2012年5月9日水曜日

和裁塾だより 5/9

不安定なお天気が続いていますね。
今日の和裁塾は、6名の参加で開講致しました。

MYさんは、浴衣です。
宿題の脇縫いを終えていらしたので、脇縫いに鏝を掛けました。
袖付け周りの縫い代を伸ばして、身八つ口下の縫い代に忍び綴じをいれて、ぐるりとミミ絎をしました。片方の脇絎けは終了、もう片方の脇縫いミミ絎の残りが宿題です。

Tさんは、紬の単衣です。
宿題の居敷き当てがきれいに付きました。
居敷き当ての裾を、背縫い脇縫いの縫い代に千鳥掛けで止めました。
前幅の標を付けて、衽付けまで進みました。
褄先の額縁を終えたので、褄下と裾絎けまでが宿題です。
確実に宿題をしていらっしゃるので、順調に進んでいます。
次回は衿付けです。頑張って下さいね。

Sさんも、紬の単衣です。
脇縫いの2度縫いを終えて、脇の絎けです。
袖付け周りの縫い代を良く伸ばして、この部分だけ絎けました。
下の部分は、居敷き当てを付けるので、後で居敷き当てと一緒に絎けます。
居敷き当ての裾を三つ折りぐけにして、背縫いにとじ付けました。
次回は、脇綴じ脇絎けです。衽付けまで進みたいですね。

Hさんは、小千谷縮を縫っています。
脇の2度縫いまでが宿題でした。次に脇縫いに忍び綴じを入れます。
布幅が広くて脇縫い代が多く、割って始末するので脇は合計3回縫う事になります。
そして、前身頃の裾から袖付け周りを通って、後身頃の裾までぐるりと絎けました。
縫い代の幅が広いので、折り込んですっきり細くして絎けました。
片側が終わって、反対側を絎けようとした時、問題が発覚!大変な事になってしまいましたが、辛抱強く直しました。お疲れ様でした。
反対側の絎けの残りが宿題です。
次回は衽付けです。後3回で縫い上げたいと思いますので、頑張りましょう。

Aさんは肌襦袢を縫っています。
今日は衿先から。
肌襦袢の衿幅は5分位なので、衿先を作るのは細かい仕事で大変です。
洗濯にも耐えるように、中で縫い代をしっかり止めました。
衿先を終え、衿裏の絎け残しを絎け、シルックの裏地で掛け衿を付けました。
袖を付けて縫い代を絎けたら、閂止めをします。
肌襦袢の閂止めは、前後の袖付け止まりと袖下明き止まり、身八つ口止まりと馬乗りで、片側5か所、その2倍で10カ所に入れます。
肌襦袢を1枚縫えば、閂止めは確実にマスターできますね。
初めの1枚、肌襦袢完成です。きれいに縫い上げました。
肌襦袢を1枚縫うと、浴衣を縫う時の基本が覚えられますから良いですね。
お疲れ様でした。次は浴衣です。楽しみですね。

Kさんは、午後からの参加でした。
木綿の単衣を縫っています。
脇縫いをしました。標付けをする時に、途中で布を動かしてしまったせいか、前後の脇縫いが合わなくて内揚げを直して調整しました。手間取ってしまいました。
次回は脇縫いの絎けをして衽付けまで進みたいですね。

帰る頃になって、雨がすこしづつ強くなって来ましたが、みなさま無事にお帰りになれたでしょうか?
明日はMTさんにお誘いを受けてお相撲見物なのですが、最近不安定なお天気が続いていますので、着物にするかどうか迷っています(@_@;)

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