ひと月程前のことですが、半襟付けについてご質問を頂きました。
『どうしても首の後ろ、襟の内側にしわができてしまう。後ろがシワシワにならないポイントを...』
との事でした。
下の写真は長襦袢の襟の後ろを内側から見たところです。
襟肩明の角の部分です。左の2本の待ち針は長襦袢の襟と半襟のずれを表しています。
長襦袢の襟と半襟を平らに揃えるとこの待ち針2本も揃う訳です
内側になる半襟はこの位つらせます。長襦袢の襟の厚みや半襟の素材に寄って釣らせる分量は変わってくるので何ミリですと言えないのが辛いところなのですが...
この長襦袢は襟に三河襟芯が縫い込まれていて襟が厚いので、下図のように半襟をつらせて絎け付けてみました。 半襟は塩瀬ですが、しっかりとした生地です。
長襦袢の襟と半襟のつり合いは、背縫いから3㎝は平らに、そこから5cm位の間で半襟を3mmつらせて、そこから3cmくらいの間で3mmつらせてみました。
その結果が下の写真です。きれいについたと思うのですがいかがですか?
YUKIさんお返事遅れてしまいました。ごめんなさい。ご理解頂けましたでしょうか?
≪和裁塾 縁 会≫お訪ね下さいませ (^u^)
にほんブログ村ランキング参加中です。
よろしかったらクリックを!
お針箱さま
返信削除いつも楽しく勉強させていただいております。
半襟付けのポイントをこのように詳しくアップしていただき、恐縮しております。
そして、出来上がりがとてもきれいで、思わず「お~~」っと声が出てしまいました(^。^)素晴らしいです。
私の理想の「内側」です。これを参考に自分でもきれいに縫いつけられるように練習します。
お針箱さんの教室が近くにあったらと、つくづく残念です。
機会があったら、いつかお邪魔させていただきたいです。
このたびは本当にありがとうございました。
YUKIさん
返信削除早速コメントありがとうございます。
工夫してみてくださいね。
東京にいらっしゃる事があったらご連絡下さい。
個人レッスンしますよ(^v^)