2011年9月9日金曜日

和裁塾だより 9/7 紬裄直し完成

朝夕は大分過ごし易くなり秋を感じますね。
この日は、5人で開講致しました。

Mさんは、今日から綿麻縮の単衣を縫います。
粋な縞柄の着物です。
縞柄が一方方向になっているので、背縫いや袖付けをした時にも一方方向になるように気を付けます。
色の繰り返しが一方方向の縞柄
織キズは下前と衿に持って行き、裁ちを終えました。
袖と身頃の標付けまで進んだところで時間になり、内揚げと背縫いが宿題です。
頑張ってね!

Ⅰさんは、紬の裄と身幅出しです。
前回片袖を付けるところまで進みましたので、もう片方の袖を付け振りを絎けて、身八つ止まりに閂止めをして完成です。お疲れ様でした。
お下がりの古い着物は布幅が狭くて袖幅が出せない事が多いのですが、振りに別布を足して、袖幅を出す事が出来ました。
本当は着物の色に近い布を足すのですが、無かったので黒で…(~_~;)
着てしまえば長襦袢が重なるので、それ程目立たないと思うのですが…
次は、お召しの裄と身幅出しです。袖を外して身幅と肩幅の標を付けました。
脇縫いが宿題です。
大分理解が出来るようになりましたね。もう一枚直せば完璧ですね。

Kさんも裄直しです。
袖口の縫い代が多くて、袖幅が出せないので袖をすべて縫い直す事にしました。
それでも足りずに、Ⅰさん同様振りに足し布を付けました。
細かい仕事で、大変でしたね。
次回までに両袖を縫ってきて下さいね。

TKさんは、長襦袢の続きと思いきや、引き続き羽織の部分縫いです。
今回は女物単衣羽織の半身頃と衿付け、衿先の部分。
勘違いなさって、前下がりを縫っていられたので、そこを修正。
裾返り部分ののマチ付けを確認しました。
何度も縫い直しお疲れ様でした。

TMさんは、電車が止まったそうで午後からの参加になってしまいました。
遠いところ来て下さったのに、残念でしたね。お疲れ様!
Tさんは、前回見学に来て下さって、今日が初稽古です。
古い羽織を解いて名古屋帯を仕立てます。
洗い張りをどうしようかと迷っていらしたようですが、ご自分で洗ったそうです。
丁寧になさったようで、ごわつきもしわも無くきれいになっていました。
見学の時にプリントをお渡ししてどこに接ぎ目を入れれば良いかご説明したのですが、勘の良い方で帯の寸法に布を接いでお持ちになりました。
お太鼓の標を付けて縫い方をご説明したところで、時間になってしまったのですが、次回までにお太鼓を縫い上げていらっしゃると思いますから、三回の受講で仕上がりそうですね。

皆様お暑い中お疲れ様でした。
早く仕上がる様に、宿題頑張って下さいね。

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