2013年7月9日火曜日

和裁塾だより 7/7 継ぎ接ぎで身丈を長くした上布

暑~い一日でしたが、熱心な6人のご参加で開講しました。
そしてもうお一人熱心な方が…前日に入会ご希望のメールを頂いたTさん。
只今土日クラスは満席なのですが、見学に来て下さいました。
お暑い中有難うございました。

STさんはゆかたです。
脇の絎けまで済ませていらっしゃいましたので、前幅抱き幅の標を付けて衽付けへ進みました。
反対側の衽も縫い始め、褄下の絎けまでが宿題です。
洋裁をなさるので、理解が早く順調に進んでいます。
きょうは早じまいでお帰りでしたが、来月末の着用目指して頑張ります。

SGさんは苦心の作、上布の着物です。
何が苦心かというと、お手元にあった身丈の短い仕立て上がりの上布を、解いて洗って、継ぎ接ぎして着られるようにしたのです。
どこに接いだら足し布が隠れるかご自分で考えて、足し布をしてからお持ちになりました。
苦心の跡をご覧ください。
前身頃は、腰紐の位置でおはしょりの中に隠れる部分に足し布を接ぎました。
下前の衽と、共襟の下から下前の地衿まで別布が足してあります。
後ろ身頃は、前と同じく腰紐の位置でおはしょりの中に隠れる部分に別布を足し、その下に元は共襟だったものを4等分して足しました。ブルーの線が接ぎ目です。
ここはお太鼓のたれ先で隠れると思われたようですが、下の接ぎ目が横から見えるので(ほとんど目立ちませんが)これはおはしょりの上に足した方が良かったかもしれません。
今日は襟付けまで進みましたので、襟の中を始末して、襟先、襟絎け、袖付けで完成です。
後はご自分で仕上げるそうですから、仕上がりの画像を楽しみにしています。頑張って下さい。

SIさんは綿絽の浴衣です。
今回は衽付け衽絎けです。
宿題をなさる時間もないという事ですので、順番通り進めることにしました。

SZさんは袷です。
裾合わせが終わって、身八つ口、袖付けへ進みました。
身八つ口下の止めと袖付け止まりの止め、2つ続きました。止めを覚えるのは皆さん大変なようです。
袖裏が縫えたら、吊るしてみて裏表の釣り合いを確認します。

SMさんは寝巻を縫っています。
袖の丸みを大きめにして、きれいに縫い上げました。
身頃の標付けがまだだったので、標を付けて背縫いに進みました。
手縫いの寝巻なんて希少です。頑張りましょうね。

Kさんはお忙しくて午後からの参加でした。
脇絎けまでなさってきました。少々問題が有りましたが、そこは次回までに直す事にして、衽付けに進みました。
衽の標がまだだったので、標を付けて衽付けです。
衽に絎けと褄下の絎けまでが宿題です。
頑張って下さいね。

皆様お暑い中お疲れ様でした。
宿題は、ご無理の無い範囲で頑張って下さいね。

またまた更新が遅れ、申し訳ありません。

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