2013年3月8日金曜日

道明日本の色名『石黄・せきおう』 西欧の色名『フラミンゴ』

道明組紐教室 今月紹介の日本の色名は『石黄・せきおう』
西欧の色名『フラミンゴ』です。
 『フラミンゴ』はフラミンゴの羽の色です。
こちらは『石黄』を使った冠組です。
5色使いで段染めですが、こういう帯締めは使い回しの利く1本です。
この写真は鮮やかになってしまいましたが、実物はもう少し押さえた色です。
こちらは安田靫彦作『観世音菩薩像』からの意匠で、
上は笹波組、下は複雑な暈し染めが美しい地内記組です。
この写真も、朱が鮮やか過ぎになってしまいました。
今は、5月の道明展に向けて糸の注文が有るので、毎回新しい作品が紹介されます。
この写真手振れしてます。ごめんなさい」。
右の3本は平家納経の表紙や料紙からの意匠です。
『無量義経』『序品』『分別功徳品』、金砂子が入った高麗組です。
次は、鎧の胴締めや刀剣の下緒に使われる亀甲組と同じ色の丸源氏組で、隣はそれらの色違いです。
中央左の3本は『西大寺戸張』の紐の色違いです。この組み方は難しいので似た感じに御岳組で作られたものが左隣です。
左の2本は源氏物語のイメージで、左が『明石』、右が『柏木』です。
段染めで金砂子が入った冠組です。
こちらは正倉院宝物の幡の飾りをペンダントにしたものです。
組紐と合わせて使います。
右の2本はそれぞれ2色の暈し染めの糸の見本です。
これは1枚高麗組で組んでありますが、手持ちを変えた糸が用意されていますので、色々な組に応用できます。これは嬉しい企画です。
左の2本は段染めの冠組です。これも上から2番目の作品と同じく使い回しの利く帯締めです。
そして道明組紐教室では、今年も新しいクラスができるそうです。
教室の正式名称は『道明古式糸組法教処』といいます。
画像をクリックして、拡大表示でご覧ください。
新しいクラスは月曜日午後ですが、ご都合が悪い方には、他の曜日で対応して下さると思います。ぜひ、お電話でお問い合わせください。
上野のほかにもお教室が有ります。
6番の渋谷シダックスは夜のクラスです。若い方が、お勤め帰りにお稽古できるようにと作られたクラスです。

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