2018年7月29日日曜日

瓢亭に行った時の着物

10数年前に作ったまま箪笥の肥やしになっていた夏塩澤を着て見ました。
数日前から天気予報をチェックしていたのですが、台風が来そうな気配に、何を着るかはお天気次第で、前日の夕方にやっと決まりました。
台風の通り道になってしまった地域の方は申し訳ないのですが…何とか台風は逸れて、絹物が着られました。
着物は、夏塩澤、帯は新道弘之さんの藍染(シンディゴ絞り)、帯揚げは更紗染めの絽、帯締は自作(意匠・糸は道明)です。
この夏塩澤は、駒撚りの白糸の間に五厘ごとに、藍の真綿糸が織込まれています。
真綿糸の節がいい味を醸しています。

この取り合わせ、如何でしょうか?
 
 
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縁会夏のお出掛けは『南禅寺 瓢亭 日比谷店』でお昼

オープンした時から、行きた~いとの声が上がっていた、『南禅寺 瓢亭 日比谷店』に行って参りました。
7名参加でしたが、今回は皆様お着物でした。
夏大島、小千谷縮、染め絽小紋、等々皆様すてきな夏衣でした。
集合写真は、また撮り忘れました。

お料理は昼懐石を頂きました。
小さな美しい器に、紫蘇香煎
↑白和え衣の下には無花果、  ↑鯛の昆布締め、
アスパラ、トマト、揚生麩    つるなの煮びたし
鳥獣戯画のお椀
椀の中は、鱧の真薯、冬瓜、はんぺん
八寸は、上から時計回りに瓢亭玉子、松風、薩摩芋、鱧、
とうもろこしのかき揚げ、
中央は、ぐじの炙り押し寿司酢蓮のせ
小さな蓋物の中は、雲丹
盆の柄は瓢の中に不昧公作の漢詩
読めませんが…
鮎の塩焼き、酢漬け茗荷、蓼酢
 
炊き合わせ、奥が賀茂茄子、
手前は左から揚げ生麩、万願寺、湯葉
ご飯の上には鯛でんぶ、素敵な椀には、赤出汁
デザートは、玉子のアイスクリーム、
白桃のコンポート、シャインマスカット
美味しく頂きました。
お店は数寄屋風の作りで、小さいお店ながら、さすが瓢亭という凝った造りです。
カウンターには畳が入っていて、和室の畳の上で懐石を頂いているかのようでした。
ご馳走様でした。

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2018年7月26日木曜日

和裁塾だより 7/25 7/26

25日は朝のうち、少し日陰で嬉しかったです。
都内では、24日夜雨だったようですが、この辺りは期待外れで降りませんでした。

7/25
お暑い中、今日も熱心な皆さんがお集まり下さいました。
おひとり振替日を間違えていらしたので、6名でした。

OGさんは、本日が初稽古です。
浴衣を縫います。
この浴衣、美術大学の工芸科で学んでいらしたお嬢さんが、ご自分で染めた物だそうです。
まずは、寸法の確認と見積もり、柄合わせでやや苦戦したものの、裁ち終えました。
次に、お袖の標を付けて、縫い始めました。

SDさんも浴衣です。
前回、標を付けたので、お袖を縫い始めました。
寸法表が見当たらなくなって作り直し、時間が掛かってしまいましたので、あまり進みませんでした。
次回は挽回です。

TNさんは、長襦袢です。
上衿付けを縫いきせを掛けました。
衿幅を標し、折り上げて綴じを入れました。
衿幅をさらに折って、襟裏を絎けました。

IMさんも、長襦袢です。
居敷当の脇を絎けました。
次は、身頃の脇の絎けです。
ここは時間の掛かるところです。
早じまいでここまででした。

HGさんは浴衣です。
襟先の留めをして絎け終えました。
次に袖付けです。
袖付け寸法を確認して、袖付けどまりに留めを入れ、袖付けを縫いました。
きせを掛けて、振りを折り絎けました。
少し残ったようですが、たぶん宿題で完成です。

NTさんは、紬の単衣です。
縫い直しで繰り回し、身頃に接ぎが入ったので、まず接ぎから縫い絎けました。
身頃の標しは後回しにして、お袖を縫い始めました。
早じまいで、ここで終わりです。

7/26 4名の予定でしたが、昨日怪我をされた方がいて、3名になりました。
TMさん、どうぞお大事になさって早く復帰して下さいね。

KHさんは、木綿の単衣です。
脇縫いが終わって、袖付け標を前身頃に写しました。
袖付け縫い込みを整えたて仕付で止めました。
脇縫いは、かさばらないように割って絎けることにしましたので、後ろ身頃の脇縫い代は、身頃に絎け付けました、
次に、居敷当を裁って裾を三つ折りにしました。

KMさんは、シルクウール(たぶん)の縫い直しです。
居敷当の上端を待ち針で止め、絎けは宿題です。
裾の端には、千鳥掛けを入れました。
次は襟付け、共襟を地襟に縫い付け、襟肩明きの力布も付けて、待ち針で止めました。
初めての広襟ですが、何とか縫えたようです、
次回は襟をまとめます。

OSさんは、うそつきのお袖を縫っています。
袖口に仕付を掛けて、袖幅を標しました。
次に振りを縫いました。
次回は袖下を縫って仕付けです。
可愛いわんちゃん柄なんです。
仕上がり写真お楽しみに!

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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2018年7月23日月曜日

和裁塾だより 7/21 7/22

お暑うございます。
この暑さいつまで続くのでしょう…

21日はおひとりお休みで4名でした。

MOさんは、お孫ちゃんの白衣を縫う事になりました。
お施餓鬼に間に合うよう大急ぎです。
裁って標を付け、お袖を縫いました。
元禄袖の大きい丸みは、初めてでしたがきれいに出来ました。
袖口絎けは宿題です。
背縫いとつまみ衽はミシン縫い、これも宿題。
大急ぎで仕立てます。

HGさんは、浴衣です。
衿にきせを掛け三つ襟芯を入れて折り込みを整え衿幅を標しました。
衿幅を折り上げて折込に綴じを入れました。
衿絎けは仕付で止めて襟先を作りました。
衿絎けの続きは宿題。次回は袖付けです。

OSさんは、うそつきのお袖です。
袖口を縫ってきせを掛けしつけをしました。
次回は振りを縫い、袖下に進みます。

KWさんは、午後からでした。
男物単衣羽織を縫っています。
衿の絎けをしました。

22日も4名でした。

UHさんは、袷です。
襟の柄合わせを確認して、標付けをしました。
地襟に適度な緩みを入れて待ち針で止め、地縫いしました。
共襟に仕付を掛けて、襟先を留め縫いました。

AYさんは、長襦袢です。
寸法を確認、見積もって裁ちました。
上衿以外の標付けを終えました。
次回から縫い始めます。

KWさんは昨日に引き続きいらっしゃいました。
衿絎けの続きから始めて、さあ袖付けと思ったら、身頃の袖付け寸法が1寸長くなっていました。
今日で完成の予定でしたが、残念!
マチを外して標を直さなくてはなりません。
かなりのがっかりですが、前向きなKWさんはサクサク解いて、身頃の標付けまで終えました。
次回はまちを裁ちなおして標を付けます。
来月2回で終えて9月に着て頂きたいですね。

IDさんは、長襦袢。
上衿先を作って襟を絎けました。
上衿中心に綴じを入れて、襟終了です。
次回は袖付けです。

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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2018年7月19日木曜日

和裁塾だより 7/18 7/19 男児四つ身浴衣完成! 白大島のような織柄単衣完成!

皆様、お久し振りです。
写真展も終わり、お盆も終わって一段落いたしました。
お暑い中、写真展にお運びくださった大勢の皆様に心から御礼申し上げます。
さて、10日振りの和裁塾だよりです。

18日はおひとりお休みで、4名でした。

THさんは、長襦袢です。
上衿付けを縫い、きせを掛けて衿幅の標をしました。
続きはお家でなさっていらっしゃるかな?
もうすぐ完成ですね。

IMさんも、長襦袢です。
居敷当の背綴じ脇綴じをして脇縫いを絎けました。
お家で時間が取れないからと、月3回通って下さっています。
次回で脇絎けが終えられるといいですね。

EGさんは、近江麻を縫っています。
脇縫いをしました。
この布は幅がすごく広いので、脇の縫い代が多くなってしまいます。
わきは2度縫いにして割り、三つ折りに絎けることにしました。
手間が掛かりますが、すっきり仕上げるために頑張ります。

MOさんは、お孫ちゃんの浴衣の揚げをしました。
昨年縫い上げた浴衣ですが、着る時期になったので、揚げをして付け紐を付けました。
可愛くできました。ご覧ください。
次に僧侶用白衣の続きを縫いました。

19日も4名でした。

SDさんは、単衣です。
お袖を縫いました。
丁寧に慎重に縫ったので、丸みも袖口もきれいに上がりました。
仕付けをして仕上げをして、袖幅を標しました。
身頃は揚げを縫いぐし仕付をしました。
次回は背縫いに進みます。

TNさんは、長襦袢です。
竪襟を絎けて、襟先を作りました。
次は上衿付けに進みました。
襟肩明きに力布を付け襟に適度な緩みを入れて待ち針で止め、縫い始めました。

OSさんは、単衣を縫っていましたが、スナップを付けて仕上げをして、完成です。
遠目には白大島のような織柄の着物です。
 

次はうそつきのお袖です。可愛いわんちゃん柄の長襦袢地です。
裁って標を付け、袖口を縫い始めました。

HRさんは、浴衣です。
お袖を縫いました。
お忙しくて、早じまいだったのであまり進みませんでしたが、丸みができたので、次回は袖口の絎けです。

皆様、お暑い中有難うございました。お疲れ様でした。

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2018年7月9日月曜日

和裁塾だより 7/7 7/8 華やかな色の阿波しじら完成!

暑い毎日が続いて、体調を崩す方が多いようです。
7日も8日もおひとり欠席でした。

7日
FMさんは今日も1番、阿波しじらです。
衿幅を標して折り上げ、縫い込みを綴じました。
絎けは仕付で押えておいて、襟先を作りました。
その後、襟裏を絎け、仕上げのアイロンを当てて完成しました。
ご覧ください。華やかなお色目です。
縞のグラデーションが、一方方向になるように柄合わせをしました。

きれいに縫い上がりましたね。お疲れ様でした。
 
UHさんは。袷ですが、その前に絽の着物の仕上げをしました。
帰りまで裁ち板を載せて押しました。
袷は振り縫いをしました。
表身頃は衽付けまで縫えていますが、総柄の訪問着の柄付けなので柄合わせが大変で、共襟の柄合わせに時間が掛かってしまいました。
次回は、襟の標付けをして襟付けです。
 
SHさんは、羽織です。
まちの縫い目にきせを掛け、裾芯を裁って入れました。
まち頭の留めをして振りを縫い、まち付けの中綴じをしました。
次回は袖付けです。
 
AYさんは、2部式長襦袢の裾除けを縫っています。
今日は腰布の部分なので、ミシンで縫いました。
まずは、付け紐を作りました。
腰布を本体に縫い付け、上端は折ってミシン掛け、付け紐を付けて仕上がりました。
マイ寸法の裾除け完成です。
1反の長襦袢地で、単衣と無双のお袖を作り、裾除けを作りました。
お疲れ様でした。
次は夏用の長襦袢を縫います。寸法を確認して見積もりました。
 
8日
午後からとのご連絡を3人の方から頂いていたのですが、なかなか皆さんお見えにならなくて、こちらから連絡したところ、おひとりは午後からとの事でしたが、結局体調が悪くてとお休みされました。
 
TMさんは遅れるとのご連絡を頂いていたのですが、11じ頃いらっしゃいました。
大島の袷を縫っています。
表の襟つけの待ち針を打ち始めたのですが、襟丈が足りません。
確認すると、襟付け流れの寸法を間違えていたようです。
縫い直しで襟丈が不足するので、共襟下に別布を足すことにしました。
衿を測って足し布を裁って、縫い付けて標付けもやり直し、地襟に共襟を付けたところで時間でした。
次回は襟付けに進みます。
 
SIさんは、午後1番でした。浴衣です。
脇縫いを縫って、袖付け標を前身頃に写し、きせを掛けました。
次回は脇のミミ絎けですね。
 
TMさんは紬の袷です。
前回から衽付けの手直し中です。
裏と表の衽付けを直しました。
 
IDさんは、長襦袢です。
上衿付けの続きからです。
襟付け縫い、きせ、衿幅標、縫込みの綴じと進みました。
襟先を後から作るので、襟先20cm残して襟裏絎けをしました。
 
皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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2018年7月8日日曜日

道明でお買い物!

和裁塾の皆さんが道明でおかいものしたので…と見せて頂きました。
どうぞご覧下さいませ。
 

2018年7月7日土曜日

可愛い和菓子

写友に頂いたお菓子。銀座『甘楽』
左手前は、牽牛織女です。
奥は小さいどら焼き、側がもっちりとして美味しいんです。
ごちそうさま!


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2018年7月6日金曜日

写真展やっています。


写真展のご案内です。画像をクリックすると大きく表示されます。
 
私も参加させて頂いています 「フォトクラブ丹青会」 の写真展です。
11日までやっています。
お時間とご興味のおありになる方は、是非どうぞ。
↓私の作品
 
 
 
 
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和裁塾だより 7/4 7/5 子供用肌襦袢完成!

4日は5名でした。

SDさんは、今日が初稽古。浴衣を縫います。
寸法を確定、見積もって柄合わせ、裁ち標と進みました。
お持ちになった浴衣地は、布幅が狭く丈も短かったのですが、裄があまり長くなかったので布幅は間に合いました。
丈の不足は、いつものように、下前の衽と共襟に隠れる部分の地襟に別布を接いで間に合わせることにしました。
お袖と身頃の標付けが終わって、衽の接ぎまで進みました。
次回は、衽と襟の標付けです。

IMさんは、長襦袢です。
脇縫いが済んで、前身頃に袖付け標を付けました。
縫い目にきせを掛け、袖付け縫い代を整え仕付で止めました、
身八つ下に忍び綴じを入れて、三角に開いたところを絎けました。

EGさんは、麻です。
背縫いを袋縫いにしました。
肩幅後ろ幅を付けて、前揚げを縫いました。
次は脇縫いに進みます。

TNさんは長襦袢です。
竪襟を付けて、衿幅を標しました。
衿幅を折り上げて絎けました。

THさんも長襦袢です。
竪襟の絎けの続きからしました。
襟先もきれいに出来て、竪襟終了です。
上衿に襟先布を付けて、身頃の襟肩明きには力布を付けました。
上衿は適度な緩みで身頃に留めてぬいました。
次回で衿をまとめます。襟先もご自分でできるようになりました。

5日は4名でした。

KMさんは、紬の単衣です。
前幅を標して、衽付けを縫い絎けました。
褄先の額縁を作って、褄下から絎けました。
この着物紬だと思って縫い始めたのですが、鏝が効かないところを見ると、シルクウールの様です。
ご親戚からの頂き物を、マイ寸法に縫い直しています。

OSさんは、お子さんの肌襦袢を縫っていましたが、肩揚げをして完成しました。
下着の肩揚げは、着物の肩揚げと重ならないように肩先にずらして揚げます。
OSさんのお子さんは歌舞伎の子役さんなので、女形のお役も演じます。
この肌襦袢は女形用で衿の繰り越しが、多く取ってあります。
引き続き3枚肌襦袢を縫います。
女形用をもう1枚と、襟繰り越しを付けないお稽古用を2枚です。
お母さん頑張っています。

KHさんは、木綿の単衣です。
しっかりした布で厚みが有るので、脇縫いは割って仕上げることにしました。
脇は2度縫います。
袖付け標を前身ごろに写して、整え仕付で止めました。
次回は居敷当です。

SDさんは、小紋の単衣です。
袖、身頃、衽と標付けをしました。
衿の標は後回しにして、お袖を縫い始めました。

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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