2013年1月16日水曜日

和裁塾だより 1/16 結城縮単衣完成

雪も解けだして交通機関も通常通りと思い安心して表参道で乗り換えたところ、銀座線が止まっているとの事。
急いで向かい側の半蔵門線に乗って永田町まで行き、タクシーで無事に到着しました。やれやれ
皆さん今日が初稽古で張り切っていらっしゃいました。

STさんはお子さんの浴衣を縫っています。
身頃が衽付けまで済んで、襟付けに進みました。
地襟に共襟を縫い付けて、襟肩明きには力布を付けました。
襟に適度な緩みを入れて、待ち針で止め襟付けを縫いました。
縫い目にきせを掛けて、襟幅の標を付けて、共襟下に忍び綴じを入れ襟を絎けました。
STさんはお子さんのお迎えのため、お早くお帰りになりますのでここまででした。
次回襟先と、袖付けができると思いますので、浴衣は完成しますが、子供用はそれから肩揚げ、腰揚げ、付け紐をしなくてはなりません。
あと2回で仕上げたいですね。

KJさんは結城縮の単衣です。
居敷当ての裾の千鳥かがりや身八つ止まりの閂止め、襟のスナップ付けなどを終えて完成しました。
ご覧ください。
柄のアップです。結城ならではの亀甲絣も入っています。
完成おめでとうございます。お疲れ様でした。

KYさんは浴衣を縫っています。
衽付けををしました。褄下は絎けていらしたので、褄先の額縁を作って裾の絎けに進みました。
次回は襟付けです。順調に進んでいます。

SIさんは、うそつきの半襦袢です。
前回袖付けが途中になっていましたので続きからです。
片方の袖付けでアクシデントが有りましたが何とか終了、半襟付けに進みました。
いつもは差し込み芯を使っているそうですが、バイヤス襟芯を付けてみました。
芯は硬くて縫うのが大変ですが、襟元は決まると思います。
これで完成です。お疲れ様でした。

Tさんはお風邪で体調の悪いところ、午後からだけでも…といらっしゃいました。
絽の小紋を縫っています。
居敷当ての脇綴じを入れて脇の絎けを仕付で押さえました。
仕付で押さえてから絎ける方が失敗が無いので…と
Tさんは丁寧なお仕事をされるので、仕上がりがとてもきれいです。
透けない物は居敷当ての端と一緒に折りこんで絎けますが、透けるものは、居敷当ての端が表から透けて見えるので、表の縫い代の上に重ねて絎けます。
次回までに、きっと美しく絎け上がって来ることでしょう。
でも、まずはお風邪を治して下さいね。お大事に!

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