2012年11月29日木曜日

道明日本の色名『墨色』 西欧の色名『ダークイエロー』

今月は、風邪で、組紐はずっとお休みしていて、先週1回だけの出席でした。
そのため、月初め恒例の今月の色名が、月末になってしまいました。

道明組紐教室 今月紹介の日本の色名は『墨色』
西欧の色名は『ダークイエロー』です。
右は墨色を段染めにした「ミミ付笹波組」です。
次は墨色とダークイエローの大暈しの高麗組です。
左の4本は『速水御舟』作『京の家・奈良の家』からの意匠で高麗組と奈良組です。

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2012年11月28日水曜日

和裁塾だより 11/28

11月最後の和裁塾は5名の参加でした。

Sさんは日舞をお稽古中のお子さんの浴衣を縫っています。
宿題だった袖口の絎けをちょっと手直ししました。
身頃は背縫いまで終わって、脇縫いに進みました。
袖付け周りの標付けと脇の耳絎けまで終わりました。
Sさんは、お子さんのお迎えが有るのでいつも早くお帰りで残念です。

Nさんは浴衣を縫っています。
脇縫いをして袖付け周りの標を前身頃に写し、縫い代を整えてミミ絎をしました。
次回は衽付けです。
お嬢さんの浴衣が後に控えてますから頑張りましょう。

Hさんは紬の単衣です。
脇縫いまで終わって居敷当てに進みました。
居敷当ての裾を絎けて背綴じ、脇綴じ、脇絎けと面倒な作業が続きます。
裏と表の釣り合いを確認しながら、丁寧に終えました。

Mさんは浴衣です。
衽付けまで終わりましたので褄下を絎けました。
片側を絎けて、反対側と裾の絎けは宿題にしました。
お袖が全く縫えていないという事なので、お袖に進みました。
袖下を袋縫いにして、袖口から振りまで縫いました。
次回は褄の額縁と袖の仕上げをします。
お引越しでしばらくお休みです。がんばってね。

Tさんは絽の小紋です。
身頃の標付けをご自分でしてこられたのですが、問題発生。
残念ながら手直しとなりました。
テキストができそうなくらい詳細なノートを作っていらっしゃるので、どんどんご自分で標付けができます。
衽の標まで進んだのですが、襟裏をお持ちにならなかったので、襟の標はできませんでした。
残りの標付けは次回にして、内揚げを縫い始めました。

皆さんお疲れ様でした。
忙し過ぎて、私の11月は存在しなかったかのように過ぎ去ってしまいました。
来月も、京都行もあり大忙しとなりそうです。
皆さんも、体調にお気を付けつつお励み下さいませ。

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2012年11月25日日曜日

和裁塾だより  11/24・11/25

今回も連続で開講いたしましたので2日分の和裁塾だよりです。
昨日は6名のご参加を頂き賑やかに開講いたしました。

SGさんは袷の紬を縫っています。
表が縫い上がって、裏の縫いです。
裾を縫って胴接ぎ、衽付けまで進みました。
襟が縫い上がったら、裾合わせです。
ここまでくれば、完成が見えてきて、嬉しいですね。

SEさんは、銘仙の単衣を縫っています。
居敷当ての裾を脇縫いや背縫いの縫い代部分に千鳥掛けでとめました。
褄下を絎けて、額縁を作り、裾も絎けました。
襟肩周りに力布を付けて、襟付けの準備をしました。
次回(来年になるようですが)は襟付け、そして袖付けです。
お家では一切なさらないという事なので、大分掛りましたが、やっと仕上がりが見えてきました。

Nさんは絽の着物を縫っています。
宿題の脇絎けができなかったという事で、脇絎けは仕付けで押さえて次に進むことにしました。
前幅と剣先から上の襟付けを標して、衽付けに進みました。
2枚の絽の着物を2枚同時進行で縫っています。
もう1枚は、衽付けの上部に問題があるので手直しをします。
次回は褄下や裾の絎けですね。
時間が有ってお家で縫える方は、2枚同時進行も良い方法ですが、間違えると2枚分の間違いになってしまいますから大変です。
慎重に進めましょうね。

SNさんは、浴衣を縫っています。
衽付けが済んで、褄下を絎けて額縁を作り裾絎けをしました。
襟肩周りに力布を付けて、襟付けの準備ができました。
これで次回はすぐに襟付けに入れます。
SNさんは月に1度の参加ですが、宿題もきちんとなさるし、ほとんどお休みもされないので確実に進みます。
あと、2回で出来上がりますから、頑張って下さいね。

Kさんはお召しの単衣を縫っています。
内揚げを縫って、前の内揚げは絎けました。
後ろの内揚げは居敷当ての下になるので絎けません。
次に背縫いをして、後ろ幅肩幅の標を付け脇縫いに進みました。
浴衣から始めて、今回が5枚目の作品です。
次には長襦袢が待っているようです。
頑張りましょうね。

Mさんは、午後からの参加でした。
前回からお稽古を始められる予定でしたが、風邪で欠席、今日がお稽古始めとなりました。
お母様の単衣紬を直したいとお持ちになりました。
裄出しと袖丈出しをします。
まず袖を身頃から外し、振りの絎けを解きます。
身頃も、肩山から身八つ口どまりまでの絎けを解きました。
そでの折り目をよく伸ばして、袖丈の標を付け丸みも標して、袖下を縫いました。
袖下が縫えたら、元の縫い目を解いて、丸みを作ります。
表に反して、仕付を掛けて出来上がりです。
次回は袖幅の標を付けて、身頃の直しに入ります。

今日はお1人欠席で5名で開講いたしました。

Tさんは長襦袢の裄直しをしです。
袖丈も短かったので、無双袖を単衣袖に直して、丈を出しました。
お家で袖を付けて間違えたというので、直して振りを絎けました。
次は、袷の裏が縮んで袋になったのを直したいという事です。
トランクルームまで衣紋掛けを取りに行って吊るし、表のたるみに待ち針を打ち始めました。
かなりの重傷で直すのは大変そうです。
今日お聞きするまで、袷の直しをするとは、私は知らなかったのですが…
ネットで見たら、どなたかのブログで、「3時間で直せました」と有ったので簡単に直せると思ったのだそうです。
いいえ、たるみの状態にも拠りますが、これだけのたるみを直すのはかなり大変な仕事です。
裏もかなり弱っているので洗い張りをして単衣にしたらいかが?とお勧めしました。

Mさんは袷の附下を縫っています。
表の掛け襟を付けはじめましたが、柄合わせを優先したので共襟丈が短くなっていました。
前回はそれでよいという事で標を付けたのですが、やはり短すぎるというので、直すことにしました。
共襟が絎け終わって、裏の襟付けに進んだのですが、襟付け寸法が合いません。
表襟を付けたときにも合わなかったことを思い出してメモを確認すると5分くらい違っていたようです。
標付けの時に測り間違えたのでしょうね。襟の接ぎを直して襟を付けました。

SRさんは、久留米絣の単衣です。
前回は裁ちをしたので今回は標付けからです。
身頃と袖の標を付けて袖の縫いに入りました。
衽と襟は前幅の標が決まってから柄合わせをすることにして後回しです。
久留米絣は(上等のは別ですが)布が厚くて、縫い代が重なったところなど縫うのが大変ですが、頑張りましょうね。

SIさんは綿絽の浴衣です。
内揚げを縫って絎けて背縫いに進みました。
綿絽は糸撚りが強いので針通りが堅く縫うのが大変です。
背縫いは2度縫いですから時間が掛りますね。

Hさんはやや遅れてお昼近くからの参加でした。道中着を縫っています。
今日は、いよいよ襟付けです。
着物の縫い直しで良いとこ取りで縫っているので襟には接ぎが一杯です。
もちろん着た時には接ぎは見えなくなります。
襟に標を付けて有り幅は縫い代を付けてカットしました。
襟肩周りには緩みを入れて襟を付けました。
襟付けは大変でしたが、終わりが見えてきましたね。
あと少し頑張りましょう。

皆さんお疲れ様でした、年末に向かってお忙しいと思いますが、体調に気を付けてお過ごし下さいね。

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2012年11月21日水曜日

日本民芸館へ

縁会の方たちと、日本民芸館の「琉球の紅型展」へ行ってきました。
池ノ上で待ち合わせてまずはお昼御飯です。
行ったのは、代沢の住宅地にある「打心蕎庵」。頂いたのはランチのコース。
まずは小皿が三つ右端は牡蠣の時雨煮です。
からりと揚がったてんぷら
メニューの中から好きなお蕎麦を頼めます。
これは湯葉蕎麦。
甘味は最中。
蕎麦餅と小倉餡とあんずが美味しくマッチしてました。
民芸館の前で記念撮影。
このほかに、シャッターを押して下さっているKさんと
6名の参加でした。
民芸館で紅型を鑑賞した後は、旧前田侯爵邸を見学。
その後渋谷に移動して、これ↘を頂きました。
美味しかったけど、食べ過ぎな1日でした。
無花果のタルト、ブルーベリーのアイスクリーム、抹茶のムース 
私の着物はこれです。泥大島に柳 崇さんの名古屋です。
柳 崇さんは、民芸館を創られた柳 宗悦さんの甥のお子さんにあたる方です。
なので、この帯に決めたのですが、なかなか合う着物が無いのです。
ほっこり紬とか小絣柄の大島にはちっとも合わなくて、この大島にしました。
染めの着物に合わせる方が良いようです。
アップをどうぞ。大島は、青い霰に不規則な縦横の絣が入っています。
帯締めは暈し染めの笹波組です。


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2012年11月19日月曜日

和裁塾だより 11/18.19

昨日と今日、連続で開講しましたので2日分の和裁塾だよりです。
昨日はキャンセルがお二人で、なんと受講者お二人となりました。
本来なら、お二人の時は午後からの開講となるのですが、新しくご入会の方がいらっしゃるので、朝からに致しました。
その後、新規ご入会のSさんからご連絡が有り、用事が有って午後1時でお帰りになるとの事。朝からで良かったです。

そのSさんは久留米絣の単衣を始めました。
まず、布の表に標を付けて、反物の長さを測り、ご自分の身丈から総用尺を計算しました。
次に柄合わせをして、裁ちました。
規則正しく並んだ絣柄ですが一方方向の柄付けなので、追い裁ちにしました。
丈がたっぷりあったので、内揚げを入れて、きれいに柄を合わせるため少々無駄を出しても大丈夫でした。
裁ち終わったところで、お帰りになりました。
次回は標付けです。

Mさんは袷の附下を縫っています。
前回は、裏の衽付け寸法が合わなくて、合わないままご自分で縫っていらしたのですが、今回は表も裏も測ってみたところ、胴裏の標付けを間違えて5分長くしていたことが判明しました。
残念ながら、衽付けの上側を解いて胴接ぎを縫い直し、正しく衽を付け直す事になりました。
次に、表の襟付けに進みました。
これで、表襟付けと裏の襟付けが済んだら、いよいよ裾合わせです。
頑張りましょうね。

今日は3人のご出席でした。
Iさんは紬の単衣を縫っています。
脇縫いはごろつかないように開いて絎けることにしたので、脇縫いの2度縫いしました。
袖付け周りの縫い代を良く伸ばして絎けました。
今日は早くお帰りになったので、ここまででした。
次回は衽付けに進みたいと思います。

KJさんは結城縮の単衣を縫っています。
襟付けが済んで、掛け襟を絎けましたが、問題発生やり直しました(^_^;)
掛け襟の絎けはとても大変で時間が掛るのです。お疲れ様。
三つ襟芯を入れて、襟幅を標し、襟幅を整えて掛け襟下に綴じをして裏襟を仕付で止め、襟先を作りました。
裏襟の絎けは、宿題です。
ここができれば、袖付けで完成となります。
あと一息です。

KYさんは竺仙の奥州小紋です。
浴衣の仕立てで縫っています。
脇縫いまで宿題でしたが、片側の裾が合っていなかったので、やり直しました。
袖付け周りの縫い代をよく伸ばして整え、身八つ下に忍び綴じを入れて、ミミ絎をしました。
脇下の縫い代のミミ絎は宿題です。
KYさんは、和裁は初めてとの事ですが、丁寧にお縫いになるので仕上がりが楽しみです。

皆さん、お疲れ様でした。
年末に向かってお忙しいと思いますが、宿題頑張って下さいね。

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2012年11月14日水曜日

和裁塾だより 11/14

うかうかしている間にどんどん日が過ぎて11月も半ばになってしまいました。
もうすぐ師走が来てしまいますね。
今日は6人、予約の全員が出席されて、賑やかに開講しました。

Nさんはお忙しかったり、体調を崩されたりで1ヶ月振りでした。
浴衣を縫っていますが、どこまで進んでいたのか、お互いにすっかり忘れてしまいましたが、脇縫いからでした。
脇縫いをして、縫いしろにきせを掛けて整え、袖付け周りの縫い代はよく伸ばしてミミ絎です。
Nさんはお早めにお帰りになるので、片側終了で時間でした。

Kさんも浴衣です。
竺仙の上等の浴衣を丁寧に縫っています。
内揚げを縫って絎けて、背縫いの柄を合わせて縫いました。
後ろ幅と肩幅の標を付けて、脇縫いまで進みました。

Tさんは近江麻の長襦袢を縫っています。
上衿の襟先を作って絎けました。
そして、袖付け振りの絎けを済ませ、半襟掛けに進みました。
襟芯を使うのは初めてだったようです。
バイヤス襟芯を長襦袢に縫い付けて、麻絽縮の半襟を縫い付けました。
少し残ってしまいましたが、Tさんの事ですからお家で仕上げられると思います。
小千谷縮の着物を縫って、紗献上の帯をかがり、近江麻の長襦袢と、夏物一式が仕上がりました。
来年の夏はこれで、お出掛けしましょうね。

Mさんも竺仙の松煙染め奥州小紋を縫っています。
脇縫いが終わって、衽付けです。
前幅の標が途中になっていたのと、間違いが有ったので修正しつつ標を付けました。
衽を付けて、縫い代を絎けました。
ここまで来ると、先が見えてきて嬉しいですね。

少し遅れていらしたSさんは、半襦袢です。
脇のミミ絎まで進んで、裾を絎け、前幅を標しました。
襟の布をはぎ、裏に襟芯を縫い付けて、襟付けをしました。
まだお袖が縫えていないのですが、あと2~3回で半襟付けまで出来そうですね。

午後から参加のHさんは紬の単衣を縫っています。
入会された頃は、早く縫いたい一心で大慌てという感じでしたが、近ごろは落ち着いてノートを取りながら丁寧に縫っています。
きょうは、脇縫いの2度縫いです。きせを掛けて縫い代を整えました。
袖付け周りの縫い代も上手に伸ばすことができました。
単衣の関門一つクリアです。
次回は居敷当てに進みます。

皆さん、今日はお疲れ様でした。
宿題がある方は頑張って下さいね。



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2012年11月11日日曜日

七五三無事終了

雨の天気予報にハラハラしていましたが、降り出す前に無事終了しました。
朝10時に美容室を予約しているというので、私は早めに着替えて9時半に家を出ました。
新宿の美容室に着くと、ママと並んで髪結中でした。
ママは先に髪セットが終わって着付けに行きました。
このひとりになる時が心細いからと、私が駆り出されたのです。
kanaは髪結とお化粧を同時進行されていました。
その後着付け、そしてスタジオで写真撮影。
お昼過ぎに赤坂山王日枝神社に到着、ご祈祷を受けてお参りしました。
赤坂日枝神社では、七五三のご祈祷を受けた女の子には、巫女さん姿のリカちゃん人形が頂けます。
kanaは、去年からそれを楽しみにしていました。

待ち時間に後姿をパチリ。
しごきって大抵赤や黄色やピンクの無地ですが、どれも合う気がしなくてこの絞り染めのしごきを選びました。着物にも帯にも良く合っていますね。
前は雲取り絞りだけですが、後ろに下がっている部分には、松竹梅の絞りが施されています。
お顔はNGなのでママと二人の後ろ姿です。
ママはお嫁入りの時に誂えた色留袖を着ました。
チョコレートブラウンに色紙柄の三つ紋付です。
帰り掛けの撮影なので、着付けが乱れていますが(^_^;)
パパのご両親と合流して、お食事はお台場のホテル日航東京の「さくら」でした。
八寸がきれいだったので撮りました。
オレンジ色のは、色付けしたウズラの卵に昆布でヘタを付けた柿です。
笹の葉の中はピンクの菊の花の麩まんじゅう、ゆずの中は酢の物でした。
美味しく頂いて、帰り道は本降りの雨でしたが、雨ゴートは自宅に着いて車を降りるときに着ただけでした。娘のマンションの駐車場は屋根があるから大丈夫だったと思います。
1年以上前からあれやこれや準備を進めてきたイベントも何とか無事に終了してほっとしました。

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2012年11月10日土曜日

和裁塾だより 11/10

今日からお稽古を始めるはずだったMさんが、風邪で欠席されたので5名で開講致しました。

STさんは紬の袷を縫っています。
次に縫いたいものを色々お持ちになって見せて下さいました。
早く、この袷を仕上げねば…ですね。
さて今日は、表の掛け襟を付けました。
標が合わなくて手直ししたりで、やや手間取りましたが完成、これでお袖と表が縫い上がりましたので裏に入ります。
胴裏は背縫い、後ろ幅肩幅を標、脇縫いをしました。
脇縫いはつまみ縫いにしますのでちょっと面倒です。
今日は、ここまででした。お疲れ様!

Kさんはお召しの単衣です。
前回は裁っただけで、標付けがまだだったので、身頃の標を付けました。
幾何学模様なので、柄合わせを完璧にするため前幅を標してから衽の標を付けることにしました。
袖が途中だったので袖をを仕上げました。
身頃の揚げ縫いが宿題です。
もう、浴衣を含めて単衣が5枚目ですから大分理解が早くなりました。
ご自分では、「だめだめです」とおっしゃいますが、実は少しづつ身に付いているのです。

Nさんは絽の小紋を縫っています。
居敷当ての背綴じからしました。最初白糸で縫っていたのですが、確認すると表から絽目を通して白糸が見えるので地色の糸に替えてやり直しました。
背綴じと脇綴じを終えて次は脇絎けですが、脇絎けは宿題にして衽付けに進みたいとの事です。
では、前幅の標付けを…と確認すると後ろ幅肩幅の標付けに問題発生!
やり直そうかと思ったのですが、許容範囲内という事にしました。
衽付けは次回にゆっくり致しましょう。先を急ぐと思わぬ間違いをしてしまい、かえって遠回りになりますからね。

SZさんは袷を縫っています。
一つ一つの手順を確認しながら丁寧にノートを取って、ゆっくりペースで進めています。
袖ができて、表が衽付けまで進んで、表の襟付けに行こうと思ったのですが、先に裏を縫いたいとおっしゃるので、裏の縫いに進みました。
背縫いを縫って、後ろ幅肩幅を標し脇縫いです。
脇縫いはつまみ縫いなので手間が掛ります。丁寧に標を付けて縫いました。

Oさんはお母さんの看病でしばらくお休みされていました。
本当にお久し振りです。
今日もお忙しかったようで、午後からいらっしゃいました。
縫っているのは木綿の単衣です。
居敷当てまで終わっていましたが、ところどころ絎け残しがありましたので、その部分を絎けました。
次に、前幅の標を付けて衽付けに進みました。
お家の事が大変なのに、来て下さって嬉しいです。頑張って縫い上げましょうね。

みなさま今日もお疲れ様でした。
Mさん今日は残念でしたね。
お大事になさって早く風邪を治して、再来週は是非ご出席下さいね。

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明日の着物、色々迷って…

今日の和裁塾で、「明日の七五三は何を着るんですか?」と、Sさんからご質問。
「見たいです~」とおっしゃるので、お見せします。
何を着るか…迷って迷って、この更紗の訪問着にしました。
この着物に合うのはこの袋帯(川島)だけなので、あとは小物。
道明お誂えの浮糸が合うかと出してみたら、色が似すぎていて残念!
それではこちらの中尊寺は…替えてみたら…良いですね。
帯揚げの暈し部分を隠してみましたが、しっくりこないので、
同系色にしてみました。
迷い出すときりが無いのでこれで決定にします。
Sさんいかがでしょうか?

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2012年11月8日木曜日

七五三の衣裳

孫の七五三の衣裳です。
着物は岡重さんの手描き京友禅、花籠の柄です。いかがでしょうか?
大人用の振袖を小さく仕立てたので柄の配置に無理が有るのですが(^_^;)
草履は畳表です。自作の安田組で鼻緒を誂えました。
鼻緒とお揃いでバックも作る予定でしたが、本人がこのビーズのバックが良いというのでこれにしました。ママのお下がりです。
帯揚げとしごきが帯に掛るので、前からだと帯はほとんど見えませんね。
帯はこちらでどうぞ(*^_^*)
末広を忘れてしまいましたが、左側に末広の房が下がるともっと賑やかになりますね。

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2012年11月7日水曜日

和裁塾だより 11/7

立冬だというのに暖かな1日でしたね。
今日は6人のご参加で、和裁塾開講でした。

THさんは麻の長襦袢を縫っています。
今日は上衿付けに進みました。
上衿の裁ちも標付けもまだだったので、そこから始めました。
上衿は新モスで裁ち表地で襟先布を付けます。
身頃の襟肩周りには力布を付けました。
そして襟付けです。
THさんは、小千谷縮を1枚縫っただけですが、感が良いので説明をすると理解ができて、かなりご自分で進められます。
襟に忍び綴じを入れて、絎けるところまで行きました。
次回は襟先を作って、袖付けに進みたいと思います。

Yさんは、半襦袢を縫っています。
もうほとんどできていて、袖の取り外しができるように、マジックテープで止めるようにしたのですが、これを手縫いで付けるのが大変で前回から続いています。
やっと終了して、半襟付けに入りました。
木綿の三河襟芯しか使っていなかった私ですが、最近バイヤス襟が良いと皆さんに教えて頂いて使い始めました。
Yさんにもお勧めして、これを付けました。
芯付けだけで半襟まで進めなかったので、次回に続きをします。

TMさんは、絽の小紋を始めました。
ご自分で見積もって柄合わせを考えることができるようになりました。
少しアドバイスをしましたが、理解も早いです。
今日は、柄合わせと袖、身頃、襟衽、とパーツに裁ち、身頃の標付けまで進みました。
次回は、すべての標をつけたいと思います。

STさんは、今日が2回目です。
お嬢ちゃんの浴衣を縫っています。
身頃は背縫いまで進んで、お袖を縫いました。
子供の袖は丸みを大きくしますので、難しいのです。
幼稚園のお迎えが有り、4時でお帰りになるので両袖を仕上げたところで終了でした。
次回からは身頃に進みます。
頑張りましょうね。

Mさんは長襦袢を縫っています。
お里帰りでしばらくお休みでしたので、お久し振りの参加です。
内揚げが縫えて脇縫いをしようと待ち針を打っていたら、片側の脇縫い丈が前後の身頃で合いません。
前の内揚げの標がずれてしまったようです。
標を付け直して、前の内揚げを縫い直しました。ここで時間が掛ってしまいましたが、脇縫いは宿題にして、お袖に進みました。
お袖は無双袖です。表側に緩みを入れて、袖口を縫いました。
振りまで進めなかったので、両袖の袖口縫いと仕付けまでが宿題です。

SIさんは今日から半襦袢です。
身頃はさらしで作ります。
最近は裄寸法の長い方が多くて、さらしだと布幅が足りなくなるので新モスで縫う事が多いのですが、SIさんは小柄な方なのでさらしで大丈夫です。
さらしの方が肌触りが柔らかくて、肌着には向いているのです。
さらしを測って裁ち、身頃の縫いに入りました。
背縫いの2度縫いと脇縫いと忍び綴じまで進み、袖付けの縫い代を整えました。
肩当ても付けました。
もしできたら、脇縫いのみみ絎をしてきて下さいね。
浴衣と違って縫うところが少ないのでどんどん進みますね。

皆さん今日もお疲れ様でした。

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2012年11月3日土曜日

和裁塾だより 11/3

一昨日と昨日私は、風邪で仮死状態でしたが、今日から何とか復活できました。
11月初めの和裁塾は5名の参加で開講です。

IWさんは紬の単衣を縫っています。
背縫いが終わって、後ろ幅肩幅を標しました。
背縫いに少々手直しが生じたので直し、上部の背伏せを絎けました。
前の内揚げを縫って、脇縫いに進みました。

Tさんは長襦袢です。
上衿の襟先ができて、いよいよ袖付けだったのですが、
身頃の袖付け周りが絎けてなかったので、そこを絎けました。
袖も片袖ができていなかったので袖を仕上げました。
袖を付けようとしたところ、袖付け寸法の間違いが発覚、残念ながら次回へ持ち越しです。

IDさんは浴衣です。
褄下と裾を絎けて、襟に進みました。
地襟に共襟を縫い付けて、身頃には力布を付けて襟付けです。
左右の襟付け寸法が合わなくて苦戦しましたが何とか終了しました。
次回は襟を完成させて、袖付けに進みたいと思います。

Sさんは名古屋帯です。
芯入れが終わって表に返して、返し口を閉じました。
仕上げのアイロンを掛けて、完成しました。
写真を撮り忘れてしまいましたが、麻の葉模様のウールの着物でしゃれた名古屋帯が作れました。
芯入れが大変でしたね。お疲れ様でした。

Hさんは道中着です。
着物を道中着に仕立て替えています。
身頃に襟付けの標をしました。
襟丈を測って、襟の標を付けますが、良いところを取って縫い直すので、接ぎ接ぎが一杯。
今日も襟部分の接ぎで終わってしまい、襟付けに進めませんでした。
道中着の襟って長いから大変でしたね。お疲れ様でした。

急に寒くなって風邪をひいてしまいましたが、和裁塾はお休みすることなく開講できてホッとしました。
師走に向かってどんどん忙しくなりますし、寒くなります。
皆様、健康にお気を付けてお励み下さいませ。

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2012年11月1日木曜日

花織単衣完成

花織単衣を縫っていたTさんから、完成画像が届きました。
ご覧ください。七緒風です。
Tさんは丁寧にお縫いになるので、とてもきれいに仕上がりました。
コーディネイトも素敵です。
布のアップです。花織になった糸の艶がきれいです。

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