2013年2月27日水曜日

和裁塾だより 2/27

このところ寒い日が続いていますが、3月になればもう春ですね。
今日は5人の方が出席で開講いたしました。
今朝は小田急線が大幅に遅れて、到着が10時ギリギリになってしまいました。
早くいらしたMさんとTさんをお待たせしてしまいました。

Mさんはお引越しなどでしばらくお休みされていたので、3か月ぶりでした。
竺仙の松煙染めを縫っています。
衽付けまで、きれいに縫い上がって、いよいよ襟付けです。
柄合わせのために、襟の標付けを後回しにしていたので、ここで柄を合わせ共襟を裁ち標を付けました。
前回の浴衣はばち襟だったので、今回は広襟にしました。
共襟を地襟に縫い付けて、表襟を待ち針で止めました。
広襟は初めてなので、表襟を身頃にしつけで止めておいてから、裏襟と一緒に縫う事にします。
今日は、表襟の仕付まで進みました。

Tさんは絽小紋を縫っています。
Mさんと同じく襟付けでした。
前回の紬単衣の時、広襟経験済みですが、すごく大変だったというので、Mさんと同じく表襟はしつけで止めておいてから、裏襟と一緒に縫う事にしました。
表襟を身頃にしつけで止、裏襟を待ち針で止め襟付けを縫います。
Tさんは呑み込みが良く、ノートもしっかり作ってあるので、ポイントの説明だけで、お一人で進められます。
私はとっても楽です(^_-)

Nさんは浴衣が途中でしたが、半襟付けをしたいとの事。
今までは差し込み芯を使っていて、襟が浮いて襟元がきれいに決まらなかったので、バイヤス襟芯を使って半襟付けをしました。
バイヤス襟芯は裁ち目が伸びるので、襟肩空きの内側になるところは、襟の幅に合わせて襟芯を折り込んで使います。
目の詰んだしっかりした半襟で縫うのが大変でしたが、きれいに付きました。
浴衣は襟付けに進みましたが、早くお帰りになるという事で、地襟に付けた共襟がずれていたのでここを直しました。
邦楽奏者のNさんは、歌舞伎座杮落しの出演があるのでお稽古頑が大変です。張ってね!

Hさんは紬の単衣を縫っています。
前回、褄先の額縁ができていたので、褄下と裾の絎けをしました。
絎けが長いので大変でしたがきれいにできたようです。
順番が入れ違って襟付けが途中になっていたので、襟付けをしました。
次は共襟ですが、共襟に仕付を掛けたところで、切りが良いからと早じまいです。
次回は共襟付けからです。
5月着用を目指して頑張っています。

Yさんは袷着物の裄と身幅出しです。
お袖は仕立てが悪かったのと、裏がきれいでなかったので、すべて縫い直します。
身頃に肩幅袖付けの標を付けて、脇縫いをしました。
裏表左右4本の脇縫いで終わってしまいました。
袷の直しはかなり大変です。頑張りましょうね。

皆さんお疲れ様でした。
お忙しいようですが、次回も頑張っていらして下さいね。


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