2011年12月5日月曜日

和裁塾だより 12/4

とうとう師走に突入しました。気忙しくなりますね。

日曜日の昨日、和裁塾開講致しました。
5人参加の予定でしたが、お二人キャンセルで3名となりました。

Hさんは、単衣長着を縫っています。
「宿題ができなかったのです」と悲しそうでした。
衿付けですが、剣先がなかなか決まらず苦戦…何とか縫い上げ、衿幅の標を付けました。
裾絎けなどの残りを済ませていらっしゃれば、次回は衿先を作り、衿絎けは宿題で袖付けに進めるのですが…年内完成を目指しましょう。

Oさんは浴衣です。青色の綿縮のお洒落な色柄です。
衿先を作って、衿を絎けました。
袖幅の標を付けて、袖付けに進みました。
振りの絎けが少し残ってしまいましたが、ほぼ完成です。
ゆっくり丁寧にお縫いになるOさん、仕上がりもきれいです。
昔、和裁の先生に、私も言われましたが、『ゆっくりでも丁寧に縫える人は上達します。慣れれば早く縫えるようになります。雑な仕事しかできない人は、何年経ってもすっきりと仕立てる事ができません。』頑張りましょうね。

Nさんは2部式襦袢を縫っています。単衣袖の半襦袢と裾除けは完成しました。
今度は無双袖の半襦袢です。身頃は縫い上がっているようで、お袖を縫いました。
無双袖は袖丈+1寸の4倍の布が2枚必要です。
丁寧に標付けをして、両方の袖口を縫いました。
袖口は、表袖側に緩みが入る様に釣合いを取ります。
表に返して袖口に仕付けを掛けたら、袖幅の標を付けます。
振りは裏が少し控えるように調整して縫います。
ここまで進んで時間となりました。次回は袖下を縫って袖付けで完成です。

皆さん、お疲れ様でした。
年末でお忙しいと思いますが宿題頑張って下さいね(^_-)-☆

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