2010年1月23日土曜日

締められない藍型帯のその後

1月8日のブログに書いた藍型帯のその後ですが
3件の染屋さんに相談しました結果、水洗いしても色落ちを止める事はできないし、
水洗いをすると染料が流れて白いところに色が付くかもしれないし、
色ムラができて使えなくなるかもしれない、と言われました。

でも、縮んでしまうから洗えないと言った方は有りませんでした。
1200本の糸で織ってあるから縮むなんて、おかしな事言う人はいませんでした。
いるわけないですけどね。
無知な店員がどこかで聞きかじった事を鵜呑みにして言っているんでしょうね。
洗って縮んだら幅出しすればいいんですから…

でもこの帯どうしましょうと考えて、付け帯にする事にしました。
1回目に胴に巻く部分を別の布にして、お太鼓を形作って背中に当たるところに別の布を縫いつけたら、この帯地が着物に密着する部分がなくなるのでは…と考えました。

実はこの帯、目の粗い生紬なのですが、頼んだ訳ではないのに、帯芯に真綿を引いて入れてあるんです。
その真綿が布目の隙間から出てきて、まるで帯に綿ゴミが付いているように見えるんです。
その真綿を取ってくれる約束になっているのですが、先日そう言ったら信じないんですよ。
その時の担当者を調べて確認しないと…って言うんです。

あの店にはもう行きたくないので自分でやる事にします。
解いて真綿を取って別布を足して、芯を入れ直し付け帯にします。
今は、忙しいので時間が出来たらやります。
できたらアップしますので、同じようなお悩みの方はご参考になさって下さい。

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