5月初めの和裁塾は、雨。
朝は小降りだったものの帰る頃には、かなりの雨足になりました。
雨の人形町に色鮮やかな蝶が飛んでいます。
良く見るとソーラー発電の電動蝶でした。
この写真は植木鉢ですが、街路樹の下の植え込みにも仕掛けて有ります。
蝶の動きが本物っぽいので、一瞬だまされてしまいました。
さて今日の和裁塾は6名の参加。
ゴールデンウイーク最中だというのにみなさまご熱心です。
私が到着した時には、3名の方が机の準備をして下さっていました。
Mさんは、上っ張りの袖付けです。
付け詰めの袖なので、身頃の袖付け寸法と袖丈が違うときれいに収まりません。
少し寸法が違っていたので、袖丈の調整をして、収めました。
そして、先日芯入れをした袋帯を拝見、上手く出来ていましたので、たれ先手先を作りました。
もう1つは、独鈷柄の献上博多8寸名古屋のかがりです。
寸法を測ってたれ先手先をかがります。これは、お家でコツコツ地道にやって頂きます。
3点盛りだくさんで、宿題もいっぱいです。頑張ってね。
HRさんは小千谷縮です。
内揚げを縫って絎けて、背縫いを袋縫いにしました。
後ろ幅の標を付け、脇縫いまで進みました。
単衣は浴衣からで、4枚目でしょうか?
大分、理解が進みました。宿題頑張って来て下さいね。
Sさんは紬の単衣を縫っています。
居敷き当てを付けるので、背縫いの上部は袋縫いです。
後ろ幅と肩幅を付けて、脇縫いまで進みました。
布幅が広いので脇縫い代は割る事にしました。
脇縫い縫い代を割る時は、脇縫いを2度縫いします。
片方の脇縫いが宿題です。頑張ってね(^_-)-☆
Kさんは木綿に単衣です。
Sさんとちょうど同じところを縫っています。
居敷き当てを付けるので、背縫いの上部は袋縫い。
やはり、布幅が広いのと、布に厚みが有るので脇縫い代は割ります。
脇縫い縫い代を2度縫いしまた。縫うところがいっぱいで大変!
宿題頑張って下さいね(^_-)-☆
Mさんはお知り合いに頼まれた、洗い張り物をお持ちになりました。
「単衣でも良いとおっしゃっているので…」というものの拝見すると紅葉に菊の柄です。これを単衣にする訳にはいかないでしょう(@_@;)
Mさんの初袷は、付け下げ訪問着になってしまいました。
今日は、ほとんど身頃の柄合せとなりましたが、時間ぎりぎりまで頑張って表身頃の標付けまで進みました。
次回は裏を裁って、他の部分の標を付けます。
袷は精度が大事です。丁寧にを心がけて、大変ですが、頑張りましょう。
HGさんは浴衣です。
両面染めの細かい柄、綿絽です。江戸小紋の様な細かい型で染めて有ります。
衿の標付けはまだなのですが、後回しにして縫いに入りました。
袖を縫って、身頃は背縫いです。
後ろ幅肩幅を標して、脇縫いに入りました。
次回は脇縫いの縫い代を始末して、衽付けまで行きたいですね。
お袖の続き頑張って下さいね。
昨日の雨は、どんどん激しくなってまだ降り続いています。
今日の午後は新宿まで行きたいのですが…
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