2012年8月26日日曜日

和裁塾だより 8/26 

今日も暑い1日となりましたが、5名の参加で開講しました。

1番最初に元気よく現れたのは、Iさんです。
綿麻の織縞に、注染で藍の花柄が染められたシックな浴衣を縫っています。
宿題だった袖ができていなくて、そこからスタートです。
両袖をほとんど縫い上げ、身頃の繰り越し揚げを縫って絎けて背縫いに進みました。
時間で途中になってしまいましたので、背縫いの2度縫いまでが宿題です。

Kさんは、綿の単衣を縫っています。
褄先の額縁を作って裾を絎け、襟付けに進みました。
身頃の襟肩空き周りには力布をつけて、地襟に共襟を縫い付けました。
襟と身頃の釣り合いを考えながら待ち針で止めて、裏襟も一緒に縫います。
次回は襟をまとめて、袖付けに進みたいですね。
秋の単衣シーズンに間に合いますね。

Mさんは袷の附下を縫っています。
お袖を縫いました。
袖口布は付いていたので、袖口合わせから始めました。
表に緩みを入れて表と裏の袖口部分を縫います。
袖口下は表裏別々に縫って、とじ合わせそこからは4つ縫いにします。
両袖縫えましたと嬉しそうでしたが…残念!左袖を2枚縫っていました。
口下の止めまでは、間違いなかったのですが、口下のきせから間違えてしまったようです。
後ろ袖付けの標を裏と表の間に入れるということを忘れないようにしましょう。

Nさんは小千谷縮を縫っています。
今日は、襟のまとめからです。
襟付けにきせを掛けて、襟の中の身頃や衽の縫込みを斜めによく伸ばして、三つ襟芯を縫い付けます。
襟幅の標を付けて、出来上がりに折り、共襟下に忍び綴じを2本入れて、裏襟は2部控えて絎けます。この時襟先20㎝は残しておきます。
襟先を作って、残りを絎けて襟は完成です。
そして袖付けに進みました。少し遅れていらしたので、完成にはなりませんでしたが、あとはお家でできそうですね。
次は、絽の単衣を2枚同時進行でお縫いになるそうです。

Hさんは、叔母様に頼まれたという道中着を縫っています。
コート類は縫い代をすべて割るので、まっすぐ細かい針目で縫うことが必要です。
今日は、背縫いの箱チドリを縫い、肩滑りの背綴じをして袖付け周りにしつけを掛けました。
それから脇縫いの絎けをしました。
裾絎けをしたら、襟付けですから、次回は襟付けに進めそうですね。


貴重な日曜日、またお暑い中、ご参加ありがとうございました。

にほんブログ村ランキング参加中です。
よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
お訪ね下さいませ(^u^)




0 件のコメント:

コメントを投稿