2013年5月9日木曜日

和裁塾だより 5/8

連休も終わって、5月の和裁塾が始まりました。
今日は、ちょっと寂しく3名の参加でした。

KIさんは浴衣を縫っています。
前回で衽が付いて、褄下と裾絎けもしてきて下さったので、残していた褄先の額縁を絎けました。
次は、いよいよ襟付けです。
共襟の柄を合わせて、裏襟を裁ち標を付け、地襟に共襟を縫い付けました。
残布が沢山あったのと、日舞のお稽古に着られるという事を考慮して、肩当てを大きくつけることにしました。
肩当ての布を裁って、標を付け、背縫い、前後の下端も縫いました。
背綴じをして、襟肩周りを身頃に縫い付けて、袖付けのところにしつけで止めました。
肩当てを大きくつけるときは、脇縫いの前にしてしまった方が良いのですが、後になってしまったので少しやり難かったです。
今回は広襟仕立てにするのですが、裏襟も一緒に縫うのは初心者の方にとってはハードルが高いと思い、表襟だけ仕付で止めておいて、その後、裏襟を待ち針で止めて3枚を一緒に縫う事にしました。
今日は、表襟を仕付で止めるところまで、進みました。
次回で襟を完成させ、袖付けまで進んで、宿題で完成させたいと思います。
楽しみですね!

Nさんは、先月歌舞伎座杮葺落し公演に出演されいて、お休みだったので、お久し振りの和裁塾です。
浴衣の続きですが、どこまで進んでいたのか、Nさんも私も覚えていない...。
確認すると襟付けまで進んで襟幅の標も付いていました。
襟を出来上がり幅に折り上げて、共襟下に忍び綴じを2本入れました。
こうしておくと、お洗濯をしても襟の中がゴロゴロになる心配はありません。
次は襟裏の絎けです。この本絎は長くて大変ですが、何とか終了しました。
今日は早くお帰りになられたのでここまででした。

KDさんも浴衣です。
前回は褄下絎けが宿題だったのですが、見せて頂くと標とずれたところが絎けてありました。
前回は褄下の絎けしろを4分にしたのですが、今回は5分にしました。
KDさんは前回の浴衣をお手本に標を無視して4分に絎けてしまったようです。
残念ながらやり直しです。
やり直しはお家でして頂くことにして、襟に掛りました。
襟の柄合わせをして共襟を裁ち、地襟の不足分に晒しを足して標付けをしました。
身頃には力布を付けたところで、お帰りです。
KDさんは小学生のお子さんがいらっしゃるので、5時までは無理ですが、熱心になさるので順調に進んでいます。あと2回ですね。

お二人が早くお帰りになったので、後はKIさんと私と二人で4時半までお稽古をして終了しました。

にほんブログ村ランキング参加中です。
よろしかったらクリックを!
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

お訪ね下さいませ(^u^)


0 件のコメント:

コメントを投稿