2012年7月12日木曜日

和裁塾だより 7/11 竺仙浴衣、紬単衣完成!

今日も暑い一日でしが、5人の参加で開講しました。

MYさんは、浴衣縫っていましたが、閂止めをして、仕上げのアイロンを掛けて、仕上がりました。
細かい針目で丁寧に縫い上げました。
ご覧下さい、竺仙です。
次はあしべの汗取りにレースの袖を付けます。
あしべの肌着は、袖が短く肘裏の汗を吸ってくれないので、レースの袖を付けて長くします。
袖を縫い掛けたところで、絎けに時間が掛かるので宿題にしたいとのこと。
あしべの続きは次回にして、2枚目の浴衣に進みました。
柄合わせが上手くいきそうなので、身頃を一枚裁ち、柄を合わせてもう一枚を裁ったのですが、間違えて1尺2寸長く裁ってしまいました。
2枚目は物差しを使わないで、1枚目に揃えて裁てば良かったですね。
裁ち間違えた部分で、衽と片袖が取れないかと確認したのですがだめでした。
おくみと衿に接ぎを入れることにします。
残念なことになってしまいましたが、ちゃんと着られる様にしますから、大丈夫です。
標付けは次回です。

Tさんは紬の単衣です。
袖付けも済んで、あとは衿先を作るだけです。
広襟は初めてで手間取りましたが、完成しました。お疲れ様でした。
Tさんの几帳面で丁寧なお仕事は、仕上がりにちゃんと反映されています。
仕上げ前でしわが目立ちますが、ご覧下さい。
 生地のアップです。石下結城ですが、縞が段染めでしゃれています。
そして次も単衣を縫います。紫系の花織紬です。
花織は規則的に並んだ柄なので、それを崩さないように柄を合わせました。
柄合わせは順調に終わりました。次回にもう1度確認してハサミを入れます。

Yさんはうそつき半襦袢の身頃を縫っています。
前回脇縫いまで終了で今回は衿付けです。
身頃に衿付けの標をして、衿丈を測っておきます。
衿の標付けをして、身頃の衿肩周りには力布を付けました。
衿肩開き周りには緩みを入れて、衿付けをしました。
衿幅の標を付けたところで時間となり、衿絎けは次回です。
お袖はマジックテープで取り外しできるようにしたいとの事。
それなら、袖付けにひと工夫必要です。
身頃は次回で完成させたいですね。

MTさんもうそつきの半襦袢です。
縫い掛けの片袖を仕上げて、仕付けを掛け袖口に止めをしました。
身頃には肩当てを付けました。
最近は、大きく肩当てを付ける事はあまり無いのですが、大汗かきのMTさん仕様です。
次回は衿付けに進みます。

Sさんは単衣です。
脇縫いを絎けたので見て下さいという事で、拝見すると脇縫いのきせが多すぎます。
褄下の絎けも三つ折りがが甘くて絎け代の幅が不揃いです。
残念ですが、2か所やり直しです。
ここは仕付けで止めて自宅でやってくる事になりました。
前幅の標をして衽付けまで進みました。衽の絎けも宿題です。
宿題いっぱいです。頑張って下さい。

皆さん、今日もお暑い中有難うございました。

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