今日も暑い中、和裁塾を開講しました。
教室としてお借りしているお部屋は、日があたっていて暑いのです。
障子の有る和室なので幾分日差しは遮られますが...でも暑いです。
利用者が到着してから自分でエアコンを入れるので
冷えてくるまではかなりの暑さ、テーブルを出すだけで汗が噴き出ます。
今日も一汗かいてからお稽古が始まりました。
今日の参加者は、お1人キャンセルがあって4人になりました。
アンティーク好きのSさんは今日も袖丈詰めと裄のお直しです。
前回、袖丈を詰め、裄を直したとんぼ柄の夏お召しが出来上がり、お持ちになりました。
きれいにできていました。
洋裁がお得意で針仕事のお好きなSさんは、飲み込みも早くてお仕事が丁寧です。
今日のお直しは付け下げだったので、柄合せまではお教室でしましたが、残りはお家で仕上げられるようです。
単衣袖の縫い方も裄の直し方も、マスターなさった様です。
Nさんは、麻の長襦袢の直しです。
袖丈を長くしたいのですが、袖丈をご自分の寸法にするには、
出来上がっている袖丈の布が、2寸足りませんでした。
そこで、左右の後ろ身頃からそれぞれ2尺8寸を切り取り、これを袖にします。
そして、今まで袖だった部分を後ろ身頃に足します。
長襦袢は内揚げが多いので、足した布(元の袖)が2寸短くても不足分は内揚げを減らして間に合いました。
袖は一から縫いますし、身頃は脇縫い全部と背縫いは上部残して解きますし、解いたところは縫わなくてはなりませんから、かなり大変です。
でも、頑張って直す事にしました。何にも代え難いマイサイズです。
Tさんは、お嬢さんの浴衣です。
前回直したワンピース型うそつき長襦袢に半襟を掛けることになっていたのですが、私がお約束した襟芯を持って行くのを忘れました。ごめんなさい。
で、今日は浴衣を裁ちました。
16歳のお嬢さんの浴衣です。
黒地に紐をリボンに結んだ模様、あっさりとしていて大人な柄です。
最近の若い方の浴衣は洋服の花柄プリントといった感じのが多いので、これはおしゃれで目立ってしまいそうです。
例によって、注染浴衣は柄合せが大変です。
でも何とか終了。
身頃は、お家で縫っていらっしゃるそうです。
お姑さんから、お若い時に和裁を習われたそうで、裁ちは無理だけど、縫うのはお出来になるそうです。
夏休みの間に頑張って下さいね。
お仕事の都合で、午後から参加のNさんは、阿波しじらの浴衣です。
居敷き当てを付けました。
化繊の居敷き当てはツルツルとして縫いづらく大変でしたね。
次回に衽が付けられるように、残りはお家で仕上げましょうね。
順調に行けば後3回で出来ると思います。
お暑い中お疲れ様でした。
明日からお天気が崩れるようですが、少し涼しくなってほしいですね。
お訪ね↓下さいませ(^u^)
〔 和裁塾 縁 会 〕
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