「おめでとうございます。今年もよろしく」と、ご挨拶が飛び交っていました。
MOさんは、綿麻絽の浴衣を縫っています。
後内揚げの続きからでした。
縫って仕付けを掛けて、絎けて、背縫いです。
背縫いは2度縫いにしました。
次に、後幅肩幅を標して、前揚げの縫いに進みました。
今日は早じまいで、ここまででした。
MBさんは、男物の身丈直しです。
前回途中になっていた、脇の絎けをしました。
次は衽です。
解く前の縫い目を頼りに標を付け、衽付けを縫い絎けました。
次回は襟です。
TNさんは、大島の単衣です。
襟付けが終わって、きせを掛け三つ襟芯を入れました。
共襟の標がおかしかったので手直しして、仕付を掛けました。
共襟先を地襟に縫い付け、共襟を絎けました。
ここは時間の掛かるところです。
焦らずゆっくり丁寧に!ですね。
TMさんは長襦袢です。
上衿付けをしました。
竪襟下がりの寸法を間違えて、竪襟を付けていたので、ここで手直し。
手間取ってしまいましたが、上衿付けに進みました。
TMさんも早じまいで、ここまででした。
午後からは、MDさんがいらっしゃいました。
紬の単衣を縫っていますが、単衣に仕立てても着る機会が少ないので、こんな風に仕立てたいと、着物をお持ちになりました。
袖口布が付いて、上前の衽にだけ裏(裾回し)が付いている不思議な仕立ての着物です。
でも、袷でも無い単衣とも言えない、どう考えても半端な物にしか見えません。
その着物を仕立てた仕立て屋さんのオリジナルなのだそうです。
いずれにしても八掛は1枚分購入しなくてはならないですし、袷に仕立てては…と言いたいところですが、まだまだ袷を縫うのは無理なので、胴抜き仕立てにすることにしました。
MDさんにとって、かなりハードルが高いのですが、頑張るしかありません。
早速、八掛を注文しました。
八掛が届くまで表を縫っていることにしましょう。
という事で、今日は後ろの揚げを縫いました。
単衣を1枚縫っただけで、胴抜き仕立ては大変ですが、頑張りましょうね。
11日も5名でした。
AZさんは、阿波しじらです。
お袖付けをして、振りを絎け、襟中心にスナップを付けました。
身八つ口止まりには、閂止めをしました。
次に仕上げをして、完成しました!
藍色無地の阿波しじらに抜染で柄を出した物です。
ご覧下さい。
麻の居敷当を付けて、襟裏も麻を使って広襟仕立て、涼しく着られるように仕立てました。
AZさんお疲れ様でした。
KMさんは麻長襦袢です。
後の内揚げを縫って絎け、背縫いを縫いました。
背縫いはずらして縫って折り伏せに絎けました。
後幅肩幅も付けて、前の揚げを縫いました。
両方の前揚げができたら脇縫いに進みます。
OGさんは、単衣です。
衽付けを縫って、絎けました。
絎けが大分上達しましたね、一針一針ていねいに縫っています。
次回は額縁を作って褄下裾絎けです。
OWさんは、大人の浴衣を中裁ち寸法に直しています。
襟をはずし、背縫いで詰めます。
背縫いの2度縫いを宿題にして、裾絎けの解いたところを直しました。
袖付け寸法と身八つ口寸法を直して、ほどいた脇縫いを絎けました。
直しは手間が掛かって大変です。
次回は衽下がりを直します。衽の布が不足するので、居敷当に使ってあった布を帯の下になるところで接ぎます。
次回も大変ですが、頑張りましょう。
MDさんはお忙しくて午後遅い時間になってしまいました。
紬の胴抜き仕立てです。
後の揚げが縫えたので、鏝を掛けて背縫いに進みました。
揚げから下には八掛が付くので、揚げより上の背縫いには背伏せを付けました。
次回は前揚げを縫って脇縫いです。
頑張りましょう。
皆様、有難うございました。お疲れ様でした。
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