八寸名古屋ですが、綿紬の柔らかい素材だったので、お太鼓にも胴回りにも、芯を入れて名古屋仕立てにかがって下さいとお願いしたのです。
出来上がってくると、胴回りには芯が無く開き仕立てでした。
お太鼓にはバキバキの堅い芯が入っていて、余った布がお太鼓上部と手先に、縫い込んでありました。
届いたのは年末でしたので、年が明けてから元町まで、お直しをお願いに行きました。小雪舞う寒い日でした。
余分の布は切って、胴回りにも芯を入れて、帯芯はこれを使ってと、袋帯用芯を持ってお願いしてきました。
ひと月過ぎた頃にやっと届いたのですが、お太鼓上部に入っていた余分な布は、お太鼓から胴回りの続きに縫い込んで有りました。
手先にも、余分が縫い込んで有りました。
手先は我慢するとしても、胴回りに縫い込まれた部分は、帯を締めた時、結ぶかねじるか、たたむかしてお太鼓の中に入る部分です。
此処がこう嵩張っては結び難くてたまりません。
時期的には、もう冬が過ぎつつあって、使う機会も無かったのでそのまま箪笥に入れて有りましたが、先日もう1度直して貰おうと思い、遥々行って来ました。
今度は、いえ今度も、念には念を入れてしっかり頼み、納期もできるだけ早くとお願いしましたので、さすがに10日程で届きました。
この冬はやっと使えます。
北川弘繪さんのお弟子さんで、石井由美子さん作、手紡ぎ綿で桜染めだそうです。
色々な柄が、織見本みたいに市松に並んでいます。
ウールのツイードみたいな風合いです。
合せる着物は、ほっこり紬ですね。この冬は出番があるでしょうか?
ともかく、やっと仕立て上がって、やれやれです。
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