2017年5月8日月曜日

和裁塾だより 5/7

連休に合わせて、2週間のお休みを頂きましたが、昨日から再始動いたしました。
ご出席下さったのは4名です。

TMさんは単衣物を縫っています。
紬風の化繊で、まるで細かい絣のような毘沙門亀甲の柄がプリントされています。
古いものの縫い直しで、元々の柄合わせが全然できていなかったのと、袖丈が不足していたのを改善するために、かなり工夫をしました。
あちこちカットして、カットした布を入れ替えて接ぎ、を繰り返して、縫い進めてきました。
本日は、褄下を絎け終えて、いよいよ襟なのですが、ここでも柄合わせをして、共襟の長さを確保するため、カットと接ぎです。
標付けが終わって、襟付けを…と思ったところで、襟肩明きの寸法を間違えて標付けをしていたことが発覚、標を付け直して襟肩明きを切り直しました。
待ち針の途中で時間になりそうなので、絎け残していた部分を絎けて今日は終了です。
次回は襟付けから始めます。
お疲れ様でした。

TDさんは、絹物の単衣です。
いよいよ袖付けに進みます。
袖幅の標を付けて、袖付け寸法の標を確認したら、袖付け止まりにしっかりと留めを入れて袖付けを縫います。
縫い目にせを掛けて、振りを絎けたら完成です。
少し残ってしまったようですが、ほぼ完成!
お疲れさまでした。

TZさんは、阿波しじらです。
背縫いが終わったので、後幅肩幅を標しました。
前の揚げを縫って絎け、前後身頃の耳を揃えて、脇縫いをしました。
きせを掛け、袖付け周りのぬいしろを整えて仕付で留めました。
身八つ口止まり下に忍び綴じを入れて、脇終了です。
居敷当を付けるので絎けは、後からです。
片側終了で、片側が途中、まで進みました。
お疲れ様でした。

午後からは、IGさんがいらっしゃいました。
木綿の単衣です。
ちょうどTMさんと同じところ、広襟の襟付けです。
柄合わせ裁ち→標付け→共襟縫い付け→力布縫い付けと進みましたが、やはり待ち針の途中になりそうなので、襟付けは次回にしました。
遠いところ、ありがとうございました。

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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