2012年9月16日日曜日

和裁塾だより 9/16 『道明の世界展』開催中

18日まで、日本橋高島屋で『道明の世界展』が開催されています。
昨日のお昼休みに、和裁塾の皆さんと見てきましたが、普段はなかなかお目に掛れない復元の組紐が展示されていて見ごたえがありました。
製品の販売もしていますが、デパートには並ばないような珍しい柄物が沢山あります。
是非、ご覧下さいませ。

和裁塾は、昨日に引き続き今日も開講です。
お二人が裁ちでしたが、4名参加でしたので、余裕で対応できました。

Iさんは、紬の単衣を今日からはじめます。
裁ち切り寸法も用尺も、ご自分で計算をして準備してありました(えらい!)
柄は片側に寄った太めの縞柄なので、追い裁ちにします。
どこを衽にしたいか、考えて柄を決め裁ちました。
身頃と衽と袖の標を付けました。
襟裏がなかったので襟の標は次回です。
今まで、丈の足りない反物で縫う事が多かったのですが、今度のは丈がたっぷり。
内揚げ入れても残布が出て、嬉しそうでした。

Kさんは、木綿の単衣です。
襟付けが済んで、縫い目にきせを掛け、襟の中の縫込みを整えで襟幅の標を付けました。
襟を仕上がり幅に折り上げて、掛け襟下に忍び綴じを2本入れて裏襟を絎けます。
襟先まで進みたかったのですが、時間切れになりました。
次回に襟先と袖付けに進みます。間もなく完成です。

Nさんは絽の無地を縫い始めます。
前回は絽小紋を裁ちましたが、この色無地と同時進行で2枚縫い上げるそうです。
なんと意欲的な方でしょう。
色無地は柄合わせもなく、裁ちは簡単です。
もうお家でお袖は縫い始めたそうです。
身頃と襟衽を裁ち標を付けました。
襟裏のご用意が無かったので、襟の標だけが後回しです。
揚げ縫い背縫いまでは、お一人でできますね。頑張って!

Hさんは単衣の道中着を縫っています。
宿題をする時間がなかったとおっしゃって、今日はひたすら絎け絎けでした。
次回は襟付けに進みたいと思いますので、裾絎けまで頑張って下さい。
でも、ご無理のないように!

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