先週土曜日は、6名参加で和裁塾を開講致しました。
Yさんは浴衣を完成させました。おめでとうございます!
竺仙の綿紬に秋草柄のシックな大人浴衣です。
月に1回の出席で、妥協せず丁寧に縫われるので時間が掛りましたが、上々の仕上がりです。
画像をご覧ください。
柄のアップです。秋草の暈し染めはさすが竺仙です。
この日から綿縮の浴衣に掛りました。裁ちと標付けまで進みました。次回は年明けになりそうです。宿題頑張って下さい。
Hさんは紬の単衣です。衽付けへ進みました。
縫い代を絎ける時に、表布とのつり合いが上手くいかず、弛んだり攣れたりするのを克服すべく、丁寧に待ち針を打ち、裏から表から何度も確認して絎けました。
1度で完璧な仕上がりです。丁寧な仕事は必ず出来上がりに反映しますね。
次回は衿付け、年内には仕上がりそうです。
Tさんは長襦袢です。
順序が違ってしまいましたが、居敷き当てを付けました。
背綴じ、脇綴じ、上部と脇を絎けて、裾絎けです。
お家で出来るところは宿題にして、上衿の衿先と、衿絎け、袖付けの止めに進みました。
間々にノートをとって熱心に進められています。
もう間もなく完成しますね。
次の作品も準備が出来ているようですから、楽しみですね。
課題は「あせらず丁寧に…」心掛けて下さい。
Oさんは浴衣です。綿縮に青地のしゃれた柄です。
衿肩周りに力布を付け、地衿に共衿を縫い付けて、衿付けに進みました。
丁寧に待ち針を打って、つり合いを確かめて縫いました。
Oさんもゆっくり丁寧な仕事振りです。初めの浴衣も、1枚目とは思えない仕上がりでした。
「自分で縫いました」と、胸を張って着られるように頑張りましょうね。
Sさんは、銘仙の単衣です。
前回、ほころびを直したいとお持ちになった古い銘仙でしたが、糸が全体に弱っていてこのまま着るのは不可能という状態でしたので、解いて単衣に縫い直す事にしました。
ご自分で解いて洗ってお持ちになりました。
身丈がぎりぎりでしたが、切り下げ繰り越しで対応しました。袖と身頃、衽の標付けまで進みました。
月に1度しか参加できないので、標が消えないように糸標しで丁寧に付けました。
Yさんは今日が初稽古です。しばらくお待ち頂いていましたが、やっとご入会頂けました。
既製品の夏用長襦袢の直しです。
身丈が長いので裄も長いと思っていたという事でしたが、測ってみると身頃は長く裄は短い事が判明。身丈を詰めて、袖幅を出します。
この長襦袢、裾に返りが無く、単衣着物の様に細い三つ折り絎けになっていたのですが、それも直せて裾返りができました。
午後からの参加で時間が短かったのですが、針仕事は「釦付けくらいです」とおっしゃりながら、飲み込みが良く順調に進みました。次回は、竪衿先と、袖幅です。
宿題頑張って下さいね。
街には早くもクリスマスの飾り付けが見られるようになって、1年の終わりが近付きつつあるのを感じさせますね。あと、40日と少し、あわただしく過ぎ去りそうです。
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