2014年5月12日月曜日

和裁塾だより 5/10 5/11

遅くなりましたが、土曜日日曜日と続けて開講いたしましたので、2日分の和裁塾だよりです。
土曜日は自宅はるひ野で、新規ご入会の方を、お二人迎えて開講いたしました。

Fさんは浴衣を縫っています。
衽付けと絎けの宿題を済ませていらっしゃいました。
褄下絎けと、裾絎けをしました。
褄下を絎けている内に、衽絎けの針目の大きいところや、柄の白い部分に紺糸の絎け目が目立つところが気になりだしました。
そこを直して終りました。
次回は襟付けに進みます。
夏には余裕で間に合いそうですね。

今日が初稽古のお二人はUさとNさんです。
Uさんは木綿の単衣です。
紺仁さんの松煙染め絞りの市松柄です。
大小の市松は柄合わせが難しいです。
苦戦しましたが、何とか決まり、身頃の標付けをしました。
身頃を縫って、肩幅が決まってから袖の柄を合わせ、前幅を付けてから衽の柄を合わせるようにしたいと思います。
頑張って縫いましょうね。

Nさんは、単衣の直しをしました。
おばさまから頂いた塩沢お召しの単衣の裄を直したいとの事。
試しに着てみると、裄はちょうど良いのです。
でも、呉服屋さんで測ってもらって誂えた着物とは7分違うとの事です。
7分出すのはやめて、袖幅だけで5分出すことにしました。
袖を外して振りを解き、鏝で折を伸ばして袖幅を付けました。
身頃にも袖付け寸法を標して、袖を付けました。
次回に振りを絎けて、浴衣の裁ちをします。

日曜日は京橋で開講です。5名の参加でした。

Oさんは息子君のゆかたです。
褄下と裾を絎けて襟付けに進みました。
順調に進んでいます。
弟君のも縫わなくてはならないので、お母さんは頑張っています。

Aさんは浴衣です。
背縫いをしていらしたのですが、裾がずれていました。
裾がずれてはいけませんので、残念ながら縫い直しました。
後幅、肩幅を標して次は脇縫いですが、その前に前身頃の揚げを縫いました。
次回は、脇縫いからです。
頑張りましょうね。

STさんは浴衣です。
襟付けの続きからです。
縫い目に鏝を掛けて、縫込みを伸ばし三つ襟を入れて襟幅を標しました。
襟幅を折り上げて、縫込みを綴じました。
次に襟裏を本絎し、裏から忍び綴じを入れました。
襟先は片側だけで時間切れとなりました。
次回、片側の襟先を作って、袖を付ければ完成です。
あと一息です。頑張りましょう。

SIさんは男性用の浴衣です。
袖付け止まりの下に忍びを入れて、脇のミミ絎をしました。
今日はミミ絎だけで終わってしまいました。
次回は衽付けに進みます。

SMさんは木綿の単衣です。
襟付けをしました。広襟は初めてです。
襟肩周りが上手くいかず、縫い直し苦戦致しました。
次回で襟をまとめたいと思います。

皆様お疲れ様でした。
次回も宜しくお願い致します。

にほんブログ村ランキング参加中です。
よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

お訪ね下さいませ(^u^)



0 件のコメント:

コメントを投稿