近付きつつある台風の影響か、蒸し暑い1日でした。
新しい方をお迎えして、5人での開講でした。
KIさんは、綿ウールのしじら織単衣を縫っています。
生地がふっくらしていて厚いので、脇は2度縫いをして、縫い代を割る事にしました。
身丈が長いので、脇の2度縫いは大変でしたね。
袖付け周りの縫い代を整えて、八つ下に忍びを入れて、袖付け周りを絎けました。
次回は居敷当てです。
今までの浴衣より、少し上等の仕立て方です。
Iさんは、今日からお仲間入りです。しじら木綿の単衣を縫います。
寸法を寸尺に直して、総用尺を計算して裁ちました。
追いかけの縞柄なので、追い裁ちにします。
衽の柄を合わせるために、衽付けを裁ち目付にしました。
自分で縫うと、納得の柄合わせができますね。
袖、身頃、衽の標付けをして、袖を縫い始めました。
お疲れ様でした。
KDさんは、長襦袢です。
脇絎けの続きをコツコツ頑張りました。次は裾の絎けです。
柔らか物の手強さを実感中のKDさんですが、裾絎けが済んで前幅の標も付きましたので、次回は立襟付けに進みます。
お疲れ様でした。
SMさんは寝巻です。
褄先の額縁、裾絎けをして、襟付けに進みました。
地衿に共襟を縫い付けたら、襟に適度な緩みを加えて待ち針を打ちます。この待ち針が一番大変です。
これが決まれば縫うのはそれほどではありません。
次回は襟をまとめて、袖付けに進みたいですね。
お疲れ様でした。
SZさんは袷です。
裾綴じの続きから縫いました。
裏表の吊り合いを確認すると表が2分くらいかぶっていました。
標付けのミスが有ったのでしょうか...?
衽までかぶっていたので、直しが大変、2度直してどうにか納まったようです。
ご自宅でもう1度じっくり確認してきますとの事でした。
ここから裏表の中綴じ、襟のとじ絎け、褄先、衽の中綴じ、褄下絎けとまとめに入っていきます。
来月はお休みとの事。今年中に仕上がるでしょうか?お疲れ様でした。
今月の花形歌舞伎は、暑くて行く気がしないと予約していなかったのですが、評判が良いようで見たくなり、松竹のサイトを確認するとすべて満席、すごい人気ですね。
時々、(後援会辺りから戻ってきたチケットでしょうか)空席が出るのですが、私の都合の良い日が無く、行けないかな...と思っていましたら、不要なチケットを譲りますというネットの掲示板で、明日のチケット譲って頂けることになりました。
お昼休みに歌舞伎座前まで受け取りに行ってきました。
朝は、湿度は高かったものの曇っていて日差しの厚さは感じなかったのですが、お昼はピーカンです。歌舞伎座前では日差しを避けて絵看板の裏で待って、無事に譲って頂きました。嬉しい!!
明日は台風の影響がどのくらいあるのでしょうか?頑張って行って来ます。
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