2010年9月10日金曜日

道明・裛衣香えびこう

お願いして在りました「裛衣香」を昨日のお稽古の時に頂いてきました。
えびこうと読みます。
正倉院の宝物に在る、現在の匂い袋の原型ということです。
香木には邪気を払うという意味合いもあるようです。
一般に売られている匂い袋とは違い、落ち着いた感じの匂いです。
ブログで、匂いは伝わりません(^_^;)
早速箪笥に入れて、あの防虫香のにおいを取らなくては...


そして、昨日のお稽古は、絹高麗組4種の内“その3”です。
“その2”より、玉数が増えて少し幅が広くなりました。

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2010年9月8日水曜日

和裁塾だより

今日は、台風接近中の雨の中、和裁塾開講しました。
朝、新規ご入会予定だった方から、体調を崩されたとの
キャンセルメールを頂きました。
残念でしたが、元気になったらぜひ参加したいとの事。
快復をお待ちしています。お大事に!

他にも夏風邪でキャンセルの方があり、寂しくお二人での開講となりました。
Oさんは、牡丹の柄の浴衣です。
お嬢さんが、高校の家庭科でお縫いになった物を、解いて洗って
縫い直しています。
身丈は短く、身幅は広くとても着せ難かったとの事。
継ぎ接ぎは大変でしたが、蘇りますね(*^^)v
2枚同時進行中で、もうひとつは、既製品の長襦袢の裄直しです。
お袖が、ひどい縫い方だったのでこれだけはすべて解いて縫い直しました。
無双袖を、きれいに縫い上げるのはなかなか大変ですね。
ノート整理と宿題頑張って下さいね。

Kさんは、絹の羽二重で作った裾除けが完成しました。
丈もたっぷりあって、既製品とはちょっと違います。
上前にも下前にも竪衿を付けたので、2部式長襦袢の裾としても使えます。
試着をして、にっこり嬉しそうでした。
今日からは、麻の長襦袢です。
裁ちをして標付け、袖も縫いました。
次回は身頃を完成させましょう。
手先が器用で、物作りが好きなKさんは、友禅教室にも通うことにしたそうです。
楽しい事いっぱいでいいわね(*^^)

帰ってPCを開いたら縁会へ、お問い合わせメールが2通届いていました。
すぐにも、ご入会下さるようです。
この、ブログをご覧になってご連絡を頂いたようです。
有難いことですm(__)m

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2010年9月7日火曜日

単衣長襦袢

今日も、暑いですね。
朝は、少し曇っていて嬉しかったのに、すっかり晴れてしまいました。
まだまだ暑さは続きそうですが、暑いからと言って何時までも
白々しい絽の長襦袢を着ている訳にはいかないかしら?と思いまして、
この長襦袢を仕立てる事にしました。
これなら、袷の着始めにも合わせられそうです。

市松模様の薄藤色の絹です。市松模様が透けています。
真夏だと少し暑いかもしれませんが、単衣の時期ならピッタリでしょう。
早速、縫い始めようと、地のしをしました。
この細かい格子の部分が透けています。

この長襦袢、お手頃価格で購入したのですが、
銀座の有名呉服店ではお仕立て上がり¥55000でした。
なんという幸運(*^^)v
ちょっとヘバーデン結節の手が痛いのですが、縫い易そうですし頑張ってみます。

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寸法なおし⇒すじ消し&着物のシワ

「寸法直しは自分でします」という方の為に、「すじ消し」の方法をご紹介します。
寸法を詰める場合は良いのですが、寸法を出す場合、元の折り筋が目立ってしまいますね。
この折り筋を消すのが「筋消し」です。
この方法は、水を使うので、生地によってはシミになったり縮んだりします。
目立たないところで試して、不具合が有るようでしたら、プロに依頼して下さい。
ご自分でなさる場合は、自己責任という事でお願い致します。

この着物はプロの仕立士さんに仕立てて貰ったので、仕上げがきっちりしていて、かなり強力な折り筋が付いています。写真は、袖の袖付け部分です。
まず、白も(木綿のしつけ糸)を4本を水にぬらして、糸を指で軽くしごき水分を加減します。
糸がびしょ濡れのまま使うと、シミや縮みの原因になります。
糸を、折り筋に沿って置きます。
これは、表からやっていますが、裏からの方が無難かと思います。
糸の上を軽く鏝(こて)でなでます。
この時、押さえると糸の跡が着物に付いてしまうので、押さえないで「糸の上を軽くなでる」ようにして下さい。
水分が蒸発してジュジュっと音がします。
その時に折り筋の所に水分が付くわけです。
鏝でなでたら糸を取り除きます。
写真では、糸が折り筋からずれてしまいました(~_~;)
次に、当て布の上から鏝をかけます。
裏から掛ける場合は、当て布は要りません。
折り筋はきれいに消えました。若干縮みましたが、殆ど目立ちません。
うっすら白っぽい線は、摺れで生地が白くなった部分です。
仕立士さんは、きっと、プロ仕様のおも~いアイロンでしっかり仕上げをしたのですね。
左下の折り筋は袖振りの絎けのあとです。
今回は仕上がると、この筋は隠れてしまうので消しませんでした。

ついでに、もうひとつご紹介します。
着物を脱いだら、お尻の辺りにくっきりシワが...ということありますよね。
そんな時、スチームアイロンはNGです。
絹は、デリケートな繊維です。大切に扱いましょう。

では、シワの伸ばし方です。
白い絹の羽二重(胴裏)に、霧吹きを軽く吹きかけて湿らせます。
その布をシワの部分に当てて、その上からアイロンをかけます。
アイロンの温度は絹に合わせて、スチームはOFFにして下さい。

霧吹きのコツは、当て布を左手で持ち上げておいて、霧吹きを動かしながら掛けて下さい。
びしょびしょにしてはいけません。湿らす程度です。
着物に霧がからないように、着物を置いて有る方向を避けて、シュ~っと霧吹きを動かしながら掛けて下さい。

なぜ、当て布が、絹の羽二重かといいますと、手ぬぐいやさらしは布が厚いので水分を含み過ぎてしまうのです。
水分が多いとシミや縮みの危険が増します。
洗い張りした、不要の羽二重で構いませんので、水洗いして糊気を落として使って下さい。
色ものは、色落ちするといけないので避けた方が良いです。
古い羽二重も、あまり、シミや汚れが有る物は避けた方が良いでしょう。
濡らす事によって、着物にシミ汚れが移ってしまっては、大変です。

この時も筋消しと同様に、シミや、縮みが出ないか目立たない部分で試してからにして下さいね。
あくまでも自己責任でお願いします。

参考になりましたでしょうか?
ご感想をお寄せ頂けると嬉しいです(^u^)

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2010年9月4日土曜日

名古屋帯のたたみ方σ(^v^)私の場合

和裁塾の方に「名古屋帯って、どうたたむのが良いのですか?」と聞かれる事が良くあります。
他の方の参考にもなるかと思い、ご紹介させて頂きます。
私は、帯も着物も長さ80~85㎝位のたとう紙(着物2つ折り用)に包みます。
すると、箪笥に隙間なく収まり、厚さが出ない分省スペースになります。

松葉仕立ての名古屋帯の場合です。
松葉仕立ては、手先から4寸(約15cm)のところから開いて仕立ててある名古屋帯です。
帯を広げて、手先を写真のように手前に折ります。
手先を開いた帯の端に揃えて、右に持っていく
手先を上のようにたたんだ状態で、帯を4つ折りにする。
これで、着物2つ折り用のたとう紙に収まります。
帯が長くて4つ折りで収まらない時は、余る分を、たれ先で下側に折ってから、4つ折りにします。
この時、お太鼓の見える部分に折り線が出るようでしたら、胴の方を折って調節して下さい。
窓から帯が見えるように、たとう紙の折り線に合わせて帯を手前に置きます。
中の紐は結びません。
箪笥に重ねて入れると、結び目のあとが帯や着物に付く事があるからです。
たとう紙の中で帯が動くと、せっかく開いている窓から帯が見えなくなるので、
たとう紙の手前側に帯を置いて、たとう紙の幅を帯幅に合わせて折りました。
かぶせるところも内側に折り込んで、窓から確実に中が確認できるようにしました。

次は、名古屋仕立てのたたみ方です。
長いたとう紙を切らしていたため、
この帯は長い間、仕立て上がった状態のままで、短いたとう紙に入れっぱなしでした。
折りがくっきり付いていますね(ーー;)
このたたみ方は、大事な帯に折り線がたくさん付くのでσ(^v^)の場合NGです。
お太鼓と胴に巻く部分の境目のかんぬき止めをお太鼓の端に揃えます。
胴の部分を右へ折りお太鼓の端と揃えます。
胴の部分を、たとう紙の長さに合わせて下側に折り返し、左上に持っていきます。
初めに折った三角に合わせて、胴の部分を折り返します。
手先を、たとう紙の長さに合わせて、左へ折り返します。
たれ先をたとう紙の長さに合わせて下側へ折れば、出来上がりです。
帯の幅に合わせてたとう紙を折ったので、窓から中の物が確認できます。
上からも手前からも、中の物が確認できるので、着たい物を探すのが楽になりそうです。
帯のたたみ方、参考になりましたでしょうか?
ご感想をお寄せ頂けると嬉しいです(^v^)
単衣の裄なおしが済んだら、箪笥の整理がんばります(^O^)/
 
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単衣3枚裄なおし

9月になりました。単衣のシーズンですね。
で、単衣3枚の裄なおしをする事にしました。
今と昔は裄の測り方が違って、他の方に比べると、自分の着物の裄を短いと感じていたのです。
でも直すとなると大変なことに....と、そのまま着ていたのですが、
今年の春に、「なおそう!」と思って、その時仕立てやさんに頼んであった物から、裄を7分出して貰いました。
とりあえず、単衣3枚直しておけば、今シーズンは間に合うでしょう。
この夏だって、とうとう1度も着なかったのですから(~_~;)
今年は着るぞ!と、あしべの汗取りも買っておいたのですが...今年の夏は暑すぎました。

単衣を出すのに箪笥を開けたら、ひと月前に入れた防虫香の香りが、かなりきつい...漢方薬の匂いに近い...
こんな着物を着ては歩けないと、防虫香はすべて取り出しました。
匂いを取るため箪笥の扉を開けてあります(気休めに過ぎないかも)
単衣も袷も夏物も入り混じって、箪笥の中がごちゃごちゃになっていますので、
ちょうど良いから、虫干しをして箪笥の中身を整理します。ああ大変(~_~;)

先週の組紐のお稽古の時に、「道明の裛衣香えびこう」を勧めて頂いたのですが、
防虫香を入れたばかりだしとお断りしたのです。
でも思い直して、一昨日のお稽古の時に注文しました。
裛衣香でこの匂いが消えると良いのですが...

箪笥整理の必需品、たとう紙をネットショップで買いました。
このたとう紙、手前の折り山に窓が開いています。
これで、着物が探しやすくなります。ただ、紙質が今ひとつでした、残念!

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2010年9月2日木曜日

道明日本の色名『鳶とび』

道明組紐教室、
今月紹介の日本の色名は『鳶』(とび)西欧の色名は『ペールベージュ』です。
鳶って鳥は空高く飛んでいるのを下から見上げるので、黒っぽく見えますが、
近くで見ると羽はこんな色なのでしょうか?

 『鳶』を使った作品です。青色との取り合わせが素敵です。
左が段染めの高麗組、金砂子が入っています。
中が同じ段染めで冠組です。右の4色が使われています。
下の写真は鎌倉時代の舞楽の舞台(東寺)の装飾に付いている組紐を復元したものです。一枚高麗組です。
下の写真左の二枚がこの組紐が付いている装飾の部分です。
上の藍色の紐が付いているのは『牡丹唐草文様錦裾濃綾水引』
下の茶系の紐が付いているのは『獅子丸牡丹唐草文様錦裾濃綾水引』
下はお店の製品から『糸竹』です。これは御岳組ですが、竪筋模様と横段模様を切り替えて組みますので、切り替御岳と言います。
そして最後の写真は夏期講習で教えて頂いた『一段で組む新高麗組』の作品です。左側は、色々な模様を組出した見本です。
そして、お教室で今日組んだのは、絹高麗組です。
絹高麗には4種類有るそうです。今日はその2まで習いました。

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