2016年12月24日土曜日

年末で忙しいのに...

年末で忙しいというのに、日帰りですが撮影の旅に行ったり、フィルターケースを作ったり、ますます忙しくしている私です。
先日、伊豆の城ケ崎まで行ってきました。
最近注目されている長時間露光の撮影法を学んできました。
この日は、日差しが強く12月とは思えない暖かさでした。
日差しが強いので、ND1000の減光フィルターを使いました。
シャッタースピード30秒で、岩に当たって砕ける波がこのような描写になります。
だんだん陽が傾いて、岩に斜陽が反射します。
長秒撮影で、波は霧のように写ります。
陽が沈み、空のグラデーションも美しく
この撮影場所は伊豆高原駅から徒歩30分くらいの所なのですが、海岸へは急峻な岩場を降りる必要があり、陽が落ちて暗くなってから、またここを這い上がって戻ってきました。照明は全くないので、ヘッドランプは必ず必要です。
そんなわけで、フィルターが増えてしまったので、ネットショップや量販店で入れ物を探したのですが、かさばらず使いやすいものが見つからず、手作りしました。
以前使っていたペンタックスのレンズポーチを分解して内側にフィルターを入れるポケットを付けました。
77mmが6枚入ります。フィルターを交換する時に、外したフィルターの置き場に困るので、手前にちょっと入れておけるスペースも作りました。
ありあわせの材料で作ったので、今一つの出来ですが、しばらく使ってみようと思います。
昨日から庭掃除をしたり、カーテンを洗ったり、年末恒例の仕事も始めました。
年賀状もまだなので、やらなくては...
 
 
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2016年12月23日金曜日

和裁塾だより 12/17 12/18 12/21

先週土日、今週水曜は、今年最後の和裁塾でした。
17日は4名、18日は5名、21日は4名、年末のお忙しい中ご参加いただきました。
17日
TMさんは、紬地染め小紋です。
縫い直しで、柄合わせを改善、袖丈を希望の丈にして、身丈をできるだけ長くするため、見えないところに接ぎを入れ、苦心して柄を合わせました。
そのままでは、袖丈が1尺2寸にしかならないので、後ろ身頃から新しく袖をカットしました。
前の袖を後ろ身頃にして、身丈の不足分は共布の肩当を揚げ位置に足して間に合わせました。
この大手術に、毘沙門亀甲の柄合わせが入るので、かなりの試行錯誤でした。
柄と接ぎ位置を決め、すべての接ぎ位置を縫い合わせるまで1日かかりました。
新年の初稽古から標付けをします。

TZさんは、浴衣です。
袖が縫い上がり、袖幅を標しました。
後ろ揚げを縫って絎け、背縫いをしました。
背縫いの2度縫いは宿題にして、後ろ幅肩幅を標しました。
次に前の揚げを縫いました。
次回は脇縫い、3枚目の浴衣は順調です。

Uさんは、袷です。
背綴じ脇綴じをして、襟先を作り襟綴じまで進みました。
三つ襟芯を入れ、襟幅を標しました。
襟幅を折り上げ、縫込みに綴じを入れました。
襟裏絎けをして来ていただけば、次回は衽綴じと、褄下絎けです。
順調に進めば次回で完成です。

KJさんは、長襦袢です。
脇の絎けをしました。
午後からだったので、あまり進みませんでした。
今日はお泊りで、明日も引き続き受講です。
朝からがんばりましょう。

18日
Eさんは、夏久留米です。
袖が縫い上がって、袖幅を標しました。
後ろの揚げを縫って絎け、背縫いに進みました。
居敷当を付ける単衣仕立てなので、揚げから上の背縫いは袋縫いにしました。
揚げから下は2度縫いです。

SYさんは、浴衣です。
襟が付け終ってきせを掛け、三つ襟芯を入れて襟幅を標しました。
襟幅を折り上げて縫い込みに綴じを入れました。
襟絎けはしつけで留めておいて、襟先を作りました。
襟絎けを宿題にしてお袖付けに進みたかったのですが、襟絎けまでで終了。
次回は袖付けで、完成です。

SHさんは、久留米絣の単衣です。
脇絎けまで終って、前幅を標しました。
規則的にドットが並んだ絣柄なので、柄合わせを完ぺきにするために、ここで衽の柄合わせと標付けをしました。
着丈が長く布が不足なので、衽の不足分は襟からカットして、襟の不足分は共襟下に別布を使ってやりくりします。
下前の衽に接ぎを入れて、標付けをしました。
衽付けが済むと着て見て、柄合わせの出来栄えを確認していました。

TMさんは絹物の単衣です。
脇縫いをして袖付け周りの縫い代を整え、身八つ下に忍び綴じを入れました。
居敷当を付けた後、脇縫いから続けて絎けるので、袖付け周りの縫い代はしつけでとめました。
次回は居敷当からです。

KJさん、昨日は、近くのホテルにお泊りで、2日連続受講です。
脇絎けの残りを絎けて、裾絎けに進みました。
裾を絎ける前に、すその折り返し部分の背縫いと脇縫いに補強を入れました。
ここが一番傷みやすいところです。
次に前幅を標しました。
次回は竪襟付けです。

21日
おひとり風邪でお休みでした。お引越しでお疲れだったのでしょう。お大事に!

THさんは、八寸名古屋の続きです。
お太鼓はなさっていらしたので、ちょっと手直しして終了。
胴回りのかがりに進みました。
表と裏の色が違うので、表の色の糸で縫うと裏側で縫い目が目立ってしまいます。
裏に糸が見えないように、ご自分で工夫をしてかがっていました。
素晴らしい工夫です。

TNさんは、浴衣です。
前回柄合わせが済んでいたので、標付けをしました。
身頃、衽、襟と標付けがすべて終了です。
次回から、縫い始めます。

Mさんは、男物浴衣です。
まずは、用尺の確認からです。
柄合わせがないので、端から畳んで確認をして裁ちました。
気分がお悪いとの事で、ここまででお帰りになりました。
もう、お元気になられたでしょうか?お大事に!

Iさんは、ご主人の浴衣です。
襟絎け、襟先、袖付けと進みました。
早じまいで、少し残ったようですが、お家で完成させるようです。

お昼休みのお食事の後、コーヒーを飲みながらお菓子を召し上がって頂くのですが、Iさんから源吉兆庵の干支のお菓子を頂きました。

小豆の中には栗が入っていました。美味しかったです。ご馳走様でした。

皆様、年末のお忙しい中、有難うございました。お疲れ様でした。

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2016年12月16日金曜日

和裁塾だより 12/10.11.14

大変ご無沙汰してしまいました。申し訳ありません。
3日分の和裁塾だよりです。

10日は4名でした。
Uさんは、袷です。
袖付け終了しました。
次はいよいよ、裏表の釣り合いです。
下げてみると、裏がたるんでいるところが何か所かありましたので、直しました。
裏の胴接ぎで直しますが、なかなか1度でピッタリにはなりません。
何度か直して、ほぼ終了しました。
次回は中綴じです。

Oさんは、長襦袢です。
前の揚げを縫って脇縫いに進みました。
初めての絹物で、つるつる、たらたらの絹地に苦労されています。
頑張りましょう。

MOさんは浴衣です。
後ろ幅を付けて、脇縫いです。
袖付け縫い代を整えて、身八つ下に忍びを入れミミ絎けまで進みました。

TZさんは、しばらくお休みでしたが、お元気で復活されました。
浴衣を縫っています。
お袖を縫いあげて、身頃に進みました。
揚げを縫って背縫いです。

11日は5名でした。
Tさんは、絹物単衣です。
お袖、身頃です。
後ろの内揚げを縫って絎け、背縫いに進みました。
柄合わせの都合で、背縫い城が多くなったので、揚げから上は袋縫いにしました。
揚げから下には居敷当が付くので、1度だけ縫います。

MYさんは、長襦袢です。
上襟付け→きせ→襟幅標→襟幅折り上げ縫込みに綴じ→襟絎け→襟先残り絎けと進みました。
お袖付けはご自分でできるそうなので、お休みの間に完成しますね。

Sさんは、浴衣です。
褄下の三つ折り絎け、褄先の額縁と裾絎けと進みました。
ここが済んだら襟付けです。
来年も頑張りましょう。

MDさんは、絹物の単衣です。
衽付けと絎けの続きをしました。
多少問題ありで、やり直したので時間が掛かりました。

MOさんは浴衣です。
昨日の続き脇縫いのミミ絎けをしました。
次に前幅を標し、衽付け、衽の縫い代絎けまで進みました。

14日は5名でした。
THさんは、八寸名古屋です。
柔らかめの博多なので芯を入れて仕立ててます。
お太鼓のかがりが宿題だったのですが、裏太鼓にたるみが目立ちます。
ここはやり直しましょうということになって、ほどきました。残念!
よーくご説明をして、ご自分でなさって、ご理解いただいたようです。
きれいにかがれる様になったので、ここは宿題にして、胴回りに進みました。
手先を縫って、帯前にあたるところを中心にここにも芯を入れます。
幅を-2分にカットして、帯地に縫い付けました。
次回は胴回りのかがりです。

MDさんは、絹物の単衣です。
衽付けと絎けの続きをしました。
次に額縁を作りました。
初めてだったので上手くいかずやり直し、時間が掛かってしまいました。
次回は、褄下、裾、反対側の褄下と絎けます。

OSさんは、なが襦袢です。
脇縫いまで終って、居敷当です。
裾を絎けてきて下さったので、背中心の綴じ、脇綴じ脇絎けと進みました。

Nさんは、長襦袢です。
お袖が縫い上がったので、袖口に止めを入れて、袖幅を標しました。
次に身頃の標と、竪襟に標を付けました。
早じまいのため、ここまででした。

Kさんは、午後からでした。浴衣を縫っています。
襟が仕上がって袖付けに進みました。
袖幅の標を付けようとしたら、袖口に問題発生で手直ししました。
次に袖付けを縫って振りを絎けました。
身八つ止まりには閂止めを入れます。
片袖の振り絎けが残ってしまったようですが、宿題で完成です。

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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2016年12月7日水曜日

和裁塾だより 12/7 男物浴衣完成!

天気予報が外れて、思ったより日差しがなく寒い1日になってしまいました。
今日は4名のご出席でした。

Eさんは、夏久留米を縫っています。
お袖の続きから初めて、きせ、丸み、袖口絎けと進みました。
初めてなのに、丸みがきれいにできました。
仕付も掛けて、袖が縫い上がりました。

Mさんは、男物の浴衣です。
襟先を作って、残ったところを絎けました。
次にお袖を付けて、きせを掛け、袖山の縫い代をミミ絎けで留めたら完成です。
入会1作目、男物浴衣完成です。
浴衣といっても、先染めの縞物で綿麻なので、半襟を出せば夏着物ですね。
続けてもう1枚男物を縫います。寸法の確定から始めました。
次回は裁ち標です。
 
THさんは、八寸名古屋です。
博多織ですが、柔らかい織りなので芯を入れます。
裏太鼓に帯芯を縫い付けました。
次にお太鼓のかがりです。
糸を引きすぎて釣り合いが上手くなかったので、手直しです。
 
TNさんは、浴衣です。
まずは、寸法決め、用尺の見積もりをしました。
藍濃淡の紙風船の柄なので、柄合わせは楽かと思いきや、なかなか手ごわかったのです。
時間が掛かってしまいましたが、何とか終了。
袖の標付けまで進みました。
 
皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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2016年12月5日月曜日

和裁塾だより 12/3 12/4 久留米絣単衣完成!

週末は連続開講でした。
3日は3名です。
MOさんは、浴衣です。
お袖の続きから縫いました。片袖は宿題にして身頃に進みました。
後ろの揚げを縫って絎け、背縫いを縫いました。
2度縫いの2本目が宿題です。

Sさんは、久留米絣の単衣です。
脇縫いまで済んで、袖付け縫い代も整えていらしたので、居敷当てです。
居敷当の余分をカットして、裾を三つ折絎け、背綴じ脇綴じをして、脇絎けまで進みました。
単衣は3枚目だったと思いますが、ずいぶん理解が進んできました。

MDさんは、絹物の単衣です。
脇の絎けが済んだので、前幅を標しておくみ付けに進みました。
衽付けを縫って、絎けまで行きました。

4日は4名です。
Tさんは、絹物の単衣です。
細かい絣で、柄を合わせたいので、衽の標は後回しにして、お袖から縫い始めました。
袖口側と袖付け側を間違えて縫ってしまったので、やり直し、残念!
でも仕上がって、仕付まで進んだようです。

TMさんは、久留米絣の単衣を縫っていましたが、片袖を付けて完成しました。
お母様の着物です。
柄合わせ、頑張りました!きれいに合っていて気持ちがいいです。
 七宝柄です。
次はお姉さまの紬地小紋です。
毘沙門亀甲が、絣織のように繊細に染められています。
洗い張り物の縫い直しなのですが、前の仕立ての柄合わせがひどい状況です。
このまま我慢して縫うか、着用時に見えないところでつぎはぎしてでも柄を合わせるか迷ったのですが、TMさんは後者を選びました。
期待に応えねばと私は苦心しましたが、上前だけは柄と接ぎが決まりました。
縫うところが増えて大変なのですが...TMさんは挑戦者です。

Sさんは、浴衣です。
いよいよ襟付けです。
襟に適度な緩みを入れて待ち針で留め、襟付けを縫いました。
布が何枚も重なっていて縫うのに苦労してようです。
縫い上がってきせを掛けて頂いたのですが、間違えてしまいました。
次回はしっかり拝見して、ご理解していただきます。

Oさんは長襦袢です。
脇縫いにきせを掛け、袖付け縫い代を整えて仕付で留めました。
次に、居敷当の裾を三つ折り絎けしました。
次回は背綴じ脇綴じ脇絎けと進めます。

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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2016年12月2日金曜日

和裁塾だより 11/30 12/1

月をまたいで2日連続開講でした。
12月は第4水曜日が28日ですが、年末の28日では皆さん大忙しと思うので1回を木曜日に変更しました。
この日は、見学にいらした方がご入会を決めましたので、皆さんとご相談の上、1月からの平日クラスは、水曜日3回木曜日2回の開講としました。宜しく願いいたします。

11/30は5名でした。
THさんは長襦袢です。
もうすっかり出来上がって、半襟掛けをしました。
室町浅見の菱上布の長襦袢が完成しました。
次に、八寸名古屋帯をします。
まず、寸法を確認しました。
博多織の名古屋ですが、柔らかめなので芯を入れて仕立てます。
芯を測ってカットするところから始めました。

TNさんは、ご主人の浴衣です。
襟先を作り襟を絎けました。
明日もいらっしゃるので、完成しますね。

Oさんは、長襦袢です。
脇縫いをして、袖付け縫い代を折り上げて、脇縫いにはきせを掛けました。
次回は居敷当に進みます。

Mさんは、絹物の単衣です。
脇を絎けて、居敷当も脇縫い代に絎け付けました。
次回は衽付けに進みます。

Kさんは、浴衣です。
裾を絎けて、額縁を作りました。
襟付けは済んでいたので、襟先20cm残して襟裏を絎けました。

12/1は4名でした。
TNさんは、昨日の続きです。
お袖を付けて、肩当の両端を絎けて、完成しました。
お疲れ様でした。
 褄下寸法がやや長かったようで、バランスが良くないので、後日お直しを致します。

Fさんは、絹物の単衣です。
花織風の縞で、しゃれた柄です。
用尺を確認して、身頃と袖を裁ちました。
襟衽は、後から柄合わせをして裁つことにして、袖と身頃の標付けをしました。

Iさんは、男物浴衣です。
襟付けを縫いきせを掛けて、三つ襟芯を入れました。
次に襟幅の標です。
襟の中の縫い込みをよーく伸ばして襟を平らに整えたら襟幅を折り上げて、
共襟下に忍び綴じを入れました。
早じまいで、今日はここまででした。

Kさんも、昨日の続きです。
襟絎けの続きをして、襟先を作り、残ったところを絎けました。
襟、終了です。午後からだったのであまり進めませんでしたが、次回は袖付け、完成間近です。
皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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