2017年1月18日水曜日

和裁塾だより 1/18

今日は6名でしたが、3名の方が午後からだったので午前中はゆったりでした。

THさんは、八寸名古屋部分芯入れ仕立てが、完成しました。
次作の単衣の見積もりをなさっている間に、私が仕上げアイロンを掛けました。それなのに写真を撮り忘れ、とても良い色柄だったのに残念です。
次作は、絹物の単衣です。
格子の中に規則的に柄が並んでいるので、柄合わせを完ぺきにしたいと思います。
それには、身頃を裁って標し、縫いながらほかの部分柄合わせを考えつつ裁ってゆきたいと思います。
用尺がたっぷりあることが確認できたので、背縫いの柄合わせを考えて身頃を裁ち標しました。
内揚げを縫い始めました。

TMさんは、絹物(たぶんお召)の単衣です。
脇を絎けていらしたのですが、多少釣り合いの気になる所があったので、手直しです。
両方の脇縫い代を居敷当の端でくるんで、身頃に仕付で留めました。
ここの絎けは宿題にして、衽に進みます。
まずは前幅の標付けです。
小さな絣が並んだ柄なので、ここで衽付けの柄を合わせました。
衽の丈がたっぷりだったので、きれいに柄を合わせることができました。
衽の裾を切りそろえて、衽の標付けをしました。
襟付け流れを忘れず測って、終了です。脇絎けをなさっていらっしゃれば、次回は衽付けです。

Oさんは、長襦袢です。
今日は、ひたすら脇絎けの1日でした。
脇絎けが終わったら、居敷当の上端を絎けます。
次回は裾を絎けて、竪襟付けに進みます。
Oさんが結び難い帯が有ってお太鼓の柄が出ないんです。見てくださいとお持ちになりました。
おばあちゃまの帯だそうです。
切ってもいいから締められるようにとおっしゃったのですが、拝見すると、本袋の上等の帯で、たれ先の内側には、なんと龍村平蔵製と有ります。
これは切るべきではないでしょう、ということになりました。
確認すると、お太鼓をあらかじめクリップで形作っておけば、具合良く柄が出せて締められることが分かりました。
今度我が家で、この締め方を講習することになりました。

Mさんは、絹物の単衣です。
前回褄下裾絎けが上手くいかなかったので、もう1度標を確認して、縫い代をきちっと折りしつけで留めました。
かなり時間が掛かってしまいましたが、これできれいに仕上がることでしょう。

Nさんは、長襦袢です。
お袖が仕上がって、今日から身頃です。
糸標を切って、揚げ縫い→こて→しつけ→くけ、と進みました。
次回は背縫いです。

Kさんは、簡単肌襦袢です。
プリントを見ながら、ほとんどご自分で進められました。
脇の袋縫いを終えて、襟ぐりの絎けに進みました。
次回で完成させて、2枚目の浴衣に入ります。

今日は車の方が4名、皆さんお優しくて電車の方を最寄駅(はるひ野・若葉台)まで送って差し上げます。
来週は、水木曜クラスの有志で人形町の洗い張り屋さんにいらっしゃるそうです。
みなさん仲良し、お友達の輪拡大中です。

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