2011年5月7日土曜日

和裁塾だより 5/7 小紋単衣完成&お二人ご入会

今日の和裁塾は、おふたり新規ご入会頂き、6人の方にご参加頂いて開講致しました。

新規ご入会のSさんとOさんは、簡単長襦袢を縫いました。
Sさんは、お早くお帰りになったので片方の脇縫いまでしか進みませんでしたが、Oさんは裾絎けまで進んで、後は衿繰りの絎けを残すのみとなりました。
おふたりとも、次回は続きを仕上げて、浴衣の仕立てに入ります。
道は長いですが、地道に頑張りましょうね。

Hさんは皆勤賞を更新中です(^u^)
今は小千谷縮を縫っています。宿題を手直しして、袖はほぼ完成しました。
身頃は脇縫いまで進みました。幅の広い布で脇の縫い代が多いので、縫い代を3つ折りにしてすっきり仕上げます。
そのため、脇縫いは5㎜ずらして2度縫って、さらに忍び綴じをいれてと…3回縫う事になります。
このような仕立ては、普通に頼んだのではなかなかやっていただけないことなのです。
せっかくご自分で縫うのですから、最上等の仕立方でやってみましょう。
手間は掛りますが、仕上がりはきっと満足なさると思います。

Sさんは単衣の小紋が仕上がりました。
袖丈不足、身丈不足、衽丈も不足で、布幅が不足、不足だらけの布だったのですが、なんとかマイサイズに仕上がりました。
胴に接いである別布は腰紐の位置です。腰ひもを締めればまったくかくれてしまいます。
見えないところで継ぎ接ぎをして工夫がいっぱいの着物です。
手間が掛って大変でしたね。お疲れ様でした。

Kさんは、帯の直しです。Kさんの着付け方は、お太鼓を前で結んで後ろへまわす着方で、帯が長いとやりにくいのだそうです。
そこで、前回からずっと帯の丈を直しています。今日は3本直しました。
一口に帯の長さを短くすると言っても、その帯の状態でやり方はそれぞれ違います。
今日の3本はすべて袋帯でしたが、直し方は少しずつ違いました。

もうお1人のKさんは、棒襟の袷小紋を広衿に直しました。
ピンクの可愛い小紋です。宿題をきちんとしてきて下さったので、
今日は、衿幅の標付けと掛け衿下の綴じ、そして裏衿の絎けでした。
スナップも付けて、きれいに仕上がりました。
近江上布の着物と長襦袢をお縫いになって、この直しをしましたが、当分縫う物が無いという事で一応今回で終了です。お疲れ様でした。
お直しでもお仕立てでも縫う物が出来たら、またいらして下さいね。
お元気で(^.^)/~~~

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