とうとう8月も終わりですね。
秋に向かって涼しくなるといいですね。
MBさんは、男物単衣です。
前揚げを縫って絎け、脇縫いに進みました。
脇を縫って袖付け縫い代を整え、脇の絎けです。
THさんは、絹物単衣です。
居敷当の裾を三つ折り絎けにしました。
中心を決めて、背綴じをして脇綴じ、脇絎けと進みました。
TNさんは、大島の単衣です。
前揚げを縫って絎け、脇縫いに進みました。
TMさんは、長襦袢です。
少々手直しがありまして、そのあと半襟付けです。
長襦袢にバイヤス襟芯を縫い付けて、半襟を掛けました。
手直しの部分がすべて終われば完成です。
次も長襦袢です。
洗い張りをした物の縫い直しです。
竪襟の無い仕立てだったのですが、今回、無双袖を半無双にして竪襟分を確保します。
半無双袖には、残布で袖口布を取って付けるので見かけは殆ど無双袖です。
柄合わせと、標付けの途中までできました。
MDさんは、午後2時ごろいらっしゃいました。
前回は麻の長襦袢を直したのですが、今回は冬物の長襦袢をお持ちになりました。
半襟付けをしたいとの事ですが、上衿の襟肩まわりの衿幅が広かったので直すことにしました。
着物の衿幅は、広襟を半分に追って1寸5分ですので、長襦袢の衿幅は2分引きにしておきます。
そこへ襟芯と半襟を掛けると1分増えるので、1寸4分になります。
着物より1分少ないので、着付けた時に、長襦袢の襟が飛び出ることはありません。
MDさんが、私の説明を聞いてだから半襟が出てたのね~とおっしゃっていました。
衿の絎けを解くと、中に綴じが全く入っていませんでした。
縫込みに綴じを入れ絎けてから、さらに衿幅の中心に忍び綴じを入れました。
これで、丸洗いに出しても襟の中がごろごろになることはありません。
半襟掛けは次回です。麻の長襦袢の直しも途中ですから、それもやってしまいましょう。
皆様、有難うございました。お疲れ様でした。
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