2010年11月21日日曜日

和裁塾だより 11/20 

20日は、4週間ぶりに土曜日和裁塾開講でした。
お1人がお仕事の都合でキャンセルになり、4名の方が参加して下さいました。

Sさんは、紬の単衣長コートを縫っています。
背縫いを箱千鳥かがりして、前上がりを縫い脇縫いまで進みました。
紬のコートは暖かいので、撥水加工をして置くと寒い時の雨コートとしても着られて便利です。

Kさんは、肌襦袢が縫い上がりました。
今回から、日舞のお稽古をなさっているのでお稽古用の浴衣の縫い直しです。
採寸して寸法を決めて、柄合わせを確認して標付けをしました。
袖も縫い始めるところまで進みました。
来年の夏までにこの浴衣と絽の小紋を仕立てる予定です。
間に合うように頑張りましょう。

Tさんは、高校生のお嬢さんの浴衣です。
竺仙の浴衣、黒地にリボンのような柄、蝶にも見えます。どっちかな?
宿題をする時間がとれなかったという事で、衽付けと絎け、褄下と裾の絎けをひたすらチクチク。次回は衿付けに進みます。

Hさんは、体調が良くなくて午後からの参加となりました。
竺仙の絽の浴衣を縫っています。朝顔の柄が涼しげで素敵な浴衣です。
お仕事が忙しく、宿題が進まなかったという事で、脇縫いと脇の絎けをしました。
袖付け部分の縫い代の始末は、コツが要りますがきれいに収まりました。
次に縫う物も、もう準備が出来ている様です。楽しみですね。

お稽古終了後、斜めお向かいくぼたギャラリーへ。
染織作家廣田真佑子先生門下の作品展が開催中なのです。
長年織物をやっている私の従妹も出品しています。
彼女と会ったのは何年ぶりだったでしょう。
アラカンの二人ですが、お互いにちゃん付けで呼び合います。
近況報告をしあってきました。

お訪ね下さいませ(^u^)


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