2013年9月28日土曜日

和裁塾だより 9/28

朝晩はすっかり涼しくなって、秋ですねぇ。
今日は3人参加で開講しました。

Mさんは伊予絣の単衣を縫っています。
衽が付いて、褄下裾絎けまで終わりました。
今日はいよいよ襟付けなのですが、規則的に並んだ絣の柄合わせをきちんとしたくて、共襟も袖もまだ裁っていませんでした。
ここで柄を合わせて、共襟と袖を裁ちました。
布幅が狭めで振りの絎け代がギリギリなので、襟幅から細長くカットした布を振りに付けます。
これらを裁って、袖、襟の標を付けました。
共襟先に緩みを入れて地衿に縫い付けました。
三日月に作った力布も付けて、襟付けをと思ったらご用が有って早終いされるとの事です。
次回は襟付けからです。

Iさんは紬の単衣です。
襟を付けていらしたのですが、少し手直しをしました。
共襟の絎け代を折ってゾベで仕付を掛け、襟先を出来上がりに折ったら、襟先を地衿に縫い付けます。
そして地襟に共襟を絎け付けます。この時、地襟にきせが掛らないように絎けることが大事です。
拝見するとちょっと手直しが必要でした。
ここはお家で直していらっしゃるとの事、次回は襟幅を標して襟をまとめたいと思います。

Kさんは単衣用の長襦袢を縫っています。
今回は竪襟からです。
斜めの柄なので、前幅の標を付けてから竪襟の柄を合わせます。
その後、竪襟と襟先布と袖を裁って標を付けました。
そして、袖を縫ってから、立襟を付けました。
新モスが無くて上衿の標ができなかったので次回にします。

みなさんお疲れ様でした。
お時間が取れたら、宿題も頑張って下さいね。

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