすべての標付けを済ませました。
立涌柄は、身幅が決まってから柄合わせをした方が確実に合わせられます。
次回は袖縫いから、順番通りにいたしましょう。

STさんも袷、無地の紬です。
やはり、表の縫いを進めていますが、標付けが残っているので衽と衿の標を付けました。
これで、表は縫えますね。
次回は、袖も縫いたいと思います。

Nさんは半襟付ての続きからです。
裏側を縫い付ける時は、半襟をつらせ気味にすると着た時にきれいです。
そして、袷の裄直しをしたいという事で、袖付けを解きだしたのですが…
糸が弱っていて、引っ張っただけで糸が切れてしまいます。
このような状態の着物は、着ている時に、何かのはずみでビリっと背縫いや脇縫いがほころびてしまう危険が有ります。
そんな危険は冒したくないという事で、すべて解いて縫い直す事にしました。
残念でしたが、5時までひたすら解きました。

蒸し暑い日でしたが、みなさん熱心に針仕事の1日となりました。
体調を崩されている方も多いようですが、どうぞお気を付けて宿題頑張って下さいね。

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2012年6月2日土曜日

組糸を染めました

今年孫が七五三を迎えるので、着物と帯に合わせて帯締めを組む事にしました。
組紐の先生からアドバイスを頂き、鶸色系の大暈しと金糸で亀甲組を組む事にしました。
これを決めた時は、道明展の準備で先生方は大忙しでしたので、染めをお願いできる状況ではなく、自分で染める事にしました。
なのに、今まで染められなかったのですから、お願いしても良かったかもしれませんが「自分でやります」と言った手前やってみました。
お教室では染めの実習も有りますし、講習では、段染めや暈し染め、藍染めも教えて頂きましたが、1人で自宅で染めるのは、初めてです。
染料は、以前に教室でわけて頂いたのですが、先日、道具も買い揃えました。
そして、テキストと過去のノートを熟読して始めました。
結果は…
右から2番目の暈しを亀甲の帯締めに、薄紅梅を配色して他の物で巾着や鼻緒などを作るつもりです。
この写真は染めたばかりで濡れているので、色が濃いのですが、乾いてくると薄くなります。
暈し染めは、段染めに近い感が有りますが、まあ良しとします。
乾いたら早速組み始めようと思っています。

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2012年5月30日水曜日

和裁塾だより 5/30 上っ張り&水屋袴完成

MTさんの上っ張りと水屋袴完成しました。
ほぼ出来上がっていたのですが、今日紐を付けて完成しました。
おめでとうございます。お疲れ様でした。
撥水加工済みのポリエステルの着物地で作りました。
この水屋袴は、もんぺを穿く時のように裾を帯や腰紐に挟んだりしなくても良いので、着物の裾がしわになる事がありません。
撥水加工をしてあるので、茶会の前の露地の水遣りには打って付けです。
雨降りの激しい時、雨ゴートの下に穿いたら良いと思います。
上っ張りもお揃いで、着物で家事も楽しく出来そうです。
次は、8寸名古屋のかがりの続きです。
疑問点を解決した後は、お家でコツコツかがります。
そして、半襦袢を作ります。新モスを裁って標付け、背縫いと脇縫いまで進みました。
脇縫いの絎けと裾絎けが宿題です。頑張ってね。

Tさんは紬の単衣です。
衽の絎け、裾絎けができて、いよいよ衿付けに進みました。
衿肩周りにバイヤスの力布を付けて、待ち針で身頃に衿を止めました。
緩みの配分が上手くいかず少々手直し、表衿と裏衿で身頃を挟んで一緒に縫います。
衿付けは本当に大変です。
次回は共衿を掛けて、衿先と裏衿の絎けです。そして袖付けで完成、もう少しですね!

Aさんは肌襦袢が出来上がって、今日からいよいよ浴衣です。
寸法決めに持っていらした、呉服屋さんで誂えたという浴衣。「この寸法で…」とおっしゃるのですが着て見ると、身丈と裄は合っていますが、身幅が2寸以上広いのです。
そこで、ヒップ寸法から割り出す事にしました。
寸法が決まったら、裁ち切り身丈を出して、用尺の計算です。
そして、柄合せです。注染に付き物の型継ぎに染めむらが有り、難航しましたが、袖と身頃の標付けまで進みました。
内揚げと、背縫いが宿題です。
次回は標をすべて終えて、袖も縫いたいと思います。

やや遅れていらしたMYさん、浴衣を縫っています。
脇縫いまで出来上がり、衽付けに進みました。
前幅の標を付けて、衽下がりから衿肩明きまでの衿付けの標も付けました。
衽を付けて、縫い代を折り絎けにします。左右の衽のここまでが宿題です。
褄下絎け、裾絎け、衿付け、袖付け、と進みます。
遅くてもあと3回で仕上げたいと思います。

Nさんは、お久し振りの参加です。
長襦袢の袖丈を出しています。
無双袖の袖丈を直す時は、前袖の裏側袖付けを解いて、そこから裏返します。
標を付けて、端に止めをしたら袖下を縫います。
きせを掛けて表に返します。仕付けを掛けて、裏の解いたところを絎ければ出来上がりです。
次は袷の袖丈を直すはずだったようですが、忘れて来たという事…残念!
まだ時間が有ったので、近所の呉服屋さんで半襟を買ってきて半襟付けをしました。
これが人形町の便利なところです。

Aさんの様に、ご自分では、呉服屋さんで仕立てて貰ったのだから間違いないと思って着ていらしても、実は全く身体に合っていない事もあるのです。
寸法については、以前のブログでも紹介しています。参考にして下さい。

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2012年5月27日日曜日

和裁塾だより 5/27

昨日に引き続き、今日も和裁塾開講です。

1番乗りのTHさんは、昨日と連続参加です。
袖丈直しの続きです。残りの片袖の丈を詰めて完成しました。
次も袖丈の詰めをしたいとの事、ですが両袖口の山辺りに虫食いの跡らしい穴を発見!
この位置で接ぎをしたのでは目立ち過ぎるので、前袖付けの方へ穴を移動するために、袖をすべて縫い直す事にしました。
身頃から袖を外して、袖をすべて解きます。
穴が、前袖の袖付け側に来るように左右の袖を入れ替えます。
袖山の位置を替えて、前袖の下方をカットします。
そして、標を付けて、袖を縫いました。
次回は袖を仕上げて、穴をふさぎ、袖付けに進みます。
1枚づつ着られる物が増えて行きますね。

TDさんは長襦袢です。
今日はいよいよ上衿付けです。
新モスを裁って、標付けをしました。
身頃には、肩当て変わりの力布を、衿肩明きに付けました。
衿を身頃の標に合わせて待ち針を打ち縫い上げました。
次に衿幅の標を付けて、標しで折上げ、縫い込みに綴じを入れます。
衿幅を整えて仕付けで止めました。
衿の絎けは宿題にして、衿先を作りました。
衿先は大分できるようになりましたね。なかなかの進歩です。
次に袖付けをしました。袖裏を絎け付けて完成です。
衿も袖裏の絎けもご自分でできますので、自宅で完成です。

Sさんは、うそつき半襦袢を縫っています。
脇縫いまで進んで、脇縫いの絎けですが、前身頃の裾から、肩山を通って後身頃の裾まで折絎をするのはなかなか大変です。
両方の脇絎けが済んで、裾の絎けまで進みました。
次回は衿を付けて、袖も縫いたいと思います。

HGさんも昨日から連続受講です。
衿肩明きに力布を付けて衿付けに進みました。
反物の丈が不足したので、下前衽に足し布をし、衿丈不足も下図のように工夫しました。
衿付けはかなり大変だったようですが、何とか終了。
次回には衿を仕上げて、袖付けに進みます。完成にぐっと近付きましたね。

Ⅰさんも浴衣です。
柄合わせの難しい布で、更に丈が不足だったので身頃に足し布をしました。
今日はひたすら脇の絎けをしました。
衽丈にも足し布をしなければならないので、次回に柄合わせをして、足し布を決め標付けをします。
柄合わせが難しい布なので、身頃を縫ってから柄合せをする事にして後回しにしていたのです。
順調に行けばあと3回です。頑張りましょうね。

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2012年5月26日土曜日

和裁塾だより 5/26

先週と今週は平日クラスが無かったので、1週間振りの開講となりました。
お休みの方がお二人で、4名のご参加でした。

Sさんは、紬の袷を縫っています。
表身頃の脇縫いまで進んでいたのですが、なぜか衽丈が合わないので縫い直したいとの事。
内揚げ部分と脇縫いを少し解いて、内揚げの標を付け直して縫いました。
元のところまで縫い進んだところで、今日は早くお帰りになりました。
袷は2枚目ですし、表も裏も衽付けまでならご自分でできます。
時間が有ったら進めて下さい。お疲れ様でした。

THさんは、袖丈の詰めです。
1枚目の着物を拝見すると、袖山や肩山に折り切れが見られました。
他の部分も弱っている可能性があるので、着用は諦めました。
別の着物は、大丈夫そうなので袖丈の詰めをしました。
袖付けも短かったので、そこも直しました。
片方の袖まで出来上がったところで、時間となりました。
続きは明日、2日連続受講です。

Hさんは、浴衣です。細かい柄の両面染め、綿絽です。
身頃は、衽付け絎けが済んで、褄下絎けまで進みました。
布幅が不足して袖幅をギリギリまで出したので、振りの絎け代が有りません。
そこで、衿幅から7分カットした布を袖の振りに縫い付けました。
Hさんも2日連続受講です。明日は衿付けに進みます。

TMさんはしばらくお休みされていて、お久し振りのご出席です。
浴衣を縫っています。
脇縫いの絎けの続き、衽付け絎けの続き、褄下の絎けと絎け絎けの1日でした。
次回は衿付けに進みたいと思いますので、残ったところを絎けて来て下さい。
TMさんも、この後日舞のお稽古が有るのでお早めにお帰りになりました。

みなさま、お疲れ様でした。

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2012年5月25日金曜日

道明日本の色名『黄丹』 西欧の色名『ラベンダーグレー』

道明組紐教室 今月紹介の日本の色名は『黄丹・おうに』 
西欧の色名は『ラベンダーグレー』です。

下の写真左から、ラベンダーグレイの暈し笹波組と無地冠組、黄丹の無地と暈しの冠組 。黄丹を使った意匠で御岳組と奈良組です。
右の5本は西洋の絵画シリーズ、ロートレックのフェルナンドサーカスからの意匠です。
 フェルナンドサーカスの意匠に使われた13色
道明展が終了して、先生はお疲れのご様子。
生徒は、作品を並べる事も、片付けも、受付も一切やらないで、お客様扱いです。先生方、毎年毎年、有難うございます。

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