2013年9月23日月曜日

和裁塾だより 9/22

一寸暑さが戻ってきましたね。
トランクルームから道具を運んで来たら、汗が噴き出てしまいました。
今日は5人の参加でした。

Iさんは木綿の単衣です。
脇の絎けが宿題ですが、余りに細かく絎けていらしたので絎け目が目立ってしまいました。
残念ながらやり直しました。
片側を終えて、前幅と衽の標付けをして衽付けまで進みました。
夜なべでなさった宿題が無駄になり残念でした。お疲れ様でした。

Tさんは、肌襦袢を縫っています。
襟絎けと襟先、袖付けと絎けまで進みました。
袖付け止まりに閂止めをすれば完成です。
次回からもう1枚肌襦袢を縫われるとの事、熱心なTさんです。

Oさんは8月初めに見学に来て下さって、やっと今日からお稽古です。
お待たせいたしました。宜しくお願い致します。
一作目は浴衣です。
布幅の半分は薄い緑に蝶の柄、半分は黒地、水流の柄です。
追い裁ちにして個性的な浴衣に仕立てます。
まず、寸法の割り出し、次に総用尺を見積もって、反物の長さを測ります。
計算では、布が不足との事、袖下の縫い代や衽丈で節約して柄合せをしてみるとかなり余ります。
計算ミスでしょうか、測り間違いでしょうか?二回やり直してやっと決定、ここで手間取ってしまいました。
身頃の標付けに入ると、途中で時間切れになりそうだったので、袖の標をして縫いに進みました。
初めての事で、戸惑ってしまいましたね。二作、三作と進むうちに慣れてきますから頑張りましょう。

Kさんは綿ウールのしじら織単衣です。
今日は、居敷当てを付けました。
背綴じ脇綴じをして脇の絎けです。
書くと簡単ですが、表地との釣り合いを考えながら慎重に進めました。
お疲れ様でした。
次回は衽付けに進みます。

Sさんは綿紅梅の浴衣です。
袖口を絎けていらしたのですが、袖口下の縫い代のしまつがちょっと違うようです。
直して頂いたのですが、上手くいかず、二度も直して手間取ってしまいました。
ここは、何方でも、なるべく簡単にきれいにできるよう、もう一工夫してみます。
そしていよいよ襟付けです。
地衿に共襟を縫い付けて、身頃の襟肩明きには力布を付けました。
襟肩明き周りには適度な緩みを入れて、待ち針で止めます。
浴衣では、ここが最大の難所です。
時間切れになってしまいましたので、次回にじっくりと取り組むことに致しました。
お疲れ様でした。

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