2015年10月9日金曜日

写真展のお知らせです

第四回 江口愼一写真楽園作品展 『光の森』が開催されます。
拙い作品ですが、私も参加してます。
会期は10月16日~22日です。
会場は、六本木ミッドタウン内にあるギャラリー『富士フィルムフォトサロン』なので、お買い物がてらお立ち寄りください。
その後、札幌、名古屋、大阪、仙台、福岡と来年4月まで開催されます。
東京以外にお住まいの方も、ぜひお立寄り下さいませ。
画像の上でクリックして頂くと大きく表示されます。
 
 
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2015年10月8日木曜日

和裁塾だより 10/7 木綿の単衣完成!

10月に入った途端、朝夕ぐっと涼しくなりましたね。
金木犀も萩も咲き終わり、庭がさみしくなりました。

今日は、はるひ野で5名でした。
TKさんは木綿の単衣です。
布地がやや厚いので、共襟は襟付けをしてから地襟に絎け付ける事にしました。
これは、本来の方法なのですが、最近は(普段着に限ってですが)略式で地襟に共襟を縫い付けてから一緒に襟付けをすることが多いのです。
先ず、共襟の絎け代を2.5分に決めて仕付で押さえます。
共襟先の縫い代を出来上がりに折って鏝で押さえ、地襟に縫い付けます。
そして、地襟にきせが掛らないように気を付けながら、共襟を地襟に絎け付けます。
これが、なかなか時間のかかる作業なのです。
Tさんも苦戦なさっていました。
早じまいされたので、残りは宿題です。

Iさんは浴衣をお仕立て中なのですが、この日着ていらした羽織の袖口が大きかったので直す事にしました。
既製品で買われたそうです。
お店の方は男女兼用とおっしゃったようですが、男物に縫ってあります。
袖付けは付けづめで、衿幅も広いのです。
袖口だけ詰めれば、着れるので直す事にしました。
単衣羽織は袖口布が付いているので、ちょっとややこしいのですが、頑張りました。
羽織を直してから浴衣に戻りました。
襟の残りを絎けて、袖付けに進みました。振りの絎け方までご説明しましたので、次回までに仕上がる事と思います。
お疲れ様でした。

TNさんは、肌襦袢です。
衿を裁ち、接ぎ標付けと進みました。
衿幅の標を付けて、襟絎けまでできました。
次回は、襟先と袖付けで、閂止めをして完成です。
あと一息、頑張りましょう。

TMさんは、絹物の単衣です。
前幅の標を付けて、衽付けに進みました。
寸法を間違えてやり直し、時間が掛ってしまいました。
お疲れ様でした。

Oさんは、木綿の単衣の襟にスナップを付けて、完成です。
写真を撮り忘れたのですが、ご自分で撮って送って下さいました。
ご覧下さい。黒地に多色の線模様の木綿地です。
次は浴衣です。
板締め絞りの規則的に並んだ柄なので、丁寧に柄を合わせました。
身頃と袖を裁って、身頃のみ標が付きました。
衽と襟は縫いながら柄合わせをすることにしました。
次回は袖の標をして、縫い始めたいと思います。
 
 
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2015年10月6日火曜日

和裁塾だより 10/4

10月初めの和裁塾は、京橋でした。

Nさんは木綿の単衣です。
襟付けをなさっていらしたのですが、少々手直しでした。
大変でしたが、直した甲斐があって左右の襟丈が気持ちよく揃いました。
縫い目にきせを掛けて縫込みを伸ばし、三つ襟芯を付けて襟幅しるし、縫込みを綴じて襟絎けまで進みました。
次回は襟先、そして袖付けで完成です。

MYさんは袷です。
裏表の吊り合いをもう1度確認して、胴接ぎで直しました。
やっと、揃いました。お疲れ様でした。
次は、背縫い脇縫いの中綴じをしました。

MJさんは木綿の単衣です。
身八つ下に忍び綴じを入れ、袖付け周りの縫い代を整えてくけ、前幅の標を付けようとしたのですが…脇縫いの裾が揃っていない事が判明。
これは直さねばなりません。
内揚げまで直さなくてはならないかと思ったのですが、身八つ下まで解いて待ち針を打ち直すとぴったり合いました。
前作の浴衣の時に、裾を合わせることが大事と説明したので安心していましたが、記憶の彼方だったようです。2枚目では、覚えきれませんよね。
両方の脇縫いを縫い直して終了でした。
次回は衽付けです。

Hさんは浴衣です。
前幅の標を付けて、衽付けと絎け、褄下の絎けまで進みました。
次回は裾絎けと襟付けです。
来月はお休みだそうですが、年内仕上を目指します。

Sさんはな語や帯です。
今日は芯入れと思ったのですが、宿題だった胴回り縫いがまだでした。
で、今日は胴回り縫いで終ってしまいました。
次回は、いよいよ芯入れになります。
頑張りましょう。

みなさま、お疲れ様でした。有難うございました。

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武相荘に行って来ました

先日、いつものお二人と武相荘に行って来ました。
我家からは、県境を越えたらすぐという近さなのに、なかなか行けず、初めての訪問です。
展示館内部の撮影は禁止なので、ご覧頂けないのですが、白洲正子さんご愛用の品々が展示されていました。菊地洋守さんの黄八丈や田島隆夫さんの紬など拝見できました。書斎の書架には、道明新兵衛著『ひも』がありました。
籠に柿を盛って秋のしつらえ
 
美しい茅葺き ここが展示館です

レストランのテラス席
 
白洲次郎さんこだわりのBAR

白洲次郎さんの愛車
ランチは、タクシーで移動して、はるひ野のアベーテで
お二人の着物は、左Sさん駒生布、右Ⅰさん花織です。
Sさんの帯飾りはハロウィンです。ガラス作家さんにお願いしたという蝙蝠と南瓜。紐は自作なのですが、ハロウィン柄を綾出しで組んであります。素晴らしい!

で、私の着物は、先日と同じ秋名バラの大島単衣に、白茶地の更紗名古屋です。

アベーテでランチの後は、我が家にお寄り頂き、組紐や着物のお話で、楽しい時間でした。
お付き合い有難うございました。
 
  
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2015年10月5日月曜日

和裁塾だより 9/30

大分更新が遅れてしまいました。申し訳ありません。
30日は、キャンセルが相次ぎ3名での開講でした。

TNさんは、肌襦袢です。
脇をミミ絎して、裾絎けに進みました。
肌襦袢は、額縁が沢山あるので、裾を絎けながらマスターしましょうと言ってたら本当にマスターなさった様です。
和裁は初めてで、自信が無いです。とおっしゃっていましたが、そんなことは無いです。綺麗にお縫いになっています。
次回は襟付け、袖付けで、たぶん完成です。

Kさんも肌襦袢です。
襟付けをしました。
襟付けを縫い、襟先を作って、絎けは仕付で止めて宿題にして、早じまいでした。
来春の日舞おさらい会に向けて、お忙しくなるというのでしばらくお休みです。
頑張って下さいね。

TMさんは絹物単衣です。
今日は脇絎け、前身頃、後ろ身頃、居敷当てと3枚一緒の折り絎けなので、表に響きやすく、難しいところです。
納得のいくまでやり直して、コツがつかめたようです。
次回は衽に進みます。

今年も、お彼岸におはぎを作りましたが、餡ももち米も残っているので、お昼休みにおはぎを作って皆さんに召し上がって頂きました。
喜んで頂けて良かったです。
皆様、お疲れ様でした。

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2015年9月27日日曜日

和裁塾だより 9/27

今日は、京橋で6名でした。

MYさんは、袷です。
今日は、裏表の吊り合い直しです。
吊ってみると、上前の衽が大きくずれています。
裏の剣先が合って無いようです。ここは大補修が必要でした。
他の部分は少々の直しで、何とかなったようです。
次回は、もう1度吊って確認してから中綴じに進みましょう。
お疲れ様でした。

MJさんは、木綿の単衣です。
今日は脇縫いと絎けをしました。
脇縫いと絎けと言ってしまえば簡単ですが、
脇縫い→きせ→袖付け周りの縫い代↦身八つ下の忍び綴じ→脇絎けと細かい作業があり、時間が掛ります。
片側の脇縫いと袖付けの標を前身頃に写すところまでが宿題です。
お疲れ様でした。

IGさんは木綿の単衣です。
裾と、褄下の絎けを終えて、襟に進みました。
共襟の柄を確認して裁ち、裏地も裁って標を付けました。
次に、共襟先を地襟に縫い付けました。
次回は襟付けからです。
頑張りましょう。

Hさんは、浴衣です。
脇縫いまで済んで、MJさんと同じく、脇縫い→きせ→袖付け周りの縫い代↦身八つ下の忍び綴じ→脇絎けと進めました。
次に前幅の標を付けました。
次回は衽付けです。褄下裾絎けまで進みたいと思います。頑張りましょう。

Kさんは、ご主人の浴衣です。
襟絎けと襟先をしました。
襟先の止めで苦戦をしましたが、何とか終了。
次回は、袖を付けて完成です。
あと一息、頑張りましょう。

Iさんは、長襦袢です。
居敷当てを裁って、背綴じ両端の絎けと進みました。
今日は午後からで、あまり進みませんでした。
身頃の脇絎け、裾絎けが宿題です。
次回は縦襟付けです。頑張りましょう。

みなさん、お疲れ様でした。有難うございました。

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2015年9月26日土曜日

和裁塾だより 9/26

今日は、はるひ野で3名でした。

Tさんは、今日からお召しの単衣を縫います。
先ずは標付けですが、洗い張り物なので、汚れやきずが無いかチェックしました。
汚れているところを目立たないところに持っていくように決めて、裾を裁ち揃え地直しをして、標を付けました。
身頃と衽の標付けまで進みました。

Uさんは、薄物のコートを縫っています。
今日は袖を縫いました。
コートには袖口布が付きますので、袖口布を裁って標を付けました。
袖口布を付けて口止め、口下から袖下まで縫い丸みを作って、仕付け、袖口布をくけて、片袖ができあがりました。

Fさんは、木綿の単衣です。
脇縫いまで済んで、きせを掛け袖付け周りの縫い代を整えました。
布幅が大変広く、脇縫い代が多すぎるので、三つ折りに絎ける事にしました。
そうなると、前に片返しでは縫い代がごろつくので、脇縫いを2本縫って縫い代を割ることになります。
手間が掛りますが、ご自分の着物ですから納得のいく仕立てをしましょう。
片側の脇縫い始末が終わって、居敷当ての裾を三つ折り絎け、背綴じをしました。
もう片側の脇縫いの始末が終ったら、脇綴じをします。

皆様、今日も有難うございました。
お疲れ様でした。

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