2013年9月29日日曜日

和裁塾だより 9/29

とうとう9月開講最終日になってしまいました。
今年はあと2か月、年末に向かって日の過ぎるのが加速していきそうです。
今日は、久し振りに6人満席の開講になりました。

Kさんは、綿ウールのしじら織単衣を縫っています。
大変だった脇絎け、居敷当ての絎けがすべて終了しましたので、衽付けです。
褄先の額縁をしてみました。ウールで厚地なので裏から縫う額縁です。
なかなかうまくできなくて、2度やり直し、上手くできたと思ったら裏表を間違えて3度目で完成したようです。
衽付け、褄下裾絎けで、襟付けですので残ったところ頑張って下さいね。

SYさんは、肌襦袢です。
襟付けが済んで、襟幅標、縫い代のとじ、襟裏の本絎と進み襟先を作って残りを絎けました。
次に袖付けに進みました。袖付け縫い代を絎ければ完成です。
初めて針を持ったとは思えない出来上がりです。
残ったところはご自分でなさるでしょうから、次回は閂止めをして完成です。

STさんは、浴衣です。
今日は襟付けから、襟肩周りには適度な緩みを入れて丁寧に待ち針を打ち、襟付けを縫いました。
三つ襟芯を入れて、襟幅を標し、縫込みを織り上げ忍び綴じを入れて襟を絎けました。
次回に襟先をしたら、袖付けで、いよいよ完成です。

SGさんは、長襦袢です。
脇縫いの縫い代を居敷当ての端でくるんで絎けました。
こうすると、脇絎けが薄くすっきり仕上がるのですが、最近布幅の広い反物が増えて、居敷当ての羽二重でくるめ無いことが多いのです。
今回は上手くいって良かったです。
脇絎けが終わり、居敷当ての上部と裾の折り返しの絎けをしました。
次回は前幅の標を付けて、竪襟付けです。

SIさんは、浴衣です。
襟付けに進みました。
地衿に共襟を縫い付け、身頃の襟肩周りには力布を付けて、襟肩周りには適度な緩みを入れて丁寧に待ち針を打ち、襟付けを縫いました。
次回は襟を仕上げ、その次に袖付けで完成です。
月に一回のお稽古で、ほとんどお家では針を持つ時間が取れないという事でしたが、11月完成ですね。

SNさんは、浴衣です。
宿題をする時間が無かったとの事で、今日は、衽絎け、褄下絎け、裾絎けと絎け続きの1日でした。
ここが済めば、襟付けです。ぐっと完成に近づきますね。

皆様お疲れ様でした。
宿題が有る方は、無理のない範囲で頑張って下さいね。
来月は会場が変わりますので、お間違いの無いようにいらして下さい。
京橋以外の時は、重くて申し訳ありませんが、ヘラ台をお持ちの方は、御持参下さい。宜しくお願い致します。

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