道明組紐教室 今月紹介の日本の色名は『深緋・こきあけ』
西欧の色名は『アルミニウムグレー』です。
『深緋・こきあけ』と『アルミニウムシルバー』を使った意匠でネクタイとマフラーです。この配色で帯締めが欲しいです。
こちらは、西洋の絵画シリーズ、ルノワールの『サマリー夫人』からの意匠です。右から笹波組、唐組、御岳組、奈良組です。
ここから下は道明展に向けてのご紹介です。本当に惚れ惚れする物が多くて困ります。私は、いったい何本注文したのでしょうか(@_@;)
下の写真真ん中が『銘.紅梅』です。その色変わりで上から『金木犀・きんもくせい』と『杜若・かきつばた』、これらは複雑な暈し染めの御岳組です。
下の3本は多色の段染めです。6本に見えますが、結んだ時に左右の色が違って見える配色です。
上から『火末・ほずえ』の色変わりで墨色と薄紫の組みあわせ、次は『火末・ほずえ』の本科で洗い朱と紫の組み合わせで冠組みです。
一番下が『花信風・かしんふう』、『火末』より1色少ない段染めです。
こちらは『銘.春日』、常組です。この色魅かれます。
下は、家康所有の刀剣『助実・すけざね』の下緒の意匠です。下緒らしいきりりとした印象の紐です。
こちらは、平家納経『般若心経』からの意匠です。上が本科で下が色変わり、金糸と銀糸の入り方がおもしろいです。冠組と高麗組です。
こちらは綾出しの見本で松竹梅、ねじり梅がかわいいです。
下の6本は正倉院や中尊寺などの意匠からの綾出しです。なんと繊細なこと!
これで、道明展の糸の注文が出揃ったようです。
まだまだ先だと思っていた道明展も来月です。
そして、『江口愼一写真楽園10周年写真展』は今日が初日となりました。
会場は六本木ミッドタウンの富士フィルムフォトサロンです。是非、ご覧下さいませ。
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