2019年12月9日月曜日

初宮参り用掛け着の比翼

着物好きさんもあまりご覧になる機会がないと思うので、ご紹介いたします。
これは、お宮参り用掛け着の比翼です。
本来は表着と下着の2枚重ねにするのですが、軽く仕立てるために比翼仕立てにしてみました。
裾と衿と袖を作って表着に縫い付けると、表側から見えるところは、2枚重ねになっているという事です。
比翼は無双仕立てといって、裏も表と同じ布を使って仕立てます。
最初の写真は裏側ですが、表着の裏身頃に縫い付けると表側は見えないので、裏側の柄を重視して仕立てました。
古い布で、薄いので反対側の柄が透けていますが、軽く仕立てられて赤ちゃんにも、赤ちゃんを抱っこするおばあちゃまにも負担が掛からなくていいと思います。
こちらは、表側です。元々着物だったので裁ってあり、前身頃は裏表続けてとることができなくて接ぎがあります。
接ぎは、出来上がった時に見えなくなる表側にしました。
 前身頃の接ぎと衿をご覧ください。表着の衿に絎け付けるため、表襟を控えて仕上げてあります。
次のお稽古日に、お袖と共に表着に縫い付けます。
出来上がり画像をお楽しみに、お待ちください。

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