2013年5月29日水曜日

和裁塾だより 5/29 袷附下完成!

天候不順のせいか体調を崩す方が多いです。
今日もお一人欠席でした。Yさんどうぞお大事に。

Mさんは、袷附下を縫っていましたが、とうとう完成しました。
今日は、残っていた衽付けの中綴じと褄下部分の絎けをして、衽の裾綴じと飾り仕付を入れました。
襟にスナップを付けて終了です。
洗い張りした物の縫い直しだったので、柄をきっちり合わせることができず苦心しました。
衽や襟付けの寸法が合わなくなって大変でしたが、やっと完成。
お疲れ様でした。
仕上げの途中なので、しわが目立ちますが、ご覧ください。


Tさんは海島綿の長襦袢を縫っています。
今日は竪襟です。襟先を作って襟裏を絎けました。
次は上衿です。
襟先布を新モスの上衿に縫い付けて、身頃の襟肩周りには力布を付け、襟を縫い付けました。
襟幅の標と襟縫込みのとじまで進みました。
上衿の絎けまでが宿題です。
半襟掛けまでだと、あと2回で完成します。この夏に間に合いますね。

KNさんは長襦袢を縫っています。
胴の部分は木綿でという事でしたので、裾部分の背縫い脇縫いをしました。
居敷当てを付けないので、背縫いはずら伏せです。
裾絎けまでは、お家でできそうなので宿題にして、お袖に入りました。
標を付けて、袖口の縫いまで進みました。
宿題が沢山ですが頑張って下さいね。

KJさんも長襦袢です。
室町浅見の菱上布という生地にブルーの暈し染め、夏衣です。
標付けの続きをして、身頃の縫いに入りました。
浅見さんの長襦袢は、生地が丈夫で居敷当てが要らないとの事なので、背縫いは、ずら伏せです。
後幅、肩幅の標付けまで進みました。
お疲れ様。

皆さんそれぞれ宿題がいっぱいですが、頑張って下さいね。

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2013年5月26日日曜日

和裁塾だより 5/26

数日前から風邪気味でしたが、昨日からは咳になり、夕方からは体が重く早々に寝てしまいました。
朝、今日も和裁塾だと夫に告げると、気の毒がって京橋まで車で送ってくれました。ありがと~!

今日も6人の参加で開講しました。

KDさんは浴衣を縫っています。
襟を完成させて、袖付けに進みました。
布幅が不足しているので、ギリギリまで使って振りの絎けに別布を足して間に合わせました。
足し布を裁ったり接いだり余分な仕事が増えたので、時間内で完成できませんでしたが、お家で仕上げていらっしゃるかな?
いずれにしても、もう完成です。
次は木綿の単衣を縫います。

Hさんは綿紅梅の浴衣です。
襟の標付けをとおっしゃって、裏襟を裁って標を付けて、そこで勘違いをしてしまい、もう身頃が縫えていて襟を付けるのだと思い、共襟を縫い付けてしまいました。
では襟付けをと、言うとまだ身頃が縫えてませんとの事、とんだ早合点でした。
身頃に戻って後ろの揚げを縫い、絎けて背縫いをしました。
背縫いにきせを掛ける前に後ろ幅と肩幅を標します。
その後で背縫いにきせを掛けました。
今回は、背縫いをずら伏せにしますので、背縫いは身頃に絎け付けます。
ここまで進みました。
前の揚げを縫って、できれば脇縫いまでやってきて下さいね。

Tさんは薄物の長襦袢です。
袖を縫っていて、勘違いが有りやり直し、袖口をミミのままにしていたところ、見せかけのミミで有ることが判明。
見せかけのミミは洗っているうちにほつれてくるので袖口は絎けなければいけません。
で、またやり直し、本当にお気の毒でしたね。
何とか袖がまとまり、繰り越し揚げと背縫いに進みました。
お隣どうしで、Hさんとちょうど同じところでした。
Tさんは脇縫いまで進みました。

SKさんは手拭いで赤ちゃんの甚平を縫っています。
衽付けをしたのですが、裏表を間違えてやり直し、残念でした。
衽と褄下を絎けて、袖を縫いました。
次回は襟付け袖付けに進みたいと思います。
そして紐を付ければ完成でwす。
お疲れ様でした。

Iさんは浴衣です。
宿題を出して下さいとおっしゃるから出すのですが、お忙しいらしく、なかなか時間が取れないようです。
座ると宿題だった絎けを黙々とこなしていました。
褄下付け、裾絎けまで出来て、襟の標を付け、共襟を縫い付けるところまで進みました。
次回は襟付け、袖付けです。
完成間近、頑張りましょう。

SIさんは今日が初稽古です。
お母さんが縫って下さったという、久留米絣の可愛らしいワンピースをお召しでした。
今日から浴衣です。綿紅梅のさわやかな水色、素敵な柄です。
思ったより順調に柄合わせは進み、標付けも衽まで出来て身頃を縫い始めました。
頑張って縫いましょうね。この夏に着れるかもしれませんよ。

そして今日も見学の方がお見えになりました。
即ご入会を頂き、来週からお稽古が始まります。
水通しなどの下準備をしっかり聞いてお帰りになりました。
来週から宜しくお願い致します。


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2013年5月25日土曜日

和裁塾だより 5/25 紬単衣完成!

暑さがやわらいで過ごしやすい1日となりました。
今日は6名の参加で開講の予定でしたが、お一人お見えにならず5人となりました。

Iさんは、お久し振りのご参加でした。
紬の単衣を縫っています。
脇縫いのくけですが、待ち針の釣り合いが難しく大変でした。
脇の絎けは、すべて仕付で止めました。
お家で絎けてこられるそうです。
頑張って下さいね。

SGさんも紬の単衣です。
前回で襟を付け、共襟絎けまで進んでいたので、今日は三つ襟芯を入れ共襟の中に忍び綴じを入れました。こうしておくと丸洗いしても襟の中が捩れてゴロゴロになることが有りません。
襟裏は仕付で止めて襟先を作りました。
次は袖付けです。順調に進んでほぼ完成まで行きました。
お家に帰ってから襟裏の絎けなどなさって、完成しましたと画像を送って下さいました。
ご覧ください。
すごくきれいな薄緑色なのですが、届いた画像はベージュでした(~_~;)
修正しましたが、元の色は出ませんね(@_@;)
3月の末に裁って、5回の受講で仕上がりました。素晴らしい!
布のアップです。 薄い緑に茶の紬糸が織り込まれています。

Kさんも絹織の単衣です。
襟付けが済んで、共襟絎け、忍び綴じ、襟裏のしつけまで進みました。
襟裏の絎けが宿題です。次回は襟先をまとめて、袖付けに進みたいと思います。
宿題頑張って下さいね。

SZさんは袷を縫っています。
今日はいよいよ裾合わせです。
裾芯を裁って、裏表の裾を合わせて、待ち針で止め縫いました。
今日はふきを整えるところまで進みました。
次回は裾綴じと褄先を作りましょう。
お疲れ様でした。

Mさんは紬単衣のお直しです。
脇縫いの絎けをして、裾絎けまで進みました。
次回袖を付ければ完成です。
お忙しくて、いつも午後からになってしまうので、大分掛ってしまいましたがあと一息です。
頑張りましょうね。

今日からお稽古を始めるはずだったEさんは、お待ちしていましたが、とうとうお見えになりませんでした。
心配しています。ご連絡を!

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2013年5月19日日曜日

和裁塾だより 5/19

街路樹の新緑が美しい季節になりました。
夕方は少し降りましたが、日中は晴れて初夏らしい1日でした。
今日は6名の参加で賑やかに開講しました。
みなさん早くいらして、10時には準備ができていました。

Iさんは木綿の単衣です。
お袖の続きからです。
丸みを作って袖口を絎け、表に返して仕付けを掛けました。
次に身頃の標し付けです。
裾の地の目は通したいのですが、そのためには内揚げが必要なのです。
ところが反物の丈が足りない、内揚げが取れない。苦心しました。
何とか身頃の標付け終了で、縫いに入りました。
お仕事が忙しくしばらくお休みされるので、背縫いが宿題です。

MRさんは袷附下です。
襟の中綴じまで済んでいたのですが、裏襟付けの1部がつれていたので直しました。
三つ襟芯を付けて、襟幅を標し共襟の中に綴じを入れました。
襟を出来上がり幅に折り、裏襟を仕付で止めました。
裏襟絎けは宿題にして、衽付けの中綴じ、褄下絎けに進みました。
次回で完成です。お疲れ様!

Hさんは綿紅梅の浴衣です。
前回の続きから、身頃と袖、衽の柄合わせをして、裁ち標を付けました。
裏襟の用意が無かったので、襟は次回に持ち越しです。

Kさんも浴衣です。
今日は襟付け、釣り合い良く待ち針で止めて縫いました。
襟幅の標を付けて忍び綴じを入れました。
次回は襟先を作って袖付けに進みたいと思います。
襟先20㎝を残して絎けてきて下さいね。

MZさんは紬の直しです。
身幅を広くして裄を出します。
片側の身幅出しは、できたので反対側をしました。
お忙しくて午後から参加されることが多いMZさん、「早く来られて良かったわね」と喜んだのですが、午後からお仕事という事でお帰りになりました。
残念でしたが、脇の絎けまではお家でできそうです。
次回は裾を絎けて、袖に進みたいと思います。

いつもお早いSさんですが、皆さんが余りに早くいらしたので、最後になってしまいました。
Sさんは絹物単衣です。
前回脇絎けの途中だったのですが、衽付け、褄下、裾絎けまで済ませていらっしゃいました。素晴らしい!
という事で襟付けからです。
広襟は難しいからと、表襟を仕付けで縫っておいて、裏襟を待ち針で止めて縫う事にしました。
襟付けが済んで共襟付けまで進みました。
共襟絎けは一針一針地襟にきせが掛らないように絎けるので時間が掛ります。
次回で襟は完成、袖付けに進めそうですね。

みなさん、今日は早くからお疲れ様でした。
宿題頑張ってきて下さいね。

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2013年5月16日木曜日

道明展の時の着物

予想通り、ブログ読者のMさんから、ご要望が有りましたので、先日道明展に行った時の着物をアップします。
着物は、泥藍染めに少し色が入った大島紬です。
帯はこのブログに何度か登場していますが、少し薄い辛子色の更紗で、帯締めは御岳組です。画像はクリックで拡大表示されます。
この日の前日は、暑くて単衣に決めていたのですが、天気予報では明日の最高気温21度とのこと。
それなら袷でしょ、と、夜になってからあれやこれや迷いだし、やっと決まったのでした。
気候不順なシーズンは、前もって両方決めて置かなくては…

気候不順と言えば、今日から私は、北海道「美瑛・富良野」方面へ撮影旅行に出かける予定でした。
なのに、北海道は寒気に覆われて美瑛・富良野の桜は咲く気配なしとの事。キャンセルしました。
楽しみにしていたのに、残念です。

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2013年5月15日水曜日

和裁塾だより 5/15  竺仙松煙染小紋単衣完成!

一昨日お問い合わせを頂いたKJさん、本日スピードご入会され、6人参加で開講いたしました。
 
初稽古のKJさんは、和裁経験がおありになるとの事で、長襦袢からです。
肌襦袢を省略されたいとの事で、胴部分は木綿で作ります。
長襦袢地はお家で水洗いができるようにと、水通しをしてお持ちになりました。
寸法割り出しと、裁切り丈用尺を計算、確認しました。
柄合わせをして、裾布と袖布、竪襟、襟先を裁ちました。
胴部分用に天竺木綿をお持ちになったので裁ってみましたが、厚みが有り重いので新モスを使うことにしました。
手元に新モスが無かったので、ここは次回に回して、長襦袢の裾部分を縫い始めました。
KJさん初稽古はいかがでしたでしょうか?
末永く宜しくお願い致します。
 
KIさんも浴衣です。今日は襟付けです。
広襟なので、表襟と裏襟で身頃を挟んで縫います。
なかなか大変でしたが、縫い上がり、鏝を掛けて襟幅を標し、三つ襟芯をと言ったら、今日は新モスをお持ちにならなかったという事。私も手元に無かったので、袖付けをしました。
片袖が振り絎けまで出来て、時間になりました。
完成は目前です。頑張りましょうね。
 
少し遅れてYさんが到着、2月以来の出席です。
袷の直し、身幅と裄を出します。
脇縫いを縫って、裏の胴接ぎをしました。
袷の直しはなかなか大変な仕事です。
次回は、裾の解いたところと身八つ口を縫って、釣り合いが良ければ中綴じをします。
通常の袷の手順とは違いますが、その後袖付けをしましょう。
 
NさんもYさんとほぼ同時に到着しました。
ご自分の浴衣が途中なのですが、お嬢さんのを先に縫いたいからとお持ちになりました。
この浴衣が手強かったのです。柄合わせが決まらず、試行錯誤を繰り返しました。
左身頃に内揚げを取ることで何とか決定、裁つことができました。
お早くお帰りになったので、今日はここまででした。
8月中の完成目指して、次回からはペースを上げます。
お疲れ様でした。
 
午後から参加は、TさんとMさんです。
Tさんは、海島綿の長襦袢を縫っています。
脇の絎けまで済んで、立襟付けからです。丁寧に前幅の標を付けて立襟に待ち針を打ちました。
残念!身頃の裏表が逆でした。やり直して立襟付けができました。
ここで襟幅の標を付けます。両方の立襟付けと絎けが宿題です。
この夏の着用を目指して、頑張ります。
 

Mさんは浴衣ががほぼ完成でしたが、拝見すると下前の襟先に少しずれが有りましたので、ここを直し、身八つ口止まりに閂止めを入れました。
これで完成です。
丁寧にお仕事をなさるので、2枚目とは思えない仕上がりです。
竺仙の松煙染、生地は綿紬です。
唐草に葉の柄です。
そして、今日から本塩沢の単衣に入ります。
用布を見積もって裁ちました。
袖の縫いに入ろうと思ったのですが、布目がかなり曲がっていて、地のしで時間切れになりました。
次回は標付けからです。

今日は6名中3名が裁ちという事になり、大変でしたが、朝一斉に裁ちに入った訳では無かったので、切り抜けられました。良かった!
皆様お疲れ様でした。

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2013年5月13日月曜日

今年も道明展へ行きました

今年の3月で、9年間通った道明組紐教室は止めたのですが、先日和裁塾のお仲間と一緒に道明展に行ってきました。
もう最後だと思って、沢山お願いした組糸を受け取ってきました。

今年もたくさんの作品が並んでいました。

ゆっくりと拝見した後は、『芝・とうふ屋うかい』でお食事です。
もう1度行きたいとの声が有り、昨年と同じお店です。
古民家を移築した贅沢な造りのお店です。
ロビーに面したお座敷の囲炉裏では炭が焚かれています。
庭の緑がきれいです。
通されたのは1階のお部屋。もちろんお庭に面しています。
雨に濡れた新緑は一段と美しいです。
新緑の中に、水車が回っています。
お料理です。献立表の順に並べます。今年も揚げ田楽は撮り忘れました。

 

 次のお料理は、菖蒲の葉があしらわれて、八つ橋型の盆で運ばれてきました。
 一人づつに取り分けられると、金蒔絵の白木盆に載せられていました。



 訳有って特別サービス、茂木枇杷のデザートが付きました。
おなか一杯になって、記念撮影です。
雨だったので洋服率が高いです。私は、雨を理由に着物を着ないというのを止めました。
写真では、何を着ているかわかりませんね。
また、ブログ読者の方から、着物をアップ(クローズアップ)でアップ(アップロード)してとメールが来そうです。


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2013年5月12日日曜日

和裁塾だより 5/12

昨日は雨の中、道明展へ行って参りましたが、今日はすっかり晴れ渡り暑くなりました。なんという違いでしょう。
今日は6名の参加で賑やかに開講いたしました。

Kさんは単衣の着物を縫っています。
今日は襟付けです。広襟仕立ては初めてです。
表襟と裏襟で身頃を挟んで一度に縫いますが、これがなかなか大変です。
待ち針を釣り合い良く打つのが難しく、重なった布がずれないように縫うのがまた難しいです。
大分時間が掛りましたが縫い上げて、縫い目にきせを掛けました。
掛け襟の絎ける側に仕付を掛けました。
単衣の最難関終了です。次回で襟をまとめたいと思います。

Tさんは長襦袢です。
用布を見積もったところ大幅に布が不足しています。
裾の折り返し袖下の縫込みなどを少なめにして、何とか間に合わせ裁ちました。
上衿以外の標付けは終了して、揚げ縫い背縫い(ずら伏)袖縫いのの説明をしました。
次回までに、どこまで縫っていらっしゃるかな?

SMさんは、今日からお仲間入り、初稽古です。
手拭いで一つ身の甚平を縫います。
裁ち合わせ図をご自分でネットで見つけてこられましたので、それを参考に建ちました。
標を付けて、脇縫い脇絎け衽付けまで進みました。

SIさんは浴衣です。
しばらくお休みされていたので、どこまで進んでいたのか忘れてしまいましたが、拝見すると脇縫いまで済んでいました。
今回は早くお帰りになるという事で、衽付けしかできませんでした。

SNさんも浴衣です。
前回は柄合わせが済んで、お袖を途中まで縫ったのですが、両袖を仕上げていらっしゃいました。
早くお帰りになるというので、身頃だけの標を付けて縫いに入ります。
月に1度しかいらっしゃれないので、なるべく宿題を多くして早く縫い上がるようにします。
標付けができて揚げ縫い背縫いまでまで進みました。
背縫いの2度縫いと、前身頃の揚げ縫いが宿題です。

Hさんは午後からの参加でした。
袷の着物を仕立て屋で仕立ててもらったのですが、仕上げが今一つすっきりしないとお持ちになりましたので、アイロンで仕上げて、紙を挟んで押しをする方法をしました。
そして、今日から浴衣に入りました。
綿絽の桜柄の浴衣です。
柄合わせをして、身頃を裁ち標を付けました。
今日は、時間が短くてあまり進みませんでしたが、この夏着用を目指して頑張ります。

最近和裁を習いたいとのお問い合わせが増えています。
このところで、おやめになる方が有ったのでお席が空いていてタイミングが良かったです。
この日も朝お問い合わせを頂き、午後見学にいらした方がご入会になりました。
来週からお稽古を始められる方もいらっしゃいます。
有難いことです。

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2013年5月9日木曜日

本の裁断『ブック40』

引き続き本を自炊中です。
私が使っている裁断機は「ブック40」です。
初めは、紀伊国屋書店で買ったマニュアル本を読んで作業をしていたのですが、裁断機の説明書をもう1度読んでみました。
裁断時のページのずれが気になる時はダブルカットを…と書いてあったので試してみました。
文庫本なら表紙を外すことも、本を分けることも必要なく、スパッと切れました。
試したのは200ページ程の文庫本です。
カバーだけを外して、一気に背綴じ部分を3㎜カットしました。
手前の下になっているページが1~2㎜深く切れています。
カットした本をそのまま裏返すと、本の天地も逆になります。
この状態で、3㎜ガイドをずらして、もう1度切るとページの大きさはきれいに揃いました。
説明書には、厚さ4㎝までこの方法で大丈夫と書いてありました。
これでスピードアップできそうです。

そういえば、こんなことが有りました。
自炊のマニュアル本をAmazonで探したのですが、何種類かあるので、内容を見て確認してから買おうと思い、最寄駅の三省堂書店に行きました。
探しても見つからないので、店員さんに尋ねると、「それは違法なことなのでマニュアル本はありません」とのこと… (・・?
「自分の本を電子化して自分が利用するのが違法なんですか?」と聞き返しましたが、面倒なのでそのまま帰ってきました。
後日、新宿の紀伊国屋で探したら、数種類のマニュアル本が並んでいましたので、そこから買ってきたというわけです。
三省堂書店でお仕事してるんですから、もっと勉強しないといけませんよね。


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和裁塾だより 5/8

連休も終わって、5月の和裁塾が始まりました。
今日は、ちょっと寂しく3名の参加でした。

KIさんは浴衣を縫っています。
前回で衽が付いて、褄下と裾絎けもしてきて下さったので、残していた褄先の額縁を絎けました。
次は、いよいよ襟付けです。
共襟の柄を合わせて、裏襟を裁ち標を付け、地襟に共襟を縫い付けました。
残布が沢山あったのと、日舞のお稽古に着られるという事を考慮して、肩当てを大きくつけることにしました。
肩当ての布を裁って、標を付け、背縫い、前後の下端も縫いました。
背綴じをして、襟肩周りを身頃に縫い付けて、袖付けのところにしつけで止めました。
肩当てを大きくつけるときは、脇縫いの前にしてしまった方が良いのですが、後になってしまったので少しやり難かったです。
今回は広襟仕立てにするのですが、裏襟も一緒に縫うのは初心者の方にとってはハードルが高いと思い、表襟だけ仕付で止めておいて、その後、裏襟を待ち針で止めて3枚を一緒に縫う事にしました。
今日は、表襟を仕付で止めるところまで、進みました。
次回で襟を完成させ、袖付けまで進んで、宿題で完成させたいと思います。
楽しみですね!

Nさんは、先月歌舞伎座杮葺落し公演に出演されいて、お休みだったので、お久し振りの和裁塾です。
浴衣の続きですが、どこまで進んでいたのか、Nさんも私も覚えていない...。
確認すると襟付けまで進んで襟幅の標も付いていました。
襟を出来上がり幅に折り上げて、共襟下に忍び綴じを2本入れました。
こうしておくと、お洗濯をしても襟の中がゴロゴロになる心配はありません。
次は襟裏の絎けです。この本絎は長くて大変ですが、何とか終了しました。
今日は早くお帰りになられたのでここまででした。

KDさんも浴衣です。
前回は褄下絎けが宿題だったのですが、見せて頂くと標とずれたところが絎けてありました。
前回は褄下の絎けしろを4分にしたのですが、今回は5分にしました。
KDさんは前回の浴衣をお手本に標を無視して4分に絎けてしまったようです。
残念ながらやり直しです。
やり直しはお家でして頂くことにして、襟に掛りました。
襟の柄合わせをして共襟を裁ち、地襟の不足分に晒しを足して標付けをしました。
身頃には力布を付けたところで、お帰りです。
KDさんは小学生のお子さんがいらっしゃるので、5時までは無理ですが、熱心になさるので順調に進んでいます。あと2回ですね。

お二人が早くお帰りになったので、後はKIさんと私と二人で4時半までお稽古をして終了しました。

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2013年5月7日火曜日

桜を追いかけて写旅2

先月15日の残念だった桜撮りの1週間後と2週間後、同じ方面にまた行ってきました。
桜を求めて、もう少し北の長野県です。標高も高くなるので、咲いていました。

富士見高原からの甲斐駒ケ岳です。花はまだ3分咲きでした。
前日に季節外れの雪が降ったので、山がきれいでした。
甲斐駒は山梨から見るより長野から見る方が姿が良いですね。
画面下に街燈が入るので消しました。
 
見頃だったのは、高森の枝垂れ桜です。民家の庭に咲いています。
上と同じ桜です。手前にレンギョウを暈してみました。

こちらは富士見高原。上の写真より1週間後です。
ほぼ満開を迎えていました。
ちょっと足を延ばして御射が池に行って見ました。
木々の芽吹きがきれいでした。
 水面の映り込みもきれいでした。
今年はもう1回桜を撮りに行く予定です。
来週北海道です。さて咲いているでしょうか?

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2013年5月6日月曜日

自炊中

自炊っていっても、自分でご飯を作っているってことではありませんよ。
ご飯作っているのは、40年以上続いている事で、改めて言うまでもない。
書籍を、自分で電子化するのを「自炊」っていうのだそうです。
本は溜まる一方で、重いし場所は塞ぐし、何とかしたかったので始めました。
縁会会員のSさんが、昨年から始めたので色々教えて頂いています。

本から表紙を外し、厚み8㎜位づつページをはぎ取ります。
そして、この大型裁断機で糊のついているところを切り取ります。
この裁断機、恐ろしいくらい良く切れて、もっとたくさんの枚数でもグサリといくのですが、ずれを避けるため少しづつ切っています。

そしてこのスキャナで、PCに取り込みPDFで保存します。
このスキャナはScansnap ix500。
小さな体なのに、ものすごい速さで両面を同時にスキャンします。
カバーを、ページと同じ大きさに切って取り込み、表紙として使います。
見返しの紙もスキャンすると、元の本のように表示することができます。
PCに取り込んだ表紙や見返しや本文を組み合わせてまとめ、一つのファイルにします。
ipadなどをPCにつないで取り込むとiBooksなどのアプリでページをめくって本のように読むことができます。
私はipadminiに取り込んだので、すごく軽いです。
これだと重い単行本を持たなくて良いし、暗いところでも読めるのでとても便利です。重い本を手に持って読むのは、肩こりのもとですから。
 
昨日の午後と今日の午後で、15冊電子書籍化しました。
先日友人たちに、本の電子化やるつもりって話したら、たいへんだよーって言われてしまいましたが、そうでもないです。
少しずつでもやって荷物を減らしたいです。
 
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