2010年2月20日土曜日

着付けσ(^v^)私のやり方

今日は暖かで過ごし易い1日でしたね。
今週の組紐教室は月例の講習の週で、普通の授業は無かったし、
骨折した足のリハビリにも行く気になれなくて、木曜日からぼーっと過ごしてしまいました。気を取り直して、3日振りの更新です。

たまにしか着物を着ない私は、着るのに時間が掛かります。
やっと着れたのに帯が気に入らなくてやり直し、という事もありました。
時間を短縮して奇麗に格好良く帯が締められるように工夫したのが、このやり方です。

帯枕には帯揚げを掛けてゴム(ゴムテープを結んで輪にした物)で固定します。
この帯枕を使ってお太鼓を形作り、お太鼓の下端には仮紐も入れてクリップで留めておきます。

アップするとこんな形です。

形作ったお太鼓を椅子の上などの少し高いところに置いてにおき、自分が回って帯を巻き付けます。
通常の帯結びのように手先から1度巻いて締め、もう1度巻いて締めたら、
巻き付けたお太鼓側の帯の上にてを下ろし交差させて、お太鼓を上に折り上げます。
折り上げたところに仮紐を締めます。
仮紐は、前の帯の真ん中よりやや上に、ゆるまないようにしっかりと結びます。
お太鼓の下になる部分をごろつかないように整えて、お太鼓を上げ帯枕の紐を前にしっかり引いて結びます。
帯枕の紐は前帯の中ほどまでしっかり押し込みます。
お太鼓の下に通した仮紐を、前に持ってきて前帯の下に結びます。
お太鼓の中に、て先を通し帯締めも通して結びます。
帯揚を整えて結びます。
お太鼓の両端の帯枕の下になっているところを下に引いてお太鼓の山に丸みを付けます。

文章で書くと分かり難いですね。
お太鼓を予め形作ってクリップで留めておく、という事の他は通常の帯結びと変わらないと思いますが…
この方法は、ポイント柄の名古屋帯や、袋帯の二重太鼓にはうってつけだと思います。
この方法でやり始めてから5年位になりますが、やり直しは無くなりましたし、早くできるようになりました。
どうぞ、お試し下さいませ(^O^)

黄色っぽい灯の下で撮ったので、帯の色が変です。
本当は、地味目の紫系なのですが…(*_*;

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http://yukarikai.com/

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2 件のコメント:

  1. お針箱さま

    こんにちは。いつも興味深く見せていただいております。
    お太鼓を先に作る着付け、試してみようと思います。

    またリクエストさせてください。
    半衿の付け方ですが、どうしても首の後ろ、衿の内側にシワがよってしまいます。
    こちらのブログを参考にさせていただき、衿肩明のあたりは細かく縫っているつもりですが・・・。
    後ろがシワシワにならない半衿つけのポイント、教えていただけないでしょうか。
    よろしくお願いします。

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  2. YUKIさん
    何時も有難うございます。
    この着付けお試しになったら、感想をお聞かせ下さいね。

    半衿付けですが、内側にしわが寄るのは自然の事で仕方が無いのですよね。
    ただ、しわが多いと言うなら工夫して少なくすることはできますよね。
    昨年9月15日のブログをご覧頂いたと思いますが、内側の半衿を4㎜位つらす様に書きました。
    それでも内側のしわが多いようでしたらもっと多く6㎜位つらすようにして見て下さい。
    つらすのは衿芯も一緒にです。
    今度、半衿付けの手順を写真に撮ってみます。
    上手く撮れたらアップしますので、内側を多めにつらす方法を試してみて下さい。
    近かったら、和裁塾にちょっと来て頂けるのですがね…

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