2012年2月5日日曜日

和裁塾だより 2/4

立春を迎え寒さも少し緩んだ今日、5名の参加で和裁塾は開講致しました。

SGさんは、和裁塾縁会初の袷をお仕立て中です。
裾合わせが終わって、褄先を作りました。
褄先を形よく作るのはなかなかコツのいる仕事です。
この後褄下にゾベで躾をします。
そして身八つ口を縫いました。身八つ口から胴裏が覗かないように2ミリ控えて縫い付けます。
その後袖付けをして、裏表の釣合いを見るのですが、袖付けは最後だと思って、袖は持ってこなかったそうです(@_@;)
次回は袖を付けて、裏表のつり合いを調整して、中綴じに進みます。
完成が近付いて来ましたね(^_-)-☆

SZさんも袷です。今日が2回目の受講ですが、和裁の経験がお有りになるので、袷からスタートしました。
前回は表身頃に標を付けました。
立涌の柄合わせは、身頃を縫って肩幅や前幅が決まってからの方が良いので、衽と袖の標しは後回しです。
今日は裏を裁って、標を付けました。揚げ縫いと背縫いが宿題です。
次回は脇縫いまで進んで、肩幅と前幅を確定、袖と衽の柄合わせをして、標付けを終了したいと思いますので、宿題を頑張って下さい。

Nさんはウールアンサンブルのお直しです。
脇縫いで身幅を詰め、肩幅と袖幅を出し、袖丈を詰めます。そして身丈も詰めます。
身丈は裾でカットしたので、褄下が短くなりますから剣先から下の衿付けも直さなくてななりません。
袖付け寸法も短かったので直します。直すところが有り過ぎて大変な事になっています。
脇縫いをして来て下さったので、縫い代の始末をして絎け付けました。
褄の額縁を作ったので、脇の絎けの続きと裾の絎けが宿題です。
着物の袖丈も直しました。丸みができたら表に返して袖幅の標です。
次回は、衿先の始末をして衿裏を絎け、袖付けをすれば着物は終了です。
羽織は、身幅と裄と袖付け寸法と身八つ口を直します。
宿題をどんどん進められますから、次回で終わりそうですね。

Oさんは優しい色合いの木綿の単衣を縫っています。
格子柄の着物は柄合わせが難しいので、脇縫いをして前幅が決まってから衽の柄合わせをする事にしました。
揚げと背縫いが宿題だったので、後幅と肩幅を標して脇縫いに進みました。
次回は衽の柄を合わせて標付けを済ませたいと思います。
袖の柄も合わせて袖も縫いましょうね。
お仕事が忙しくて、宿題の時間もままならないようですが、無理のない範囲で頑張ってね(^_-)-☆

Hさんは午後からの参加でした。
無双袖の胴抜き長襦袢を縫っています。
脇縫い居敷き当てをひたすら絎けました。
裾絎けが少し残ってしまいましたが次回は立て衿付けに進めそうです。
お袖も縫ってしまいましょうね。
2回に渡ってひたすら絎け絎け、お疲れ様でした。

各地の大雪の被害が報道されていますが、今日は暦どおり寒さが緩んだ一日でした。
寒の戻りを何回か繰り返せば、もう春ですね。待ち遠しいです。

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