2012年7月28日土曜日

和裁塾だより 7/28

今日も又、暑~い一日でしたが、熱心な6人のご参加で開講しました。

Ⅰさんは木綿の単衣を縫っています。
褄先の額縁を作って裾をくけました。
襟肩明きに力布をつけて、地襟に共襟を縫い付け、襟付けをしました。
次回は襟を仕上げて、その次は、袖付け、早ければ後2回で仕上がりそうです。
老犬介護中で、なかなか参加できなくなってしまいましたが、少しづつ完成に近付いています。

Tさんは、和裁検定を受けたいと、部分縫いをしています。
三ツ身被布の襟部分を縫いました。
竪襟の止めに苦戦して、熱心にやり直していました。
何度も練習をして覚えて早く縫えるようにならないと...
試験は時間内に仕上げないと採点して貰えないので、頑張って下さい。

Kさんは木綿の単衣を縫っています。
宿題だった衽付けが済んでいなかったので、そこを縫いました。
身頃と衽の釣り合いが平らになるよう気を付けながら慎重に待針を打って縫いました。
暑くて宿題をするのも大変ですが、次回は襟付けに進めるように、衽の絎けをして来て下さいね。

Nさんは小千谷縮を縫っています。
衽の標を付ける時に、丈を測り違えたらしく衽付け寸法が合いませんでした。
この場合裾を揃えて縫わなくてはなりませんが、剣先を揃えて縫ってしまいました。
糸標も抜いてしまったので、解いて衽の標付けからやり直す事にしました。
残念!裾を合わせて、身頃の剣先標まで縫ってと説明したつもりですが、理解して頂けなかったようです。
標を付け直して、衽を付けました。
衽が縫えたら縫い代を絎け、褄下も絎けて下さいね。
次回は襟付けに進みたいと思います。

お仕事の都合で少し遅れていらしたSさんは、小千谷縮を縫っています。
背が高くて裄も長いSさんは、反物がギリギリで何時も裁ち合せに苦労しています。
今回も衿に接ぎを入れて、共衿の下に別布を足して間に合わせ、襟付けまで進みました。
共衿の柄合わせがきれいに決まって良かったです。
次回に襟を仕上げれば、袖付けはご自分で出来ますね。
この夏に着られそうです。

Hさんは、単衣の身幅出しです。
脇縫いをしてきてくださったので、以前の脇縫いをほどいて、袖付け部分の標をつけ、脇縫いには忍び綴じを入れました。
脇縫い代は、前裾から肩山を通って後ろ裾までぐるりとくけます。
Hさんも次回は襟付けです。
共衿が短いのでそこを直します。
今日は隅田川の花火大会で、その見物のため早めにお帰りです。
先日、ご自分で仕立て上げた浴衣に着替えて、お出掛けになりました。
色白のHさんに、優しい色合いの浴衣が良く似合っていました。

今日は京橋で開講したので、終わってから、荷物を人形町のトランクルームに預けるため浅草線で移動です。
宝町に着いた電車は、浴衣姿の花火見物の人々で満員で、朝の通勤電車みたいでした。
ひと電車見送って、次の電車に乗りました。
人形町でも、浴衣姿のグループを沢山見掛けました。
墨田川の花火は大盛況だった事でしょう。

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2012年7月26日木曜日

和裁塾だより 7/25

北海道旅行から戻って、洗濯に明け暮れた2日間でしたが、今日から和裁塾、やっと日常に戻りました。
今日は、新規ご入会のNさんを迎え6人の参加で開講しました。

TMさんは花織の紬を仕立てます。
前回柄合わせを決めて、見積もっていたので、確認をしてハサミをいれました。
背縫いの柄を丁寧に合わせて、身頃の標を付けました。
身頃の袖付け標やおくみ付け標が決まってから、柄を合わせて袖やおくみの標を付ける事にして、身頃を縫い始めました。
内揚げを縫って、今回はぐし仕付けを掛けてみました。
前後の揚げ縫いと、背縫いが宿題です。
TMさんは、テキストができそうなノートを作っていらっしゃるので、脇縫いまで進めるかもしれません。
グラフィックデザイナーで造形作家のTMさんは、軽量へら台を作ってしまいました。
白地に龍の柄が素敵!こちらをご覧下さい。
龍柄好きのMさんの目は吸い付けられていました。
ヘラ台は本当に重いので、皆さん持運びに苦労しています。

Hさんは小千谷縮を縫っています。
今日は襟付けです。
半分は前回待針を打ってあって、そこに仕付けを掛けて来ました。
いつも剣先が鋭角にスッキリできないので、そこを克服すべく仕付けを掛けてはやり直し、なんとか満足のいくものになったようです。
何時もは、早く着たい一心で急ぎ足で仕立てていましたが、今回はひとつひとつ丁寧に進めています。
ググッと腕を上げられることでしょう。

Nさんは、今日からお仲間入りです。
津田屋さんで買われた夏用半襦袢ですが、袖下だけが縫えていません。
自分で好みの袖丈に縫うのだそうです。
購入したもののどう縫っていいか解らず、そのままになっていたようです。
ミシン縫いで絽の地の目は曲がっているし、きれいに仕立てるのは困難ですが、何とか片袖完成。
片方も途中まで進みましたので、お家で仕上げられるでしょう。
がんばってね。

Mさんは、半襦袢です。
長襦袢の残り布で、お袖を作りました。
身頃に前幅の標を付けて、襟に適度な緩みを入れ待針で止めます。
襟付けが終わって、襟幅を付け、縫込みに忍び綴じを入れてから襟裏をくけます。
袖振をくけて来てくだされば次回えり先と忍び綴じで完成です。
次の準備もお願いしますね。

Sさんは紬の単衣を縫っています。
早く襟付けに進みたいようですが、中々宿題が進まないので、今日は襟付けを諦めて、おくみ付けのくけと、褄下の直しと裾くけをしました。
まだ、脇くけが残っていますので、そこはお家で頑張ってもらって次回は襟付けに進みましょう。

THさんは小千谷縮を縫っています。
脇縫いをしてきて下さったので、2分離してもう1本脇を縫い、更に忍び綴じを入れました。
脇縫い最上の仕立てです。
後ろ袖付の標を前身頃に写して、後ろ裾から肩山を通り前裾までくけました。
片方の脇くけまでが宿題です。
THさんは和裁は初めてで何も分かりませんとおっしゃいますが、洋裁はかなりおできになるようで、順調に進んでいます。
八寸名古屋にも取り掛りました。
お持ちになった絹糸が弱っていたため、かがりに進めませんでしたが、寸法を測って待ち針で止めました。
お太鼓裏上部の千鳥掛けと手先の縫いが宿題です。
この帯は、今仕立てている小千谷縮に合わせて購入しました。
アイボリーの地に茶と緑系の柄の紗献上です。
皆さん口々に、いい色!素敵!と羨ましそうでした。

写真は教室風景です。皆さん熱心に針を動かしています。

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道明でお買い物

先週は目の回る忙しさで、御無沙汰してしまいました。
週末は北海道へ撮影旅行に行ってきたのですが、写真の整理ができましたらご覧頂くとして、今日は、別の話題。
7月初旬、縁会の皆さんと道明に行った時に、皆さんがお求めになった帯締めたちの特別公開(?)です。
ご覧下さいませ(^_-)-☆

この色使いは、私も初めて見ました。笹波組で、『法隆寺』の色違いの様です。
多色の段染めで、冠組です。金砂子が散らして有ります。
複雑な暈し染めです。御岳組で、銘『木蓮』。
青磁の地色に暈しの配色、暈しは黄味がかった茶から桜鼠にそして紅紫にと変化しています。銘は『五雲』笹波組です。
こちらも笹波組、明るい灰色に支子(くちなし)と代赭(たいしゃ)の配色。青い帯に合わせます。
辛子色を薄めたような地色に白い柄がさりげなくて、合わせ易い1本です。
こちらも『五雲』です。紫染(ふしそめ)を濃くしたような茶系の地色に、焦茶、明るめの銀鼠、辛子と暈した柄が入っています。
 銘『大正桃山』七色の彩が可愛らしい一本、笹波組です。
 錆朱の暈しで柄出しをした御岳組です。
 こちらも『桃山』ですが、『大正桃山』より彩度を抑えた大人向きの配色です。
お忙しくて、ご一緒できなかったHさんに送った画像。真ん中の『桐壺』をお買い上げです。『桐壺』は唐組、『曙光』と右の暈しは笹波組です。
お買い物の後はランチ&おしゃべり、初道明の方も満足の一日となったようです。

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2012年7月17日火曜日

道明日本の色名『錆浅葱』 西欧の色名『アッシュローズ』

道明組紐教室 今月紹介の日本の色名は『錆浅葱・さびあさぎ』 
西欧の色名は『アッシュローズ』です。

 錆浅葱を使った意匠です。暈しが美しい高麗組です。
 西洋絵画シリーズから

夏期講習の申し込みが始まり、見本ができていました。
左から4本は耳付き丸台笹波組で、次は四天王寺組、次は2段4枚組の「志保」、次は段染めの講習です。右の2本は大暈しの唐組ですが、暈しがずれないように中心から組み始める方法を教えて頂きます。
私は左からの3講習を受けるつもりです。

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2012年7月15日日曜日

和裁塾だより 7/14

また今日も暑い1日、久し振りに京橋で開講しました。

SGさんは、小千谷縮です。
脇縫いまで済んで、衽付けに進みました。
前幅の標に合わせて柄合わせをしました。
衽の標を付けておくみを縫い付け縫い代をくけました。
布はしの耳に赤くなっているところが有り、表に透けて見えるので、縫い直すこともないからと切り取ってしまいました。思い切りの良いSさんです。
次は、褄下をくけました。
次回は襟付けです。8月に着れそうですね。

SIさんは、銘仙の単衣です。
脇の絎けにツレが生じていたのでちょっと手直し、衽付けに進みました。
前幅の標を付けて衽を付け、絎けました。
月1回の参加で宿題も無し、マイペースでゆっくり縫っています。

KYさんは、袷の脇詰めをしています。
脇を沢山詰めると袖付けまで直す事になりますので大変です。
前回で片側は、中綴じと袖裏絎けを残すのみとなっていましたので、そこを縫いました。
袖裏を全部絎けると時間が掛るので、返し口に合標を付けて置いて、ギリギリまで縫って表に返し、返し口を絎けると良いです。
反対側は、袖付けからです。袖の止めをして袖付け、中綴じ袖裏と進み、完成しました。
なかなか厄介な直しでしたが、感の良いKYさんは順調に進みました。

KDさんは木綿の単衣、浴衣から数えて4枚目ですので、大分スムーズに進めるようになりました。
今日は衽付けをしました。
衽が付けば、次は衿付け、そして袖付けで完成です。
ここまで進むと、先が見えてきて嬉しくなりますね。

SRさんは半襦袢を縫っています。
身頃は縫い上がって、袖の続きを縫いました。
袖付けは片方が残ってしまいましたが、次回で完成です。
次は浴衣です。頑張りましょう。

SKさんは袷を縫っています。
宿題の都合で、表身頃を先に縫っていましたが、軌道修正して基本通り袖から縫う事にしました。
袷の袖は、難しいです。まずは、袖口布を袖裏に縫い付けます。
回し付けという方法で、糸を切る事無く長方形の袖口布を縫い付けます。
角をきれいに出来るかがポイントです。
そこが縫えたら袖口を縫います。
ゆっくりペースのSKさん、遅くいらした事も有って、ここで時間となりました。
次回で、袖は縫い上げたいと思います。

みなさま、お暑い中お疲れ様でした。


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2012年7月12日木曜日

和裁塾だより 7/11 竺仙浴衣、紬単衣完成!

今日も暑い一日でしが、5人の参加で開講しました。

MYさんは、浴衣縫っていましたが、閂止めをして、仕上げのアイロンを掛けて、仕上がりました。
細かい針目で丁寧に縫い上げました。
ご覧下さい、竺仙です。
次はあしべの汗取りにレースの袖を付けます。
あしべの肌着は、袖が短く肘裏の汗を吸ってくれないので、レースの袖を付けて長くします。
袖を縫い掛けたところで、絎けに時間が掛かるので宿題にしたいとのこと。
あしべの続きは次回にして、2枚目の浴衣に進みました。
柄合わせが上手くいきそうなので、身頃を一枚裁ち、柄を合わせてもう一枚を裁ったのですが、間違えて1尺2寸長く裁ってしまいました。
2枚目は物差しを使わないで、1枚目に揃えて裁てば良かったですね。
裁ち間違えた部分で、衽と片袖が取れないかと確認したのですがだめでした。
おくみと衿に接ぎを入れることにします。
残念なことになってしまいましたが、ちゃんと着られる様にしますから、大丈夫です。
標付けは次回です。

Tさんは紬の単衣です。
袖付けも済んで、あとは衿先を作るだけです。
広襟は初めてで手間取りましたが、完成しました。お疲れ様でした。
Tさんの几帳面で丁寧なお仕事は、仕上がりにちゃんと反映されています。
仕上げ前でしわが目立ちますが、ご覧下さい。
 生地のアップです。石下結城ですが、縞が段染めでしゃれています。
そして次も単衣を縫います。紫系の花織紬です。
花織は規則的に並んだ柄なので、それを崩さないように柄を合わせました。
柄合わせは順調に終わりました。次回にもう1度確認してハサミを入れます。

Yさんはうそつき半襦袢の身頃を縫っています。
前回脇縫いまで終了で今回は衿付けです。
身頃に衿付けの標をして、衿丈を測っておきます。
衿の標付けをして、身頃の衿肩周りには力布を付けました。
衿肩開き周りには緩みを入れて、衿付けをしました。
衿幅の標を付けたところで時間となり、衿絎けは次回です。
お袖はマジックテープで取り外しできるようにしたいとの事。
それなら、袖付けにひと工夫必要です。
身頃は次回で完成させたいですね。

MTさんもうそつきの半襦袢です。
縫い掛けの片袖を仕上げて、仕付けを掛け袖口に止めをしました。
身頃には肩当てを付けました。
最近は、大きく肩当てを付ける事はあまり無いのですが、大汗かきのMTさん仕様です。
次回は衿付けに進みます。

Sさんは単衣です。
脇縫いを絎けたので見て下さいという事で、拝見すると脇縫いのきせが多すぎます。
褄下の絎けも三つ折りがが甘くて絎け代の幅が不揃いです。
残念ですが、2か所やり直しです。
ここは仕付けで止めて自宅でやってくる事になりました。
前幅の標をして衽付けまで進みました。衽の絎けも宿題です。
宿題いっぱいです。頑張って下さい。

皆さん、今日もお暑い中有難うございました。

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2012年7月9日月曜日

和裁塾だより 7/8 お洒落な浴衣完成です

昨日に引き続き和裁塾開講です。
体調を崩された方がお休みで、4人での開講になりました。

Tさんは薄物の直しをしています。
裄出しと袖丈詰めです。袖丈の直しの続きからしました。
袖付け寸法が少なく、6寸にすると身八つ口が小さくなってしまうので、脇縫いも直しました。
肩幅の標を付けて、袖付け周りの縫い代を絎けます。
袖付けや振りの絎けはご自分でできるので、もう完成しますね。

HTさんは浴衣を縫っています。
前回は衿を完成させて袖付け…と思ったらお袖が全く縫えていなかったという事でした。
今日は丁寧にお袖を付けて振りを絎けて完成しました。
ご覧下さい、ピンクがかったベージュ地で優しい色合いの浴衣です。
浴衣完成のあとは単衣着物の掛け衿丈出しと、身幅出しです。
脇縫いを標しより4分出して縫うのが宿題です。

Mさんは、袷の付け下げです。
脇縫いが済んで、袖付け周りの縫い代に折りを付けました。
身頃の袖付けの柄が決まったので、袖と柄合わせをしました。
袖の裏表に標を付けて、お袖を縫いました。
袖口布は、袖裏に回し付けで縫い付けます。
角に緩みを入れて丁寧に縫ったので、角がきれいに出来ました。
次回はお袖を完成させます。
袷の袖は難しくて、お袖ができたら、袷の仕立の半分が終わったと言われる程です。
丁寧にきれいに縫いましょうね。

HGさんは紬の単衣道中着です。
背縫いは、縫い目を割って箱千鳥で仕上げます。
脇縫いは宿題にして、お袖を縫いました。
コートの袖には袖口布が付きます。
袖布に緩みを入れて、袖口がきれいに出来ました。
次回は袖の続きと袖付け、脇縫いの始末です。


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2012年7月7日土曜日

和裁塾だより 7/7

土曜日の今日、5名の参加で開講しました。

Tさんは、和裁検定の課題の三ツ身被布の部分縫いをしました。
講習の時のノートを見ながら、縫っていました。
時々アドバイスしましたが、時間内に仕上げないと採点してもらえないので、手際良く作るためには練習が必要ですね。頑張って!

IDさんは浴衣を縫っています。
衿の絎けを仕付けで押さえて絎けを宿題とし、衿先を作って袖付けに進み、今日でほぼ完成とするのが目標でしたが…
問題発生、手直しとなり片袖が付かずに終わってしまいました。残念!
次回には完全に完成で、2枚目の浴衣に入ります。衿絎け頑張って下さいね。

IKさんは木綿単衣です。
前回衽付けまで進んでいたので、今回は衽付けの絎けと、褄下の絎けです。
衽と身頃の縫い代の釣合いを確認しながら、丁寧に衽を絎けました。
愛犬介護中のIKさんは、お家を空けづらくお家で縫う事も出来ないという事なので、大分スピードダウンしていますが丁寧に進めましょうね。

KJさんは両面染めの浴衣を縫っています。
お袖を縫っていらっしゃいましたが、丸みを手直ししてきれいに出来ました。
身頃は脇縫いが済んで、衽付けです。
衽の標がまだだったので、標付けからです。
前幅の標も付けて衽付けができました。
縫い代は折絎けをします。この続きと褄下絎けが宿題です。

KBさんは浴衣です。
衿先を作って、袖付けをしました。
振りの絎けが少し残ってしまいましたが、宿題で完成ですね。
お疲れ様でした。

雨の七夕になってしまいました。
織姫と彦星は逢えたのでしょうか?

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2012年7月5日木曜日

和裁塾だより 7/4

7月4日の和裁塾だよりは、誤って削除してしまいました。
内容が思い出せるようでしたら、もう1度入力しますが…
記憶力が衰えつつあり自信が有りません。
申し訳ございません。




2012年7月2日月曜日

和裁塾だより 7/1

昨日に引き続きの開講です。

一番乗りのTDさん、何時もお早くてみんなの机を並べて下さいます。
有難うございます。
商工会議所の和裁検定部分縫いを受験したいという事で、その練習です。
名古屋帯の手先、単衣縫い目隠しの衽付けと、三ツ身被布の竪衿上部と小衿付けの部分縫いをしました。
名古屋帯は角を直角に仕上げる事、芯をきせ山に合わせてきっちり入れる事が大事です。
目隠しの衽付けは、身頃をつまんで縫うだけなのに、とたんに裏表を間違えそうになってしまいました。練習をして身に付けなくてはなりませんね。
被布は曲線がいっぱいで難しい課題です。
小衿の曲線を滑らかに仕上げる事、衿付けの攣れが無い様に、裏の控え等がポイントですね。

THさんは、小千谷の裄直しの続きです。袖付けと振りの絎けが終わって完成しました。
次もお直しで、夏着物の袖丈詰めと裄直しです。
袖を外して振りの絎けを解き、袖丈を詰めました。
次回は身頃の裄出しをします。

Kさんは袷の身幅直しをしています。
裏と表の脇縫いまで済んで、縫い目にきせを掛け、袖付け周りまで折りを付けました。
裏の胴接ぎ部分に問題発覚で手直しをしました。
表の身八つ止まり下の縫い代に忍び綴じを入れます。
裾合わせの解いたところを縫って、裾綴じをしました。
身八つ口を縫って袖付けまで進みました。
次回は中綴じと、裏衿の絎けです。
まだ、片側が残っていますので、大変!袷の直しは難題です。

Iさんは、昨日に引き続き参加です。
昨日指摘した絎けの問題をお家で直して来ました。
裾の絎けに問題アリですが、次回までに直してくる事に…
今日はいよいよ衿付けです。
反物の丈が足りなくて衿丈が不足しているので、共衿下に別布を付けました。
衿肩周りには力布を付けて、待ち針は緩みの説明をしながら手伝いましたが、衿付け完了です。
次回は、衿絎け衿先、袖付けですね。あと、2回で完成ですね。

Nさんは、小千谷縮を縫っています。
脇縫いの忍びとじと、脇絎けが済んで、衽付けに進みました。
慎重に待ち針を打って確認してます。
丁寧にやればきれいに仕上がりますから、頑張ってね。
衽の絎けと褄下の絎けが宿題でできれば、次回は衿付けです。

Hさんは午後からの参加。単衣の道中着です。
身頃の標付けをしました。
表地に肩裏を載せて仕付けで止めて、慎重にやりました。
背縫いが宿題です。
コート類は背縫い、脇縫いは、きせ無しで割って仕上げるので、曲がらない様に真っ直ぐに細かく縫う必要が有ります。

では、皆様暑い毎日ですが、宿題を頑張って下さいね(^_-)-☆

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2012年7月1日日曜日

和裁塾だより 6/30

おひとりキャンセルで5人参加で開講しました。

SIさんは単衣をお仕立て中。銘仙の縫い直しです。
居敷き当てを付けています。
脇縫いに綴じて、脇縫い代を絎けました。
脇の絎けは、袖付け周りがつれない様に気を付けて絎けます。
長くて大変ですが、ここが終わると衽付け衿付けと先が見えてきますので、ほっとしますね。

SGさんは、縫い掛けの紬袷をお休みして小千谷縮を始めました。
絣柄で柄合わせをしなくてはなりませんが、丈が不足気味です。
工夫をして、無駄なく身頃と袖の柄が合わせられました。
衽は身頃の前幅が決まってから合わせます。

SKさんは名古屋帯です。
縫い上がった帯地にきせを掛けて折り、帯芯をカットします。
きせを間違えてやり直したりでちょっと時間が掛ってしまいましたが、お太鼓の芯綴じに入りました。

SDさんは長襦袢の身丈出しをしています。
身頃の裾は折り返しが沢山あったのですが、竪衿先の縫い込みが足りなかったので、衿まで直さなくてはなりません。
今日は居敷き当てを付けました。
背綴じ、脇綴じと脇の絎けまで進みました。
次回は衿付けに進みたいと思いますので、今日の残りを頑張って下さいね。

Iさんは浴衣です。
衽付けと、褄下絎けが宿題でしたので、衽の絎けから始めました。
衽を絎け終えて「終わりました」と元気の良い声。
あら早い事、と思ったら問題発覚、直しです。
良く見ると、宿題の褄下絎けも問題有りです。
ここも手直し、裾絎けまでが宿題です。
頑張ってね!

お借りしている会場は公共施設のため、エアコンが28度設定です。
でも、みなさん暑さに負けず頑張っています。
お疲れ様でした。


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