前回の和裁塾とは大違い、6名参加でにぎやかな授業となりました。
そしてまた、新規ご入会の方がいらして下さいました。
Sさんは紬の単衣長コートです。
羽織ってみたら少し短かったという事で、前上がりを直しました。
身頃の縫い方は、説明だけにして宿題とし、袖を縫いました。
コートの袖は袖口布を付けるので、単衣袖でも着物とは違います。
裄の長いSさんは袖幅が不足して、足し布を付けました。
いつもは、袖口縫い代をギリギリにして、少しでも袖幅が広くなるようにするのですが、今回は足し布のお陰で、余裕で袖幅がとれました。(*^^)v
新規ご入会のHさん、袷の長襦袢の裄直しです。
ご自分でしようと思って解いたものの手に負えなくなって、ご入会下さいました。
お袖は殆ど解いて有ったので、なるべく広い袖幅を確保するために縫い直す事にしました。
あまりの大変さに、四苦八苦でしたが、大丈夫、申し上げる通りに縫って頂けば出来上がります。
頑張りましょうね。
Ooさんは浴衣です。
今日で2回目宿題をする暇がなかった...とそのままお持ちになりましたので、お袖を縫いました。
丸みが綺麗にできなくて、お手伝いしましたが、初めてですから出来なくて当たり前。
次回までに、背縫いはお家で縫ってきて下さいね。
Kさんはご主人の浴衣です。
前回でほぼ完成だったのですが、袖付けの曲がりが気になって直しました。
そして、本当に完成しました。
柄が大きいのと、用布の長さに余裕がなかったために袖付けの柄だけ合わせられませんでした(@_@;)
でもそれ以外の柄合わせはバッチリ決まりました。
そしてこの浴衣には、ポケットが……下前の衽付けにポケット口が有ります。
ポケットの袋は衽と衿の中に入っています。
Kさん完成おめでとうございます。
Hさんは午後からの参加でした。
縫っているのは、ご自分の浴衣です。
朝顔柄の絽の浴衣、竺仙です。
お仕事が忙しくて宿題が出来ませんでした、という事で前回の続きです。
脇の絎けをして、衽を付けました。
次回は衿付けまでいけるように、宿題頑張って下さいね。
Onさんも午後からでした。
やはり、宿題が出来なかったという事で続きから縫いました。
脇縫いの絎けをして、まだ縫っていなかったお袖に掛りました。
お嬢さんが高校の家庭科で縫った洋裁浴衣の縫い直しなので、元禄袖の丸みに沿ってカットして在ります。
これが、縫いにくいのです。丸みが綺麗にできるとよいのですが......
縫い直す必要が無ければ、洋裁浴衣も合理的で良いと思いますが、和裁はやはり直線裁ちして頂きたいですね。
師走も目前、皆さんお忙しいとは思いますが、宿題頑張って下さいね。
お訪ね下さいませ(^u^)
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