2009年8月6日木曜日

組紐のお稽古日

皆様、ありがとうございます。
ブログ村ランキング、着物・和装カテゴリーで52位になりました。
ご覧頂いている皆様のおかげです。
御礼申し上げます。

和裁塾 縁 会↓ こちらへもお訪ね下さいませ (^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/



先週は7月5週目でお休みだったので、今日は2週間振りのお稽古日、
暑い中、上野まで行って参りました。
ここしばらくは、帯締めから離れて小物の作り方を勉強中です。
小物とは、懐中時計の紐や根付の紐、被布の飾りひもなどのことです。
今日は、女物の無双羽織紐といって、とんぼ玉などを中心に通して組む羽織紐です。

小物は細かい作業が多くて、手間が掛かりますが、作っていて楽しいです。
どのとんぼ玉にどの糸を合わせようかと 、昨日さんざん悩んで決めました。
とんぼ玉の花模様のひと色に、糸の色を合わせてみました。
組み合わせが決まったら、糸の準備です。
まず、糸を小枠に巻き取ります。
こんな道具を使います。とんぼと座繰りです。


ここまでやって、先々週のお稽古の時に頂いたプリントを見て確認したら、この花模様のとんぼ玉は穴が大きすぎて羽織紐には適さないことが判明。残念^_^;
そこで、また振り出しに.....。





今度は、紫に柄の入った三角のとんぼ玉、これにグレイ系の糸をあわせました
なかなか良い取り合わせです。
この糸を、とんぼに掛けて小枠に巻き取って、今日のお稽古に行きました。

今日はまだ完成しませんでした。
来週は、夏期特別講習で普通のお稽古とは内容が違うので、続きは再来週です。
出来上がったら、ご覧下さい。
うまくいくと良いのですが.....


和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ (^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/


ランキング参加中です。よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

2009年8月5日水曜日

お花の名前

縁会日誌をご覧下さって有難うございます。
ブログ村の着物・和装カテゴリーで55位になりました。
1週間前に公開したばかりだというのに.....
皆様のお陰です。有難うございます。

和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ(^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/



今日は花の話題です。
この写真の花「白蝶草」という名前です。
たぶん、間違いないと思います。
10年位前私が「草物盆栽」を習っていた時、先生にそう教わりましたし、お稽古場となっていた山野草のお店にも「白蝶草」って書いて売っていましたから。

これは「シロチョウソウ」ではなく「ハクチョウソウ」って読むんです。
最近、お花屋さんで「白鳥草」って書いてあるのをよく見ます。
最近読んだ園芸の本には、白鳥に似てるから「白鳥草」なんて堂々と書いてあって、驚きました。
どう見たって蝶ですよね。
先日、4歳になったばかりの孫が「ちょうちょみたいなお花」と言ってました。
4歳の子でも分かるのに.....

別名「ガウラ」ともいいます。
我が家で咲いているのは、10年前に買った苗、色々な花と大鉢に寄せ植えにして有ります。
毎年咲いてくれます。
ながーい茎の先に花を付けるので、少しの風にも揺れて、風情があります。

今、ネットで調べたら「白蝶草」で間違いありません。
皆さん、もし「白鳥草」って書いてあるお店があったら「白蝶草」ですよって、教えてあげましょう。
花の色は、濃いめのピンクもあって、これは「山桃草」って言うそうです。
いつか、店頭で「赤白鳥草」って書いてあるのを見ました...赤い白鳥???
お花は種類が多いし新種も次々出るから、お花屋さんも大変だとは思うけど...勉強してね。

和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ(^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/

ランキング参加中です。よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

2009年8月3日月曜日

使いやすいお道具たち

以前、石田節子流着付け教室の半襟付けの授業を
担当していたことがありまして、
受講者の方皆さんがおっしゃるんです。
「先生、針はどういうのを使ったらいいんですか?」
半襟を付けるだけならどんな針でもいいと思うのですが、
やはり道具には、使いやすい物とそうでない物がありますよね。
私が愛用しているのは京都みすや忠兵衛さんの針です。
針先が鋭く、なだらかに細くなっているので縫い易いのです。
詳しくはこちらに→http://www.misuyabari.co.jp/


針の包みに数字が書いてありますが、上の数字が針の太さを、下の数字が針の長さを表しています。
上の数字の四は絹針で、三は木綿針という事になります。
下の数字は一から五までありますから、ご自分で縫いやすい長さのを選べばよいと思います。
私は、三の長さで縫いも絎けもやってしまうので、四ノ三と三ノ三を使っています。
針には糸を通す穴があいてますが、京都みすや忠兵衛さんの針には丸穴と溝穴があります。
通常の和裁用針は丸穴なのですが、糸が通しやすいように縦長の穴をあけて下さった。ありがたいことです。
50歳を過ぎたあたりから(早い人はもっと前から)糸が通り難くなるんですよね。
溝穴は中高齢者に有難い存在です。
この細い針にできるだけ大きな穴をあけるのは、熟練の技ですよね。

それでも糸が通らないという方には次にご紹介する便利グッズ
河口株式会社http://www.t-k-kawaguchi.com/の
「かんたん糸通しエスコートツイン」です。
似たような形の糸通しはほかにもありますが、この製品が良いのは丸穴針と溝穴(楕円穴)用の両方に使えるという事です。
丸穴に使えるものは珍しく、和裁受講者の方や組紐のお仲間の分も頼まれて、新宿オカダヤさんまで何回か買いに行きました。
この様に糸を掛け、針を刺して真ん中のボタンを押すだけ、かんたんです。






この黒いハートはチャコです。上の糸通しと同じ会社の物です。
プラスチックのハートの中に、チャコの粉が入っています。
金色のシールをはがすと、洋裁で使うルーレットのようなギザギザが付いています。
これで、線を引くとギザギザに粉がついて出て来るというわけです。
普通のチャコでは線が太くなってしまいますが、これは細くきれいに線が引けるんです。
そして、払うとすぐ消える、これは大事です。
着物は長いところをちくちく縫うので曲がらないようにチャコで線を引いて縫うのです。
正確さが大事ですから細い線が必要で、縫い終わったらきれいに消えないといけないのです。
お高い反物を縫うのですから、線が消えずに残っていては困るのです。
だから、白しか使いません。色のついたものは、落ち難いのです。
良い仕事をしようと思ったら、お道具って大事ですよね。
使いやすいお道具を作って下さる方たちに感謝です。

和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ(^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/

ランキング参加中です。よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

2009年8月1日土曜日

きゅうりもみ



昨日のキュウリは昨夜の食卓に胡瓜もみとなって登場しました。
釜揚げ桜海老も混ぜ込んで、もずくの酢の物も一緒に盛り合わせました。
ごちそうさまでした。






ご存じですか?このもずくがすごく美味しいんです。
「味の特急便日本海便り」さんの「日本海岩もずく」です。
東京あたりで売ってるのとは大違いです。
酢の物も美味しいけど、お勧めは味噌汁。
塩出しして切ったもずくをお椀に入れて
みょうがを刻んで散らし熱いお味噌汁をそそぐ。
簡単で美味しいです。お試しください。

和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ(^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/

ランキング参加中です。よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

2009年7月31日金曜日

高麗組です





さて、ホームページも完成したことだし、組紐にいそしむことにします。
これは高麗組、明るい藍と若苗色のぼかしです。美しい色です。
和裁塾受講の方に頼まれて、なかなか取り掛かれず、台に糸を掛けて少し組んで、あいだでホームページ作成。
K嶋さんお待たせして、ごめんなさいね。次に和裁塾にいらっしゃる時までには、仕上げます。
この写真は、組台で高台です。道明の高台は小ぶりで場所を取らないから家庭向きです。デパートの催事でよく組紐の実演をしてますよね。台の上に職人さんが座っている...あれが普通の高台です。それに比べると、だいぶ小さいですが、機能は一緒。趣味で家庭で組むには最適です。それに、椅子に腰かけて組むので、足も痛くなりません。優れものです。

どんな、話題だと皆さん興味をもって下さるんでしょうね。ブログ初心者の私は、頭を悩ませてしまいます。
どなたか、何かご質問はありませんか?どうぞ、ご遠慮なくお寄せ下さい。お待ちしてます。

和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ(^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/

ランキング参加中です。よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

近所の畑




うちのご近所、世田谷の住宅地に畑があるのです。
ここら辺は世田谷の中でも結構地価が高いんですよ。
芸能人の邸宅も近くに何軒かあるのです。
その中に、畑... きっと、不動産屋さんが狙ってるんでしょうね。
その畑で採れたお野菜を、ちょいちょい頂くんです。
親切なご近所さんで、有り難い。
今日も、胡瓜がどっさり、曲がった胡瓜のカワイイこと(^u^)
今夜は胡瓜もみにして戴きます。

和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ(^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/

ランキング参加中です。よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

2009年7月30日木曜日

お裁縫箱になんで櫛が...?


昨日の画像お裁縫箱の中に櫛を見つけた友人からメールがきました。
お裁縫箱になんで櫛が...?との疑問。
ごもっともです。この裁縫箱は組紐用なんです。
組紐の房を整えるのに使うんです。
道明では、足し房をします。
組みあがった帯締めの房に糸を足して、房にボリュームを出すんです。

足し房ができたら、組紐の組んである部分、房のすぐ上に、3×9cmくらいに切った白い紙を巻きつけて、端を糊でとめておきます。
足し房をしてボリュームが出ているので、爪楊枝1本を一緒に巻くと丁度いいです。
端を糊でとめたら、爪楊枝は抜いておきます。
その後、櫛の出番です。房を梳かして、やかんの口から出る湯気に当てます。
湯気を当ててからも更に梳かします。すると、見違えるように綺麗になります。
そして、巻いてあった紙を房まで移動させます。
それから、房を切りそろえます。
箪笥の中に、房がくしゃくしゃになった帯締めは有りませんか?
試して見て下さい。蘇りますよ。
尖った方は組目を解くのに使います。無くてはならない道具です。

この櫛は上野の「十三や」さんのものです。
この間、知人に聞かれました「なんで十三やっていうの?」
「9(く)+4(し)は13でしょ」と私。「なるほど」と彼女は納得してました。
「十三や」さんで「組紐に使うので」というと油を付けていない、棒が良く尖った物を出してくれます。
道明のお教室でもここのを使っているんです。
なんせ近く、隣のとなりがお教室ですから。

和裁塾 縁 会↓ お訪ね下さいませ(^u^)
http://server42.instantssl.co.jp/~yu20647/

ランキング参加中です。よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村