昨日と今日、連続で開講しましたので2日分の和裁塾だよりです。
昨日はキャンセルがお二人で、なんと受講者お二人となりました。
本来なら、お二人の時は午後からの開講となるのですが、新しくご入会の方がいらっしゃるので、朝からに致しました。
その後、新規ご入会のSさんからご連絡が有り、用事が有って午後1時でお帰りになるとの事。朝からで良かったです。
そのSさんは久留米絣の単衣を始めました。
まず、布の表に標を付けて、反物の長さを測り、ご自分の身丈から総用尺を計算しました。
次に柄合わせをして、裁ちました。
規則正しく並んだ絣柄ですが一方方向の柄付けなので、追い裁ちにしました。
丈がたっぷりあったので、内揚げを入れて、きれいに柄を合わせるため少々無駄を出しても大丈夫でした。
裁ち終わったところで、お帰りになりました。
次回は標付けです。
Mさんは袷の附下を縫っています。
前回は、裏の衽付け寸法が合わなくて、合わないままご自分で縫っていらしたのですが、今回は表も裏も測ってみたところ、胴裏の標付けを間違えて5分長くしていたことが判明しました。
残念ながら、衽付けの上側を解いて胴接ぎを縫い直し、正しく衽を付け直す事になりました。
次に、表の襟付けに進みました。
これで、表襟付けと裏の襟付けが済んだら、いよいよ裾合わせです。
頑張りましょうね。
今日は3人のご出席でした。
Iさんは紬の単衣を縫っています。
脇縫いはごろつかないように開いて絎けることにしたので、脇縫いの2度縫いしました。
袖付け周りの縫い代を良く伸ばして絎けました。
今日は早くお帰りになったので、ここまででした。
次回は衽付けに進みたいと思います。
KJさんは結城縮の単衣を縫っています。
襟付けが済んで、掛け襟を絎けましたが、問題発生やり直しました(^_^;)
掛け襟の絎けはとても大変で時間が掛るのです。お疲れ様。
三つ襟芯を入れて、襟幅を標し、襟幅を整えて掛け襟下に綴じをして裏襟を仕付で止め、襟先を作りました。
裏襟の絎けは、宿題です。
ここができれば、袖付けで完成となります。
あと一息です。
KYさんは竺仙の奥州小紋です。
浴衣の仕立てで縫っています。
脇縫いまで宿題でしたが、片側の裾が合っていなかったので、やり直しました。
袖付け周りの縫い代をよく伸ばして整え、身八つ下に忍び綴じを入れて、ミミ絎をしました。
脇下の縫い代のミミ絎は宿題です。
KYさんは、和裁は初めてとの事ですが、丁寧にお縫いになるので仕上がりが楽しみです。
皆さん、お疲れ様でした。
年末に向かってお忙しいと思いますが、宿題頑張って下さいね。
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