2017年7月21日金曜日

和裁塾だより 7/19 7/20

このところ、和裁塾縁会へご入会のお問い合わせを多く頂いております。
先月から4名の方がご入会下さいました。有難い事です。

19日は5名の方がいらして下さいました。
Mさんは、男物単衣を縫っています。
お袖を縫いました。
お家で眠っていた古い布なので、布幅が足りず足し布をしました。
袖下を袋縫いにして縫い、丸みを作って、袖口絎けです。
ひとつひとつ丁寧に縫いました。

THさんは絹物単衣です。
背縫いを縫っていらしたのですが、裾がずれてしまいました。残念ながら直します。
背縫いや脇縫いで裾がずれてしまうときは、裾を揃えて揚げで調整します。
縫い直して背縫い終了です。
後幅と肩幅を標して、背縫いにきせを掛け背伏せを絎けました。
次は前揚げを縫ってくけ、脇縫いに進みました。

TNさんは、大島の単衣です。
お袖を縫いました。
この大島はミミが白くて幅が広いので、袖口の絎けを工夫して白い部分が見えないように仕立てました。

午後からSZさんがいらっしゃいました。
SZさんは、浴衣を縫っています。
脇縫いをして、袖付け周りの縫い代を整え身八つ下に忍びを入れて、ミミ絎けです。

MDさんも午後からです。
麻の長襦袢に半襟を付けました。
前回の続きだったので、ほどなく終了。
古い上布の着物をお持ちになったので、洗って縫い直すことにして、残った時間で解きました。

20日は、途中まで来たのですが体調が悪いので帰り事にしますとODさんからご連絡があり、4名になりました。
ODさん、もう良くなりましたか?どうぞお大事になさってください。

HOさんは、浴衣です。
寸法を確定して、見積もり柄合わせ裁ちと進みました。
お母さんから譲り受けた古い布で、幅も丈もぎりぎりなので、柄合わせに苦戦しましたが、何とか終了。
標付けをすべて終えて、お袖を縫い始めました。

TMさんは、長襦袢です。
この長襦袢は一衣舎さん考案の縫い方で仕立てていました。
通常長襦袢は、後幅を着物より5分広くして、前幅を1寸広く仕立てますこの時竪襟幅は2寸です。
一衣舎さんは、後幅を着物と同寸にして、竪襟幅を2寸5分にするのです。
この方法で仕立てていたのに、前回うっかりして衿幅2寸で縫い上げてしまいました。
申し訳ないのですが、ここで襟の絎けを解いてやり直して頂きました。
上襟付けにに進もうと思っていらしたのに、申し訳ありませんでした。
1回無料受講でお許し頂きました。
次回は上衿付けです。

KMさんは、ご入会をご希望で見学・体験受講でいらっしゃいました。
1日、運針と絎けの練習をされました。
大分お疲れのようでしたが、1日の練習で上達されました。
来月から受講されます。

午後からはOSさんがいらっしゃいました。
織り柄の絹物単衣を縫っています。
今日はお袖を縫いました。
袖口の絎け、しつけ、袖幅の標まで終りました。
身頃は、後の揚げ縫いに進みました。

梅雨中もあまり雨が降らず、明けてからは暑い日が続いています。
歩いて来られる方は汗だくで大変、みなさまご苦労様です。

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