2012年7月26日木曜日

和裁塾だより 7/25

北海道旅行から戻って、洗濯に明け暮れた2日間でしたが、今日から和裁塾、やっと日常に戻りました。
今日は、新規ご入会のNさんを迎え6人の参加で開講しました。

TMさんは花織の紬を仕立てます。
前回柄合わせを決めて、見積もっていたので、確認をしてハサミをいれました。
背縫いの柄を丁寧に合わせて、身頃の標を付けました。
身頃の袖付け標やおくみ付け標が決まってから、柄を合わせて袖やおくみの標を付ける事にして、身頃を縫い始めました。
内揚げを縫って、今回はぐし仕付けを掛けてみました。
前後の揚げ縫いと、背縫いが宿題です。
TMさんは、テキストができそうなノートを作っていらっしゃるので、脇縫いまで進めるかもしれません。
グラフィックデザイナーで造形作家のTMさんは、軽量へら台を作ってしまいました。
白地に龍の柄が素敵!こちらをご覧下さい。
龍柄好きのMさんの目は吸い付けられていました。
ヘラ台は本当に重いので、皆さん持運びに苦労しています。

Hさんは小千谷縮を縫っています。
今日は襟付けです。
半分は前回待針を打ってあって、そこに仕付けを掛けて来ました。
いつも剣先が鋭角にスッキリできないので、そこを克服すべく仕付けを掛けてはやり直し、なんとか満足のいくものになったようです。
何時もは、早く着たい一心で急ぎ足で仕立てていましたが、今回はひとつひとつ丁寧に進めています。
ググッと腕を上げられることでしょう。

Nさんは、今日からお仲間入りです。
津田屋さんで買われた夏用半襦袢ですが、袖下だけが縫えていません。
自分で好みの袖丈に縫うのだそうです。
購入したもののどう縫っていいか解らず、そのままになっていたようです。
ミシン縫いで絽の地の目は曲がっているし、きれいに仕立てるのは困難ですが、何とか片袖完成。
片方も途中まで進みましたので、お家で仕上げられるでしょう。
がんばってね。

Mさんは、半襦袢です。
長襦袢の残り布で、お袖を作りました。
身頃に前幅の標を付けて、襟に適度な緩みを入れ待針で止めます。
襟付けが終わって、襟幅を付け、縫込みに忍び綴じを入れてから襟裏をくけます。
袖振をくけて来てくだされば次回えり先と忍び綴じで完成です。
次の準備もお願いしますね。

Sさんは紬の単衣を縫っています。
早く襟付けに進みたいようですが、中々宿題が進まないので、今日は襟付けを諦めて、おくみ付けのくけと、褄下の直しと裾くけをしました。
まだ、脇くけが残っていますので、そこはお家で頑張ってもらって次回は襟付けに進みましょう。

THさんは小千谷縮を縫っています。
脇縫いをしてきて下さったので、2分離してもう1本脇を縫い、更に忍び綴じを入れました。
脇縫い最上の仕立てです。
後ろ袖付の標を前身頃に写して、後ろ裾から肩山を通り前裾までくけました。
片方の脇くけまでが宿題です。
THさんは和裁は初めてで何も分かりませんとおっしゃいますが、洋裁はかなりおできになるようで、順調に進んでいます。
八寸名古屋にも取り掛りました。
お持ちになった絹糸が弱っていたため、かがりに進めませんでしたが、寸法を測って待ち針で止めました。
お太鼓裏上部の千鳥掛けと手先の縫いが宿題です。
この帯は、今仕立てている小千谷縮に合わせて購入しました。
アイボリーの地に茶と緑系の柄の紗献上です。
皆さん口々に、いい色!素敵!と羨ましそうでした。

写真は教室風景です。皆さん熱心に針を動かしています。

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