2012年11月10日土曜日

和裁塾だより 11/10

今日からお稽古を始めるはずだったMさんが、風邪で欠席されたので5名で開講致しました。

STさんは紬の袷を縫っています。
次に縫いたいものを色々お持ちになって見せて下さいました。
早く、この袷を仕上げねば…ですね。
さて今日は、表の掛け襟を付けました。
標が合わなくて手直ししたりで、やや手間取りましたが完成、これでお袖と表が縫い上がりましたので裏に入ります。
胴裏は背縫い、後ろ幅肩幅を標、脇縫いをしました。
脇縫いはつまみ縫いにしますのでちょっと面倒です。
今日は、ここまででした。お疲れ様!

Kさんはお召しの単衣です。
前回は裁っただけで、標付けがまだだったので、身頃の標を付けました。
幾何学模様なので、柄合わせを完璧にするため前幅を標してから衽の標を付けることにしました。
袖が途中だったので袖をを仕上げました。
身頃の揚げ縫いが宿題です。
もう、浴衣を含めて単衣が5枚目ですから大分理解が早くなりました。
ご自分では、「だめだめです」とおっしゃいますが、実は少しづつ身に付いているのです。

Nさんは絽の小紋を縫っています。
居敷当ての背綴じからしました。最初白糸で縫っていたのですが、確認すると表から絽目を通して白糸が見えるので地色の糸に替えてやり直しました。
背綴じと脇綴じを終えて次は脇絎けですが、脇絎けは宿題にして衽付けに進みたいとの事です。
では、前幅の標付けを…と確認すると後ろ幅肩幅の標付けに問題発生!
やり直そうかと思ったのですが、許容範囲内という事にしました。
衽付けは次回にゆっくり致しましょう。先を急ぐと思わぬ間違いをしてしまい、かえって遠回りになりますからね。

SZさんは袷を縫っています。
一つ一つの手順を確認しながら丁寧にノートを取って、ゆっくりペースで進めています。
袖ができて、表が衽付けまで進んで、表の襟付けに行こうと思ったのですが、先に裏を縫いたいとおっしゃるので、裏の縫いに進みました。
背縫いを縫って、後ろ幅肩幅を標し脇縫いです。
脇縫いはつまみ縫いなので手間が掛ります。丁寧に標を付けて縫いました。

Oさんはお母さんの看病でしばらくお休みされていました。
本当にお久し振りです。
今日もお忙しかったようで、午後からいらっしゃいました。
縫っているのは木綿の単衣です。
居敷当てまで終わっていましたが、ところどころ絎け残しがありましたので、その部分を絎けました。
次に、前幅の標を付けて衽付けに進みました。
お家の事が大変なのに、来て下さって嬉しいです。頑張って縫い上げましょうね。

みなさま今日もお疲れ様でした。
Mさん今日は残念でしたね。
お大事になさって早く風邪を治して、再来週は是非ご出席下さいね。

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