西欧の色名は『オーキッドピンク』です。
こちらは西欧の絵画シリーズ、コロー作「モルトフォンテーヌの思い出」の意匠
左の4本は冠組の『浪の緒』どれも美しい暈し染めです。
右の3本は笹波組つづれ、段染めの糸に金糸が組み込まれています。
村上松園作「序の舞」からの意匠で銘『序の舞』の色変わりです。
多色の暈しが美しいです。
こちらは、龍村の布で作られた香袋です。
今年の干支に因んで竜の柄、細く繊細な組紐で縁取られています。
色とりどりの丸源氏組。
平家納経『方便品』の意匠で、左から亀甲組、高麗組、冠組です。
平家納経『法師品』『授記品』の意匠、高麗組です。
この時期は、5月の道明展に向けて糸の注文があるので、色々拝見出来て嬉しいですが、ゆっくり拝見していると組む時間が短くなってしまいます。
やっと亀甲模様が見えて来ました。
赤く見えるのは(実際にはもっと地味)海老茶で、黒っぽいところは焦げ茶、白っぽいところは薄いピンクです。
4色を使ったこの柄は、道明では「武家好み」と呼ばれています。
本科は紺、紫、緑、白茶の配色で、刀の下げ緒などに使われていた物です。
これはかなり個性的な紐になりそうです。
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