先月、行きつけの美容院で担当の若い美容師さんに質問を受けました。
「七五三って、年長さんでやる子と1年生でやる子がいますけど、どうしてでしょうね?Sさんのお孫さんは、どちらでした?」と。
「うちの孫は身体が小さいので満でやったんですよ。小さいと、着物に帯で重くて可愛そうだから...身体が大きい子なら数えでやっても良いでしょうけどね。」と私は答えました。
すると彼女は、「どうして満とか、数えとかっていうんですか?それが良く分からなくて…」との事。
「昔は、生まれたら1歳で、お正月が来ると2歳と年を数えたので、年長さんは数えの7歳でしょ。七五三は昔からの行事だから本来は数え年でやるものなのでしょうが、今は満年齢でもやるようになったので、子供の体格などを考慮して決めるんでしょうね。」と私が言うと、
「そうなんですか。数え年ってそう言う事なんですか。じゃあ12月生まれの子は月齢1か月で2歳になるんですか...」と驚いていました。
「そうなのよ。それが分からなかったの...」と私も驚いてしまいました。
彼女は、隣で別のお客さんの髪をカットしていた後輩に、「あなた知ってた?」と聞いていました。
後輩の美容師さんと、隣のお客さんまで、「知らなかったわ...勉強になりました。」と感謝されてしまいました。
数えとか、満とか聞いたことは有ったけど、どういう意味か分からなかったのだそうです。
考えて見ればそうですよね。
私の祖母くらいまでは数えで何歳とか言ってましたが、母は満年齢しか使いませんでしたものね。
彼女のお母さんは私より少しお若いくらいでしょうから、そのお嬢さんが知らなくても無理はありません。
私は、そうかそういう事を知らない人がいるんだ...と認識したので、知らない方のためにもう1度書きます。
数え年とは、生まれた時が1歳で、お正月を迎えると2歳と数えるのです。
1月生まれの子は1年近く1歳で居られますが、12月生まれの子は、あっという間に2歳になってしまいます。
私も、1年損をした(?)12月生れですが、先日誕生日を迎え66歳になりました。
なので、数え年は67歳ですが、お正月が来ると数え年68歳です。
急に年取ってしまいますね。
数え年で数えるのは七五三あたりで止めた方がいいですね。
でも、どうしても数えたい方は、お誕生日前だったら2歳足し、お誕生日が過ぎたら1歳足せば、あなたの数え年です。そして後2週間でもう1歳年を取ります。
どうです?やっぱり数えたくないでしょ!?
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