2011年7月8日金曜日

道明日本の色名『縹』 西欧の色名『レモンイエロー』

道明組紐教室、今月紹介の日本の色名は「縹・はなだ」、
西欧の色名は「レモンイエロー」です。
縹のぼかしで組んだ笹波組と冠組
 縹を使った新柄は6色を使って暈しが綺麗な格子柄です。
下の写真、西大寺の愛染明王像に納入の経巻の紐からのデザインです。
西大寺の愛染明王像に納入の経巻
可愛らしいこの紐は下の「仏眼仏母像」からのデザインです。
6色の暈しで丸源氏組です。多色の暈しは染めが大変です。
仏眼仏母像 鎌倉時代
下の2点は夏期講習で教えて頂けるもの。
夏期講習では、通常の授業ではなかなか教えて頂けない組を教えて下さるので有難いです。
こちらは、下の写真の春日大社の平安末から鎌倉初めの作と云われる太刀の紐を復元して帯締めにアレンジされた物です。
沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀帯執の緒
こちらは知恩院の善導大師像(鎌倉時代)の胎内から発見された五臓六腑の紐(腸の部分)を切り替え御岳組で表した物です。
善導大師像納入五臓の組紐
夏期講習は暑くて大変ですが、これらを教えて頂けるのなら頑張って通います。

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